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アソボラボ大阪日記①天王寺動物園


のまさんから突然連絡きて当たり前に「はい!」で返事して

6/26に大阪で「動物福祉をトリミングに取り入れること」についてお話しさせていただいてきました

今回の旅は私にとって刺激的すぎたのでそのことをただ記録しよかなって思う

今回、行く直前に愛しのあーたんが入院して(今はここ最近で一番元気)

「あーたんが孤独だなんて私も生きていけない🥺」

状態でメソメソしてたけど頑張って大阪にビューンて行きました

ちなみにあーたんは

獣医さんに甘えて頑張るあーたん

こんな風に獣医の先生に甘えて頑張ってました

今回の大阪の個人的メインって実は

セミナーだけじゃなくてもう一つあって

それは!

天王寺動物園!!

しかも高山さんという大物と。(豪華すぎるね)

目的はブチハイエナちゃんたち

かわいいだろ

ブチハイエナちゃんのフォルムとかお耳(どちてあんなにまんまるなのかちら)

骨格と筋肉のつき方

模様や歩行方法

マズルの長さと太さ、、、

全てにおいて完璧な生きもの

なんだけど、正直あまり多くの人からの人気はないみたい😔

人気のない動物は予算が少ない

全国の動物園には微妙な位置で微妙に狭いところで過ごすブチハイエナさんもたくさんいる

飼育員さんはきっと愛して大切にしてくれていることがほとんどだと思います

けど予算や時間や色々で最高の環境を用意してあげるなんてすっごく難しいんだと思う

そういった難しさはトリミング業界も同じだよね

だから、常同行動しているイメージがすごく強いの

そして私がこれまで行ってきた動物園では全部が単独飼育でした

ハイエナって普通みんなで暮らすよなあ1人って寂しいかなあって勝手に思っていたので、天王寺動物園では複数展示してると聞いてワクワクしていたのですが

なんと

「「「仲が悪くて今単独らしい」」」

上の写真の通り確かに一頭での展示でした

通常野生下で複数頭で暮らす動物なら、飼育下でもそうしてあげたほうが良いと思っていたので仲が悪いと言うのは「そりゃそういうこともあるよな!!」となりました

そもそも私なんて、動物園動物がどこからきて、どのように移動して,どのように移動先の環境を大丈夫だと知ってもらい、どのように複数頭で展示することになるのかなんて全く知らないことに気がつきました

複数頭での飼育と単独での飼育のコストを比べて、幸せな時間が増えるのがどちらかを比べて

同居失敗の場合でも別々で幸せ時間たくさんで暮らせるよう体制を整えて。。

そう考えると「よし、複数頭にしよう!」と言うのがかなり難しいことなのだと理解しました 

でもこの入手経路?や移動をどうやって決めているかなどは興味があります。調べてみよ!

ところで

動物園って何のためにあるか知っていますか?

動物園として掲げられている4つの柱は

1.種の保存
2.教育・環境教育
3.調査・研究
4.レクリエーション

https://www.jaza.jp/about-jaza/four-objectives

この4つ

ちなみに天王寺動物園の理念は

世界に誇れる大都市大阪の動物園へ

大阪の地で100年以上にわたり愛されてきた天王寺動物園は、動物福祉を一番の柱とし、大都市大阪にふさわしい地域社会と国際社会に貢献できる人にも動物にもやさしい動物園をめざしています。

https://www.tennojizoo.jp/mission-vision/

実は私も最近、

日本を世界に誇れる犬大国に

なんて言っていたりしていたので(夢は大きくなきゃね)

なんとなく親近感!

そして1番の柱は動物福祉

この理念を象徴するようなものが園に入ってすぐにありました

動物の嫌がることはしないふれあい時間
触らないふれあい
触らない理由もしっかりと明記

え、、、すごい。

高山さん曰く「触れ合わないふれあいはここが初めてだと思うな」

そうです、ふれあいのできる動物園は未だ根強い人気

「命の大切さ」を教えるのにみんな触りたがるし触らせたがるんです

ここに書いてある通り、触ってわかるのは

・暖かさ
・毛の触り心地

高山さんが言っていましたよ

「嫌がってんのに触るのは動物でも人でもただの痴漢

"大切さ"を教えるのに触らせるって動物以外であるのでしょうか

これまた高山さんがおっしゃっていました

「だってルーブル美術館のモナリザの大切さを触らせてわからせたりしないでしょ。なんで動物の大切さだけ触るんだろうね。」

モナリザなんて触ってって言われても断りますよね笑

駅近でいろんな人が来やすい天王寺動物園で

触らないふれあいを堂々と行っていることに私は感動しました

すごいのは触らないと決めたことだけではなく、

触らなくても楽しめるようになっているところです

おやつを手からあげる代わりにフィーダーを買い

それを飼育員さんがぶら下げます

お客さんたちは自分の買ったフィーダーを楽しむ動物を観察できる

そして、そのフィーダーからどんな風に食べ物を取り出すのか、その頭の良さや集中力にもきっと驚くのではないでしょうか

・動物福祉
・レクリエーション
・教育

この3つを、触らないという中で叶えているのが動物福祉の鏡だなあとなりました


とても綺麗でよくみえる
しまうまのおちり

上の二つの写真

すごく綺麗に見えますよね

柵ではないからなんとなく、捕まっているイメージや可哀そうなイメージが払拭され

人間たちがブチハイエナちゃんたちのお家にお邪魔している感覚になります

この一般人視点の動物園の楽しみが叶うというのもすごく素敵でした

私だってただの一般人ですから,可愛い子がいたら写真撮りたいしできればきれいに撮りたい

それがこのように新しい宿舎になると

動物の暮らしを素敵にさせつつ私たち一般人にも嬉しいお部屋が作れるのだとまたまたびっくりして嬉しかったです

みんな大好きホウちゃん


ずっと遊んでました笑

ホッキョクグマさんもうろうろーうろうろーって

しているイメージがあったからこんなに遊ぶんだ!

ってびっくりしました

吊るされる草


シンプルにいたるところにフィーダーがあって

むしろ入ってないお部屋が珍しく思えるほどでした

おっさん入ってた


この素敵な姿はマレーグマのまあささん

いくつかのフィーダーがあり、飼育員さんがすぐに補充できるような仕組みになっているそうです

ひと通り動物園を見て、お話を聞いて

飼育員さんたちは自分たちに出来る中で必死に動物の幸せ時間を増やそうとされているんだと感じました

もしかしたら、今はまだ理想的ではないのかもしれないですしもっと出来ることがあるように思う人もいるでしょう

こんなんじゃダメだよ、と否定される方もいるかもしれません

けど、誰かを否定して動物の幸せが増えることってあるのかな

ないんじゃないかなあ

私は人にも動物にも優しくありたいし

その優しさが相手から見ても優しさと感じられるものでありたいなあなんて思いました

そして、本当にたのしっすぎた!!!!

お誘い乗ってくれてありがとございました😆

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