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アソボラボ大阪日記②セミナーと友達と

大変だー4ヶ月も経ったみたい

大変昔の話になってしまったけど、書き溜めていたから書きます

私には今、好きな人がたくさんいる。

学生時代は色々難しくてうまくいかなくてさ

みんなそういう時期を通るのだろうけど
私ももれなくちゃんと通ってきていて

「うー難しい。人間難しい。生きる難しい。」
となっていました

のびのびと過ごす
自由に過ごす
自信を持って行動する

こういう明確ではない目標はいろんなところに溢れてて

伝わるけど一人一人どう感じてるかは違うような言葉で

だから使い方は難しいのだけど。

私が考えるこの3つを叶えるために必要なことがひとつわかった気がしていてね。

それは、

安心できるホームがあること。


窮屈そうに生きてるなーって人に、のびのび生きてほしい時
「もっとのびのび生きなよ!」と伝えることも大切だけど
自分がその人の帰ってこれるホームになることも大切なのかもって思っています

学生時代の私たちはその小さな基本の大丈夫が無くて

いや、ほんとはあるんだけどきっと体も心もそう思えない時期で

それでもたくさんの好奇心と冒険と不安で辛かったのかもしれない

そう考えると、私が今いろんなことに挑戦したり
新しい友達を作れたりするのは
ホームになってくれてる人たちがいるからだなーと思うのです

それは犬であり、AUNとルルンチであり、家族であり、
トリマートレーナーの友達や先輩たちであるのです

今回声かけてくださったいぬのしゃんぷーやさんは
私が学生の時に突如現れて犬業界面白そうって思わせてくれた人で
懇親会で隣がいい!!って指名したさおりさんも私が学生の時から見守ってくれてるかっこいいトリマーさんで

他にもほんとたくさん優しい目で見守ってくれてる人たちがいるから

へへ、やってみよ
これもやってみよ
あれもやろーってなれるんです

犬も同じで

ひとつの"大丈夫"を皮切りに世界を広げていくように思います

だから、たくさんの大丈夫を犬に作ることが大切

その大丈夫は例えば

飼い主さんの足元であり
人間の手であり
リードであり
クレートであり
おもちゃであり
おやつであり
仲間の犬であると思います

へへ、ダメだった
これやってみた!
あれもやってみるね

犬たちが私から離れていく後ろ姿を見て
そんな風に言ってそうな顔を想像します

その想像の顔が私と出会う犬たちの現実になっていてほしいし、そのために仕事したいなーって思うのです

私がセミナーやる!ってなったのはたくさんの大好きな人たちのおかげです

だからみんな、ありがとー!

新しく好きになった人たちもたくさんいて、私の世界が楽しいとか好きでいっぱいになるのはとっても良いことです

新しい大好きたちも、これからよろしくー!

大阪の後友達とお泊まり会した時。チョコビ。

セミナーで話したこと

たくさんのトリマーさんたちの前で
私がトリミングで大切にしてることを話しました

それは、そこら中に転がる      

"優しい" ってやつ。

優しいってなんだろうね。

ある人にとっての優しいは
泣いている時に背中をさすってもらうこと

ある人にとっての優しいは
泣いている時にぎゅっと抱きしめてくれること

ある人にとっての優しいは
泣いている時に泣かせた相手をぶん殴ってくれること

相手をぶん殴ってくれることが優しさだと思っている人をぎゅっと抱きしめても

「なんなん!うざ!!」

ってなるだけかもしれません

だから、

優しいは、相手によって変わるものだと思います

あの子への優しいとこの子への優しいは違うから

「はい!これが優しいです!どーぞ受け取って!」はできないんですね

でも、まあほら、難しいことは抜きにして

目の前のこの子を幸せにしたい、
ずっと楽しくて笑顔で
満喫できる日々を過ごしてほしい


そのためにできるサポートをひたすら追い求めることが

今の私が考える優しいかなあって思います

そのサポートのためには必ず科学が必要になる。

感でやっていては、ズレていくから。。

最近泣いたこと

トリミングがかなり苦手になってしまった犬が来ました

毛玉もあり皮膚も痛いかも。

そりゃあ、やだよね。

そんな子にどう対応しようね

ひとつ目は、押さえつけて切る。

これは意外と簡単。
コツがつかめれば誰にでもできると思う。

もうひとつは、

しないこと

トリミングをしないこと。

これは難しい。みんな自分でどうにかしたくなっちゃうんだ。

私は、しなかった。

私はこの子の今のトリマーじゃないから。

この子の生涯のトリマーだから。

今しない、けど諦めたわけじゃないよ、

今はしないだけ

考えはある、もう手も打っている

だってさ

あの子が生きるのはトリミングだけじゃないから

あの子はずっと生きてて、私たちトリマーはそのほんの一部に携わるの

あの子のトリミングの負担だけを考えるのか

あの子のこれからの世界が大好きと大丈夫でいっぱいになることを考えるのか

そう考えたら、今目の前のあの子に

負担をかけて我慢をさせて噛むほどの恐怖を与えて

トリミングをするのは優しさなのだろうかって

、、、そんな話をしました

トリミングって難しいからたくさん考えることがあるけど

その前に私たちが目の前の子を大好きで、その子を幸せでいっぱいにしてあげたいと思えているかを考えなきゃいけないと思うの

そこに科学もプラスしてね、

それが全ての答えだと思うの

友達トレーナーとZOOMと末っ子犬とうた。

ぐちゃぐちゃになった

大阪から帰って、しばらく私の頭はぐちゃぐちゃだった

なんでそうなるのか分からなくて、たくさんの人に相談した

何で私はこんなに悲しいのかなあーって

ちゃんとした答えは出ないけど

ちょー簡単に言えば、私のステージがもう一歩先に進んだってことだったのかもしれない

いろんなことを分かってきて、言葉にできるようになってきてたから

まさか"底"がまだ見えもしていないだなんて知らなくて

ゴールもうすぐ!って思ってたマラソンで

「あ、もう一周あるんですよね。」って言われた感じ

えーーーーってなるでしょ、なったよ

でもなってよかったと今は思ってる。

大阪で会った人たちの頭の中に入り込んで、
その人たちの頭の中から犬の世界を見たいなあーって考えてるよ

どんな世界が見えているんだろう
どんな未来が見えてるのかなー

誰かを知るためにはその人の言葉を探すと良いと思ってる
けど、言葉だけが全てじゃないのも知ってる

言葉を探して、それからその人の背中を追ってみるしかないんだと思う

あーあの人の世界を知りたいなーって人がたくさんいるのは幸せなことだと思う

みんなもっともっと私の好奇心をくすぐってほしい笑

もっと犬のこと知りたい
本やテーブルに隠れているだけじゃないよ、今生きてみんなが感じている犬をもっと知りたい
犬を通してみんなを知りたい

私はどんな犬の未来を描くのかな
私の頭の中の犬の世界をみんなはどう感じるのかな

知りたいし知ってほしいな

わくわく

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