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NHk 猫メンタリー 猫も杓子も 神林長平さん回 視聴

NHKのドキュメンタリー番組 猫メンタリー
たまたま見ていた5chの神林長平スレッドで、神林長平トビタニャの放送があるのを知ったのが当日の放映2時間ほど前。
思わず予約しました(^_^;)
NHKプラスだと一週間配信中です。
5月24日午後2:30から再放送予定。

 神林長平さんは以前に記事に書きましたが好きな作家さんです。

 元々は、妻の影響・・妻はアニメをきっかけに、実家のお兄さんから進められてとの事です。

 先日、戦闘妖精雪風の新刊が出た所で、SFマガジンで続編も連載中との事で興味深く視聴しました。

 奥様と、17歳の老猫ビタニャ、二人と一匹、長野の安曇野での執筆生活、生活の殆どを猫と共に過ごし、猫になりたいと語るSF小説作家。
 飼い主に寄り添うビタニャの姿や、猫グッズに囲まれた生活風景に癒やされました。

 執筆スタイルに関しては、驚いたこともあります。

 プロットを書かない・・・

 執筆歴50年に近い大御所の言葉としては、衝撃。

 でも、栗本薫さんが言われたと言う言葉

 神林長平はストーリーテラーではなく、シチュエーションテラー
 
と言う言葉を聞いて何となく分かる気もしました。

雪風において、知性を持つ戦闘機である雪風や他のコンピューターとのコミュニケーションで、擬人化と言う手法を取りたくない、と言う独自の拘りがあったり、その辺りの話も面白かったです。

 個人的には、神林長平作品に出てくる猫。
 敵は海賊シリーズのメインキャラであるアプロや、主人公達の宿敵匋冥(ヨウメイ)の良心として登場している白猫クラーラ、作中の登場人物が猫化する「猫たちの饗宴」と言った辺りへの言及があると面白いと思ったのですが、これはマニアの視点ですね^^;

 同じNHK作品の漫勉もそうですが、こうした映像はファンに取っては貴重なので非常にありがたかったです。

 

 

 

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