漫画企画案備忘録64
【タイトル】:伊能忠敬と測量隊
【コンセプト】:国家的事業の裏側を描く。
【ジャンル】:ヒューマンドラマ
【主要人物】:伊能忠敬:日本地図を作った偉人。
岡田主計(おかだかずえ):伊能忠敬に同行する侍。そろばん勘定が得意。
【あらすじ】起:18世紀末、帝政ロシアが蝦夷地(北海道)に迫ってきていた。江戸幕府の天文方、高橋至時は国防的観点も踏まえて、蝦夷地の測量を幕府上層部に願い出る。外圧に脅威を感じていた幕府上層部はこの願い出を受け入れる。
承:至時は蝦夷地測量の大任を、19歳年上の弟子、伊能忠敬に任せる。伊能忠敬の一大業績、日本測量の始まりである。
転:当初、幕府としてもあまり成果を期待していなかった為、幕府からの同行者は公式にはいなかったが、“非公式”に岡田主計という人物が同行することとなった。
結:十数年の長きに渡り、数回に分けて行われた測量の旅。その道中での悲喜こもごもの出来事とは……。
【ポイント】・岡田主計という架空の人物の視線を用い、伊能忠敬の偉業を改めて眺める。
・あまり知られていないエピソードを上手くストーリーに織り交ぜる。
・旅漫画という側面も持たせられる。