スモールビジネスの教科書【読書感想文】
『スモールビジネスの教科書』は、安定して高い収入が欲しい、仕事だけでなくプライベートも充実させたい、人間関係のストレスを避けたい人にとって、貴重な情報となる一冊です。著者は軽い気持ちで一人で始めたビジネスが簡単に年間数千万の利益を生み出した経験から、スモールビジネスの可能性に気づき、複数のスモールビジネスに取り組んでいます。
これらの経験をもとに、初心者でも取り組みやすいようにまとめた本書を読んだ感想を記します。
スモールビジネスとは何か
スモールビジネスに向いているビジネスの基本
筆者は特に儲かっている企業を研究し、そのビジネスが解決している課題をずらすことによって、自分自身のその市場に参入することを推奨しています。中でも仕事や趣味で培った経験や知識を活かして出来ることに取り込むことが、優位性や独自性を産むとのこと。市場が存在しない=買い手がいないビジネスを仮に思いついたとしても、安定着実な収益は生まれない。市場は存在しているが、大企業がわざわざ取りに行かない、もしくは気が付きづらい領域を取りに行くことこそがスモールビジネスの一つだと考えられます。
感想
何気なく手に取った本書でしたが、今後の人生に影響を与えるような本でした。特にスモールビジネスの基本である属人性や経験について、今の仕事でどのような経験を積むことができたのか、今後転職するのであればどのような経験を積みに行くのか、など考えるようになりました。お金が欲しいと多くの人が一度は考えると思いますが、具体的な筆者の考えから、ではどのようにビジネスを生み出し、収益を上げていくのか、そのアイデアをくれる本です。スモールビジネスに興味が湧いた人はぜひ読んでみてください。