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アイドルとは希望である②
『アイドルとは希望である』
どこかで読んだ記事に書いてあったような、なかったような・・・。
でも言い得て妙。大変素晴らしい言葉です。
そんなアイドルの話の2回目です。
各坂道の所謂、『新参者世代』の中から "ひとりだけ" 注目しているメンバーのことを書いてみる、という無茶なしばりで投稿しています。
言わずもがなですが、各坂道、各期全員注目のメンバーです。
それぞれに個性があって全員が唯一無二。
それが坂道グループであり、坂道グループの強さの理由です。
あ、ちなみに『新参者』と書いてますけどちゃんと理由があって。
2023年に東急歌舞伎町タワーで行われた『新参者 Live at THEATER MILANO-Za』に由来します。
2022年2月1日、乃木坂46に「五期生」が加入、同年9月21日には日向坂46に「四期生」が加入、2023年1月5日には櫻坂46に「三期生」が加入し、さらに同年4月14日には東急歌舞伎町タワーが誕生した。
そして2023年10月、これからの時代を担う“新参者”たちが
まちの“新参者”である東急歌舞伎町タワーに集結する。
各グループによる公演を中心に、本施設全体を通して
坂道シリーズの3グループを視覚で、聴覚で、ときには味覚で楽しむ体験がここに。
東急歌舞伎町タワーに集うすべての人が、”好きを極める”場所へ。
櫻坂46 小島 凪紗
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櫻坂46からはこの方。櫻坂3期生のまとめ役、学級委員長こと、小島凪紗さん。
教育県として名高い長野県出身。「そこ曲がったら、櫻坂?」の学力ランキング企画では櫻坂全メンバーの中で堂々の2位!
はい、この方、間違いなく "かしこ" です。
小学校低学年から始めたテニスの腕前は団体で全国大会出場の経験もある本格派。
幼少期からピアノを弾いていてコンクールで優秀賞も獲っちゃってます。
初期の自己紹介で使われていた「モチモチじゃがいも子犬だワン!」はもう悶絶級の可愛さです。
メンバーからは「なぎ」「なぎちゃん」「こんなぎ」と呼ばれております。
Buddiesのみなさんに「なぎちゃんと言えば?」と聞いたらおそらくほとんどの方からこの二つのキーワードが出てくるでしょう。
「3期生合宿の歌ありですか?」
「マモリビト」
3期生は加入後、3期生だけで4泊5日の合宿をしました。
ついこの間までアイドルに憧れていた女の子たちが応募総数4万5千人のオーディションを勝ち抜き、最初に立ち向かった壁がこの合宿です。
合宿初日にダンスレッスンがあるんですが、もうダンスの先生のオーラがエグい。大人でもちょっと怯んじゃうんじゃないかってくらい迫力があります。
でも、そらそうですよね。
先生方からすれば、これから目の前の素人同然の女の子たちをあの櫻坂46のメンバーとしてステージに立たせなきゃならない。
これからアイドルとして自分の足で立ってしっかりと歩いて行けるように送り出さなきゃならない。
その重圧はもしかしたら3期生本人たちよりも大きいかもしれません。
そんな先生を前にして合宿初日、初っ端のダンスレッスンで「さぁ、踊ってみて」と言われたときになぎちゃんが手を挙げて質問します。
「歌ありですか?」
これあくまで僕の想像なんですけどね、もしかしたらこのとき3期生のみんな同じ疑問を持ってたんじゃないかと思うんですよ。
初めての合宿、初めてのレッスン、そして目の前にはプロの目をしたダンスの先生。
疑問を持ってたとしても自分から質問なんて出来ないっすよ。
少なくとも僕があの場に居たとしたら質問なんて出来ないっす。あの空気ではさすがにちょっと無理。。。
で、きっと歌なしでダンスして後から先生に「なんで歌わないの?」ってまた怒られてました。きっと。
でも、なぎちゃんは質問しました。
まるで3期生を代表するように。
ドキュメンタリー EP.1 の 9:51 頃です。是非ご覧ください。
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そしてなぎちゃんと言えばこれも欠かすことは出来ないキーワードです。
「マモリビト」
櫻坂46 3期生楽曲の4曲目で、センターを務めるのはなぎちゃんです。
もうBuddiesのみなさんは何十回、いや下手したら何百回も観てると思います。
僕ももう何回このMVを観たかわからないです。それくらい観てます。
僕の場合はなぜか感傷的になる出来事があったときに無性にこのMVが観たくなります。
もちろん楽曲としてはサブスクアプリでスマホに入ってるんで通勤中に聴いてますけど、やっぱりこのMVを観たくなるんですよねー。
この曲については語りだしたらキリがなくなります。
それくらい名曲です。
Buddiesのみなさんもそうだし、櫻坂46のメンバーも大好きな曲です。(ほのすさんと夏鈴ちゃんも言ってましたね)
僕はこの曲は櫻坂46 3期生としての覚悟であり、信念であり、そして決意表明であると思ってます。
そして1期生、2期生すべての、櫻坂46全メンバーの櫻坂に対しての想いそのものだと思っています。
だからこそ聴く者の、観る者の心を揺さぶるんだと思うんです。
『櫻坂の伝説』小林由依さんがご卒業されるときにそこさくで「3期生とお話したい」という企画をやりました。
小林由依さんと3期生一人ひとりがツーショットでお話をするって企画です。
そのとき、なぎちゃんは涙ながらに由依さんに語るんです。
「この歌を歌う自信がなくなっちゃって・・・(歌うのが)怖い。」
と。
それくらいこのマモリビトは櫻坂にとって3期生にとって、そしてなぎちゃんにとって大きな、とてつもなく大きな意味のある曲です。
ちなみに由依さんはそんななぎちゃんに対して「ちゃんと出来てるよ、マモリビト」と優しく肩を叩きながら答えてあげます。
もう号泣必至の名シーンでした。
そんななぎちゃんですが、実は未だに選抜経験がありません。
初期こそミーグリの完売数で苦戦していましたが、今ではもう完売が当たり前の人気メンバーです。
(というか、櫻坂46の3期生のミーグリ完売数はちょっと異例なんですけどね)
ここ最近はあどけない少女のような表情から妖艶で大人な表情までライブごとに楽曲ごとにどんどん成長しているなぎちゃんなので選抜入りは時間の問題でしょう。
そしてなぎちゃんが櫻坂46の表題曲の一翼を担ったとき、絶対にお茶の間に見つかります。
そのときにこれまでなぎちゃんが流した涙や経験したことがアイドルとしての厚みとなってなぎちゃんを支えてくれるはず。
もうすぐそこまでそのときが迫ってますよ。
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