#1 OndoriOの ある1日、の妄想のお話
レストランが好きな、ある30代の女性のお話
ある女性は、レストランが好きで月に必ず1回はコース予約され、そのレストランの予約日を楽しみにいつも過ごされていた。
ある休日、お昼にコースを食べた後に、街中を歩いていると、外からバーカウンターとオープンキッチンが見えるお店の前を通った。
町屋の外観ではあるが、店内の様子が扉の隙間から見える。
気になってもう少し覗いてみると、バーカウンターやテーブル席ではカクテル(お酒?モクテル?)とSnackが並んでいた。
いわゆる京町家、というよりはどこかヨーロッパやメキシコ?欧米のカフェやレストランのような雰囲気や活気が感じられる。
コースの後ではあったが、少し小腹も空いていて、お酒も飲みたかった。
思わず扉を開けると、店内から「こんにちは!いらっしゃいませっ」と 気持ちの良い声がスタッフから掛けられると 「良ければバーカウンターが空いているので、いかがですか」と提案が。
「あ、はい」と案内され、メニューをみると“OndoriO”という店名であることを知る。
「なんでオンドリオなんですか?」と聞くと、カウンター越しにスタッフから「あ、実はカクテルの語源にちなんでまして・・・」とその由来とコンセプトにを話してくれて「へー、なるほど」とこぼした。
メニューを見ると、オリジナルのカクテル、モクテルを中心に、Snackが並ぶ。
カクテルと○○のSnackを注文すると、間もなくしてスタッフが持ってきてくれた。
それぞれ、簡単な説明とこだわりの部分を教えてくれた。
今どきは映えを意識した過剰な盛り付けなんかが流行り?なのか、
そういうのはあまり好きじゃなかったけれど、ここのお料理は王道でシンプルではあるけれど、美味しそう、と感じる何かがあって飽きない印象がある。
カクテルとSnackの組み合わせもばっちりで、贅沢なアフタヌーンな時間を過ごしている。
聞くと、夜からはディナーとしてしっかり目のアラカルトと、夜もオリジナルのカクテルが中心に楽しめるとのこと。
「夜はテーブルにキャンドルを置いて、また違った雰囲気になるんですよ」とスタッフから。
次は夜に予約しよう、と決めてお会計をすませて出ると、「ありがとうございますっ」とスタッフからまた気持ちの良い声をかけてもらえた。
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