第45のトコロ:天体観望会
人生折り返し地点を過ぎた訳アリ独身女性が「興味あったものの今まで行ったことなかったトコロ」を今体験する。
私は高2で文転するまで科学少女だった。家の中に段ボールでラボを作り、試験管とフラスコをいじる日々。
もっとも興味があったのは宇宙の成り立ちだったが、文字通り手の届かないところにあるので本や雑誌を読むことしかできなかった。
それが去年の夏なんとなく訪れた世田谷区立プラネタリウムで、子どもの頃を思い出して泣いてしまったのである。同時にプラネタリウムでは年に6回天体観望会を開いていることを知った。
ちなみに同時期に観た映画『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』でもやはり泣いた。
天体観望会は事前抽選制で毎回80名まで。特に世田谷区民でなくてはならないということもないようだ。料金はなんと無料である。
2025年1回目である1月10日、無事当選したので行ってきた。以前訪れたプラネタリウムはすいていたので余裕かと思ったが、天体観望会では30人ほどの列が3つできていたので、ギリセーフだったようだ。
18時からプラネタリウム内で本日の星空の説明会があり、18時から外の望遠鏡へ。東京都心の最低気温は0.1度、雲一つない快晴のもと、今日は「月」「木星」「オリオン大星雲」を見る。ワクワク。
まずは月。本日の形は「肉まんにタレをつけたよう」「レモン」と説明がある。うーん、近い、近過ぎる。クレーターしか見れない。それが天体観望会の魅力なのだろうが、セーラームーンの三日月がいい。
ウェザーニュースさんによる2025年1月10日の月。
対して木星は木星とガリレオ衛星の配置が見えたので、これは肉眼では無理だよなあと感動。木星のしましまもよく見えた。
画像と解説は、国立天文台のサイトより。
https://www.nao.ac.jp/phenomena/20071009/kaisetsu.html
オリオン大星雲はもやもやが見えますよと言われたが、私の澄み切った私の目には星空しか見えなかった。
本日は肉眼でも見える一等星がたくさん出ていた。3月に最も明るくなるという金星も。
近いうちに国立天文台に行きたい。
次の更新予定は来週です⭐️