ケータイWatchの楽天値上げ記事を読んで思った事
楽天の値上げに関して色々な記事が出ていますが、これはちょっと・・
と思ったので。
かなり私見が入ってますのであらかじめ(^_^;)
黒字化を目指すのは、企業として当然の動きで、0円契約が負担になったため止めたと言うのは理解できます。
ただ、今回ユーザーの反発を招いたのは楽天側の姿勢も大きいと思ってます。
あれだけアピールしておいた0円を自社都合で止めるのに、理由として
法律に引っかかる
と半ば強引にこじつけたり、更に三木谷氏が
ぶっちゃけ0円で使われ続けても困る
と、開き直りに取れる発言をしたり、ユーザー感情を逆なでした部分も大きいと思います。
新プランも税抜き980円プランからで、中間的な受け皿なしに、切り捨てにかかった事も離脱を加速した要因でしょう。
流出ユーザーの大半は、金をかけたくないサブ回線として運用している人達ですが、彼らに楽天の回線品質がその程度と見られている事は、認識しておくべきでしょう。
安くても、メインとして使えないと感じているユーザーが多いと言う事です。
そこに触れずに、離れるユーザーは、キャリアにとって痛くもかゆくもないユーザーだの、これから狙う層は楽天市場のヘビーユーザーだの書かれても説得力がないし、正直読んでいて不快です。
人口カバー率を上げるべきと言う言葉も、97.2%と言われるカバーエリアの中で繋がらない不満が出ている訳で、基地局数だけの問題じゃない。
また、記事中で他社の低価格プランを失敗例として引き合いに出してますが、音声プランとデータプラン、ケータイとPHS等一緒くたに低価格プランはダメと言ってるのも、個人的にはなんのこっちゃ? です。
WILLCOMの通話低額なんて、結局全キャリアにオプションとして広がったと思うんですけど・・?
WILLCOMの終焉は、PHSと言う規格自体の限界でしょうし。
色々と問題の本質を取り違えている様に、個人的に感じられる記事だったので、噛みついてしまいました。
読まなきゃいいじゃんって話もありますけどね(^_^;)
個人的には回線品質がホントに他社同等になったら家族で乗り換え検討してもいいと思ってるんですけどね・・。