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奄美大島でマングース根絶とのニュースを見て・・


奄美大島で、害獣となっていた マングースが根絶されたとの事です。


侵略的外来種の根絶と聞くと、聞こえはいいのですが、経緯を思うと微妙な気分になります。

元々は、ハブやネズミの駆除用に、人間が勝手に持ち込んだ生き物。

思惑が外れて、ハブは捕食せず、在来種を捕食。
稀少種である、アマミノクロウサギ等が激減したため、人間が駆除に乗り出したという顛末。

 駆除活動と在来種の保護に努められた関係者のご苦労は大変だったと思いますし、希少種の数が回復しつつあるのは、喜ばしい事でしょう。

 一方で、費やした費用 時間 労力は莫大だし、人間の勝手な思惑で、連れてこられて、結果捕殺されたマングースも気の毒だよなぁ・・とも思います。

 外来種の問題は、ちょくちょく取り上げられますが、持ち込むのは簡単でも、それを いざ元の状態に戻すのは、非常に大変だと言う事を都度感じます。

 アメリカザリガニやミドリガメなんて、もうどうにもならない感じですしね・・

 今後、同じ様な事例が出ないことを願いますが、どうでしょうね・・。



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