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【投資/インジケーター】RSI(相対力指数)
オシレーター系のインジケーターである「RSI(相対力指数)」の概要と使い方の解説をします。
RSI(相対力指数)の概要
RSIは、「Relative Strength Index」の頭文字をとった略語で、テクニカル指標の一つです。
買われ過ぎか、売られ過ぎかを判断する指数として利用されます。
RSIは、過去指定した期間の上げ幅(前日比)の合計を、同じ期間の上げ幅の合計と下げ幅の合計を足した数字で割って、100倍した指数です。
計算式
RSI =( A/(A+B) )×100
A=設定期間の上げ幅の合計
B=設定期間の下げ幅の合計
数値は0~100で表され、一般的に70~80%以上で買われすぎ、20~30%以下で売られすぎと判断されます。
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このチャートは2022年5月13日時点の日経225の日足のチャートです。
赤の破線はRSIが20と80のラインです。
この当りだとRSIでは買われすぎ、売られすぎと判断されます。
例えば、RSIが20以下だと買い、80以上だと売りと判断します。」
RSIの注意点は、強いトレンド相場だと役に立ちにくいことです。
急騰や急落では、RSIが「0」または「100」で張り付いて横ばいとなることが良くあります。
逆に、レンジ相場では、RSIは機能しやすくなります。
金融商品や時期によって、どの数値が効きやすいか変わりますので、相場をしっかり読んで、適切なルールを設定すると良いでしょう。
まとめ
RSIは買いすぎや売られすぎを確認することが出来るオシレーター系のインジケーターです。
線が1つで分かりやすく使いやすいです。
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