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アラスカ旅行記① 「アラスカに行きたい」

こんにちは。ブログを再開します。それもずっと書いてたアメブロではなく、Noteで。コロナ禍を機に完全に更新が止まっていました。理由はひとつ。何を書いて良いのか分からなくなってしまったのです。

皆が何かを我慢してるコロナ禍みたいな時期は、何が炎上するか分からない。

もう時効だと見込んで書いちゃいますが、地方の公演の後に、コロナ禍に見ず知らずのカメラマンと鹿児島の指宿で出会って、そのまま意気投合してフェリーに乗って屋久島の山を登頂した話など、滅相もない!

「PCR検査は受けましたか」
「検査したとて安全ではありません」
「離島には医療機関が限られています」
「今の時期はそのようなことは控えてほしかったです。ファンやめます」
「皆が大変な思いをしてる時期にガッカリしました。CD全部捨てます」

ぎゃーーーー。ダイスケ、ダメ!絶対にブログ書かないで!とにかく余計なことはしないで!そもそも自分のブライベートをSNSなりブログに記すこと自体が、余計な行為に他ならないんだから…!

そんなこんなしている内に、ふんわりとコロナ禍は明けてゆきました。

40代中盤だった僕は、気付くと僕は50手前になっていました。ヒゲには白髪が混じり、それを隠すために生やさなくなっていました。闘病していた父が、ある日あっけなく死にました。相変わらずやりたいことをたくさんあって、相変わらずそれを凌ぐほど病的な面倒くさがりなままでした。

そんな僕でも、億劫さを凌ぐレベルの夢、例えば、ずっと沖縄に部屋を借りてみたい…的なことに関してはキチンと動いてみて、案の定やってみて本当に良かった。もっと面倒くさがらずに、どんどんやりたいことをやった方がいい。退職後に翻訳家になろうとしてた父は1mmも夢を叶えず逝ってしまったことを思っても人生って思ってるほどは長くない。

ならば、久々に行っちゃう?
海外ひとり旅、行っちゃう?
ずっと夢見てた「あそこ」に行っちゃう?

スイッチさえ入れば急に動き出す僕。スマホの中の「旅行」というフォルダにある航空券検索サイトで、片っ端から「東京↔︎アンカレッジ」を検索してみる。

北米最高峰デナリのあるアラスカ。
北方民族が住むアラスカ。
かつてゴールドラッシュで沸いたアラスカ。
憧れのアラスカ航空の就航するアラスカ。
夢のアラスカ鉄道が走るアラスカ。
オーロラが夜空を飾るアラスカ。
沖縄とは真逆のアラスカ。

そう、僕はずーーーーっとアラスカに行ってみたかったのです。

8月の頭なら行けるな。航空券はそこそこの金額だけど、まあ悪くはない。ホノルル経由もあるけど待ち時間が半日以上か。なら、サンフランシスコ経由の5時間待ちの方がいいな。ホテルは思いのほか高いけど仕方ない。いまはハイシーズンだろうし。8月の前半はオーロラはおそらく見えない。タイミング的にそれは仕方ないな。ふむふむ。

6月の頭。かくして僕はアラスカ行きを決めたのでありました。

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