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ある会社員30代の男性のお話

男性は京都でIT系に勤務する30代の男性。
来月に会社のパートナー企業の方と接待会食をする予定だ。

接待というよりは親睦を深めるのが目的で、そのための場所を探していた。

大阪のレストランで働く友人がいるので事情を説明して、何か良いレストランがないか聞いてみた。
リストランテみたいな硬い感じじゃなくて、もう少しカジュアルに、けどバルみたいにカジュアルすぎないようなお店があれば・・・

そこで教えてもらったお店が「OndoriO」だった。

「こだわりのアラカルトで、多国籍なお料理の感じで、スタッフの方も気持ちの良い接客だったよ」と教えてくれた。

友人を信じて、来月に行ってみようと決めた。

当日、お店に行き、予約名を伝えると「〇〇様ですね、お待ちしておりました」と気持ちの良い声掛けがスタッフから。
親睦会とはいえ、ホストとして先にゲストに「どうぞ」とご案内すると スタッフが椅子を引いて、ゲストをアテンドしてくれた。

なんとなく、接待だと気づいてくれたのだろうか。 それからお料理と、ドリンクのメニューを持ってきてくれると 「カクテルが中心で、乾杯におすすめがこの辺りで、白ワインのような感覚で楽しめるのがこの辺りで・・・」とドリンクメニューの説明と 「お料理はノージャンルで、美味しい王道メニューに、少しだけ冒険心をスパイスに・・・」とお料理のコンセプトを伝えてくれた。

こだわりがあるレストランなんだなーと、思い ゲストと注文を悩んでいると、「うちのおすすめは〇〇とか・・・」と気持ちよく提案をスタッフがしてくれた。
ホストと目を合わせ「それじゃあそれで!」と思わずオーダーした。

普段はワインと料理の組み合わせが多かったが、カクテルもすごく楽しい。 面白いカクテルに奥深いカクテル、料理が美味しいのはもちろんのこと、ドリンクも楽しい。

お酒も進み、会話も弾む。
バーカウンターからは、いわゆるシェイク、している音が店内に響き、店内のBGMもジャズがベースなのか?海外にいるかのような音楽が流れ、 オープンキッチンからはスタッフの掛け声や料理作業の音が聞こえる。

お腹も心も満たされ、お会計をお願いした。
「一人15,000円ぐらいかな、」と合計を見ると、一人1万円ちょっとだった。

この空間にサービス、お料理とドリンクでこれはコスパ良いな、という感想だった。 ホストも大満足されている様子だった。
「レストランってやっぱり良いな」と思える素敵なお店だった。

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