U-30ドリームトーナメント新利根編 運営辛島の日記 バスフィッシングについて思うこと。
※この記事は私、辛島大の個人的な見解に基づく内容であり、ドリームトーナメント運営の公式な発言ではありません。
ご意見等々ありましたら、私個人へご連絡下さい。
よろしくお願い致します。
始めに
今回ドリームトーナメントを開催するにあたり、ご協賛いただきました松屋ボート様及び水神屋ボート様、雑誌社様、メーカー様やショップ様、マリーナ様やビルダー様、個人の方etc.
数多くの協賛品や権利等々本当にありがとうございました。
感謝してもしきれません。
正直言って二十代の若造(運営僕一人だけ三十路ですが・・・)が主催のイベント、客観的に見て、失敗する可能性も低くはない。と判断してもおかしくはないと思います。
そんなリスクを承知でこの度ご協賛いただいた方々に厚く御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
また各選手を様々な形でフォローして下さった偉大なる先輩アングラーの方々。
選手によっては装備や経験の面で苦労した人も多いです。(そこら辺をどうマネジメントするかという点もアングラーとして大事な要素の1つかなと思っています。)
そんな中、装備の貸し出しやプラのお手伝い等々色んな方のご協力があったと選手からお聞きしました。
そんな先輩方の背中を追いかけつつ、次世代のアングラーへ熱い思いを繋げていきたいと思っています。
本当にありがとうございました。
大会前後の反響は想像以上に大きくて、正直トンでもない事になったなぁ…と思っています。
ただそのほとんどが好意的な反応であり、自分達とはちょっと考え方の違うご意見もいただきましたが、それは我々の事を心配して下さってからのお言葉だと思います。
ありがたく頂戴して、今後の課題にしていこうと思います。
ただまぁ久しぶりに本気で頭に来るコメントが一件あり、我々だけではなくスポンサーの方々に対しても非常に失礼な内容だったので、それなりの行動に出ようかと思いましたが、他の運営陣から「関わるだけ無駄なので無視しましょう」と…
僕が年長者なんですがね…本当にお恥ずかしい…
皆さん本当に大人です…
そうだね…関わらないのが一番だよね…ごめんなさい…
あと「個人的」に一番嬉しかったのは「ただ見守る」というスタンスをとって下さった方々の存在です。
「大会やるって聞いたよ!頑張ってね!」
とか
「何か協力できることがあれば言ってね!」
とか
そんな方々
正直、まだまだ立ち上げたばかりの団体で右も左も分かりません。
そんななかで色んな方々に頼りながらなんとか運営しています。
本当は全部頼ってしまった方が楽です。
ただそうしてしまうと我々は補助輪なしで前へ進めなくなってしまいます。
そういった方々の(まぁ本当に困ったら頼ってくるだろう、それまではほっといてあげよう)とそういった社会人としての優しさが、本当に嬉しかったです。
そして本当に困ったときにお声がけしたら快く協力してくださいました。
こんなにも心強い先輩方がいらっしゃることに感謝いたします。
本当に本当にありがとうございました。
1人のバスアングラーとしての気持ち
僕は今のバスフィッシング業界について思うところがあります。
釣りをしない方から見たバスプロってどう映るでしょうか?
多分あんまり、興味のない方がほとんどだと思います。(多分未だに一番有名なプロはジム…バスプロ…か?)
トッププロが街中歩けないくらい有名になって欲しいとは思いますが、それより前にすごく怖いが「排除すべき敵」という興味の持たれ方をした時です。
僕は一応大学で生態系や漁業権等の法律について学んできました。(専門は魚類の聴覚とかルアーの出す音とかそんなんです。)
ぶっちゃけあんまり成績は良くなかったですし、本当に正しく理解できているかと聞かれると怪しいですが、一般の方よりは少し知ってます。
ではバスプロの方々はどうでしょうか?
勿論僕なんかよりも全然詳しい人もいっぱいいるでしょう、ただ肌感覚でそこら辺に疎い業界の方がいっぱいいる気がします。
実際に先日のパブリックコメントについて何人の関係者の方が意見を送ったでしょうか?
勿論「波風立てなければ、お上も何も言わないよ…」という意見があるのは分かります。
ただ、ハッキリ言って無責任で何も考えてないか、見積もりを途方もなく間違えていると僕は思います。
普通に社会人としての生きてたら昔と違い色んな曖昧な事やグレーゾーンだったものが許されなくなって来てることが分かる筈です。
そんな中でバス釣りだけが許される?
ちょっと見通しが甘いと思います。
でも一般人から見たらバスプロ=バスの専門家です。
街中で一般人の方から「ブラックバスが在来種に与えるダメージについてどういったご意見をお持ちですか?」と聞かれて、キチンと答えられますか?
意見は様々なのでご自由にですが、少なくともキチンと勉強して最低限の知識は身に付けて欲しいと思っています。
プロ野球選手がプロ野球の与える経済効果etc.なんてのを勉強する必要があるかと言われれば正直うーん?といった感じですが、バスフィッシングが置かれている現状を考えたときに付随するそこら辺の最低限の知識は必要だと思います。
無責任で何も考えてないプロが業界の顔になっていると考えたら…めちゃくちゃ怖くないですか?
またスポーツ選手としてのバスプロってどうでしょうか?
バスプロの定義自体が人によって様々ですが、とりあえずスポンサー様からサポートを受けて企業の広告塔として活動してる方。としましょう。
平たく言えばその時点で、営業兼広報のお仕事をしているという事ですよね。
そんな方が例えば素行が悪かったり、身だしなみを整えていなかったり、他人様が見ている所でダラダラとしてたりとしましょう。
あんまり良い印象は持たれません。
正直釣りが上手ければある程度許されてきたし、これからも許されていく所はあるでしょう。
ただそれは釣りをしない一般の方から見たときに非常に印象が悪いです。
「これだからバスプロは…」
なんて思われた時にバスフィッシング自体が悪い方向に進むとは思いませんか?
企業の代表でもあると共にバスプロっていうのはバスアングラーの代表なんです。
正直今回も運営をしていて思うところがありました。
再三ルールを確認してと通達したのにライブウェルを持ってこなかった選手。
絶対に船舶免許を確認すると伝えたのに忘れてきた選手。
集合時間過ぎてるのにダラダラと急ぎもしない選手。
ハッキリ言って…うーん…(ライブウェルと船舶免許は持ってきた事を確認してから出船させました。)
ただ失敗は誰にでもあるし、今まで注意を受けた事がないのであればそれは仕方ないと思います。
なので今回の失敗を踏まえ今度からキチンと準備し、周りからどう見られてるかを意識して欲しいと思います。
何事も経験してみないと分からないことだらけ、自分も本当に酷かったし、なんなら今でも酷い。
未だに日々会社で叱られ続けてます。
正しい言葉づかいや周りへの配慮、他人様からどう見られてるか、自分の発言にどれだけ責任を持てるかetc.
もう本当にありとあらゆる事で…
本当にこの年でお恥ずかしい限りなのですが…
ただやはりそんな僕から見てもちょっとなーと思う選手がいたのも事実です。
正直、バスフィッシングに対してあまり良いイメージを持ってない方っていっぱいいらっしゃいます。
その事をよく考えて、今後日本でバスフィッシングを続けていくにはどうしたら良いのか。
正しい知識と1人の社会人としての他人様に見られても恥ずかしくないような「バスプロ」が増えていって欲しいという気持ちがあります。
また大会後のレポートについても
大会後、すぐにプラまでの詳細なレポートを上げ(大会までに下書き)、数日中には大会当日のレポートを上げました。
ハッキリ言ってめちゃくちゃ疲れたし、一般アングラーの僕には何一つ得なことはありません。
ポイントや釣り方、タックルの選び方etc.
正直全部見せたくないし、教えたくないです。
自分だけの物にしてたら僕にしか釣れないバスもまだ少しはいたでしょう。
でも全て公開しました。
何故か?
それが僕の思うバスプロの仕事だからです。
一社でもサポートを受けているのであれば、結果や内容を速やかに報告する義務があると僕は思っています。
普通の仕事として考えた時、自社が参加したイベントや打ち合わせがあったら翌日、少なくとも数日中には報告書を上司に提出しますよね?
それと同じです。
何週間も後に提出したり、提出しなかったりなんて社員が会社でどういう評価をされるでしょう?
僕はバスプロではありません。
けどめちゃくちゃ頑張って書きました。
もう睡眠時間削ってギリギリの状態でした。
なんのサポートも受けてない激務のリーマンアングラーですら書けるのだからキチンとお仕事として皆書いてね!という僕なりのメッセージです。
ぶっちゃけ内容とかはある程度どうでも良いと思います。
拙い内容でも、つまらない内容でも
ただ結局、文章なんて練習しないと書けないんですよ。
この大会を通して練習して他人様に出しても恥ずかしくない文書を書けるように。
また情報の賞味期限がめちゃくちゃ短いのが現代です。
なのでなるべく早く。
それを意識して欲しいと思い、一般リーマンアングラーは酷いなりに頑張って書きました。
練習と言えば抽選会についてもです。
サポートを受けている選手には皆の前で協賛品の説明をして貰いました。
かなり長い時間がかかってしまいましたが、それも練習です。
バスプロは広報兼営業のお仕事。
自社の製品のPRが出来ない社員なんていらない。
少なくともドリームトーナメントの選手がそう思われてほしくない。
だからこの場で練習して、今後の活動に繋げて行って欲しいと思いました。
こういった頭でっかちな事を考えながら
立派な「バスプロ」が今後ドリームトーナメントを通して出てきてほしいなぁ…と思いながら運営として参加してます。
正直自分が真っ当に生きているか?と聞かれれば全然そんなことはないし、この記事を書くことで余計生きづらい事になる可能性はあります。
自分で書いといて適当なことしてたら説得力ないですからね…
そんな訳であんまり書きたくないし、めんどくさい事にならないといいなぁと思いつつ、そのめんどくささよりも少しでも読んでくれた方に何か良い変化があって、バスフィッシング業界がよくなってくれれば嬉しいです。
競技者としての気持ち
去年、千田君から「大会を企画しているので運営として手伝って欲しい」と打診を受けました。
若手アングラーが注目される場を作って、バス業界を盛り上げたいと
正直、転職時期と被ってるからヤバそうだな…
とか
ぶっちゃけ選手だけとして出た方が楽だよなぁ…
とか
めちゃくちゃ思いました。(実際めっちゃキツかったのは秘密)
ただ今のバスフィッシング業界のあり方について少し思うところがあるのも事実であり、
何より
「トップクラスの選手と公平なルールで戦える場」
と聞いて、1人のアングラーとしてこれは絶対に出たいし、成功させたい!と強く思って「やる!」と返事しました。
フルサイズのバスボートをランクルで牽引して、大きなフィールドを駆け巡りでっかいバスを釣ってくる。
非常に夢があります。
僕もその夢を見てめちゃくちゃ無理してバスボートを買いました。
が、常にどっか調子悪いし、燃費はやべぇしいくらでも金がかかります。
正直かなり頑張って仕事してるし、他の趣味は全部やめたし、何より独り身なので毎週釣り行けてますが、これはなかなか…(ただ拘らなければ意外と維持は出来ます。最低限なら車より全然安い。拘ると…)
しかしトップクラスの選手と本気で戦いたいならそれを準備しなければならないのも事実で…
でもそれをどれだけの人が出来るかと考えると…
そうなると「どうせ装備が良いから釣れるんでしょ?」とか「同じ装備なら俺だって釣れるよ」とかそんな勘違いしてる人も出てきます。
そんな方に言いたい
プロを舐めるなよ
幸いにして何名かのプロとお話ししたことがあります。
ハッキリ言ってバケモノばかりです。
釣りの腕は勿論、釣りに行く為の時間やお金の作り方、健康面への拘りetc.
それぞれ考え方や行動の仕方は色々ですが、全員異常釣欲者であり、もれなく異常体力者です。
たまたま興味の方向が釣りに向いてるからバスプロなだけで、他のスポーツや仕事に興味が向いていたらそのジャンルのプロフェッショナルになっていたような方々です。
そんなバケモノが本気でバス釣りしてるんです。
そんなのに妬み僻みで努力を最初から放棄してる人が敵うわけない。
なので是非プロの方には言い訳の聞かない公平な条件で一般アングラーをボッコボコにして欲しいと思いました。
しかし…
そんな事を知っているのに、分かっているのに。
バケモノを倒したい
…と僕は思ってしまったのです。
バスフィッシングのトーナメントって特殊なスポーツだと思います。
普通のスポーツなら人対人。
アマチュアが公平なルールの元、プロと試合した場合ほぼ勝つ確率は0でしょう。
少なくとも野球やサッカーの日本代表にそこら辺の町のスポーツクラブチームが勝つことは無いでしょう。
ただ釣りは「人対人」の前に「魚対人」なんです。
相手は自然でイレギュラーだらけ。
トッププロにそこそこの釣り人が勝ってしまう事もあり得ます。
勿論試合数が増えれば勝率はプロが圧倒的なはずです。
試合数だけじゃなく2day.3dayと日数が増えたり、リミット数が1本ではなく2本、3本と増えれば段々と偶然は減っていきます。
ただどこまでいっても魚が相手。
勝てることもある。
そう思ってしまったら気持ちが止められませんでした。
二日間。
二日間だけで良いから、そのフィールドで一番上手いアングラーになりたい。
そしてバケモノを倒したい!
そんな気持ちからも運営に参加する事に。
ドリームトーナメントの今後
今回とりあえず無事に第一戦が終了しました。
順位として結果を残した選手。
釣り方や試合中のドラマが注目された選手。
PR動画が跳ねた選手。
大会後の行動で讃えられた選手。
逆に何者にも成れなかった選手。
色んな選手がいました。
彼らが今後どういったバスアングラーに成長していくのか?
トーナメンターとして勝ち続けるのか、メディアアングラーとして釣りの魅力を届けるのか、作り手として傑作を作り出すのか…etc.
色んな未来があると思います。
そんなアングラーの成長の場、活躍の場、そして交流の場として今後も大会運営は続けていきたいと思います。
今回初めて経験だらけで、運営としても選手としても反省すべき点も多く、今後の課題にして次回に繋げて行こうと思います。
また個人的にはレンタルボートの頂点を決めるような場を作りたいとも思っています。
マイボートを所有できる人、尚且つそれを大型車で牽引しながら過酷なトーナメントに出続ける人。
正直僕含め大多数の人は結構キツイと思います…
優勝賞金がとんでもない額でーとかならともかく、日本でスポーツの試合だけで暮らせるのなんて野球やサッカー、相撲、公営ギャンブルの選手くらいじゃないでしょうか?
(アメリカの釣りの試合はめっちゃ稼げるじゃん。と思う方も多いと思いますがエントリーフィーが日本のそれと文字通り桁が違う事もお忘れなく…)
勿論それに出続ける為に仕事を頑張ってる人やスポンサーさんを獲得して活動されてるに方々には尊敬の念しかありません。
僕もそんな方達と同じフィールドで、同じレギュレーションで戦いたい。
強い人たちと試合がしたいと強く思い、仕事を頑張りながらバスボートの準備を進めています。
ただどうしても全員がそうじゃない訳で…
近年は特にトーナメンターと一般のアングラーとの溝が年々大きくなってしまっていると感じます。
昔はトーナメントで優勝した選手の道具がバンバンに売れて~とういのもありましたが、昨今ではおかっぱりYoutuberの方が宣伝した道具の方が売れたりする時代です(最近はまたちょっと事情が変わりつつありますが)
媒体の変化は時代の流れなのである程度はしょうがないとは思いますが、個人的には敷居が高くてもバスフィッシングはボートで楽しんでほしいし、トーナメントを一度でもいいから経験して欲しいと思います。
一部の地方では地元の漁協の方々と協力しておかっぱりでも地元にお金が回る様なシステムが出来上がってますが、なかなかそれが全国でというのは難しい(国の遊漁に関わる法律から変えなきゃいけないので)のが現状です。
その点レンタルボートならボート屋さんにお金が落ちる時点で、その後ボート屋さんが納税すれば立派な地域貢献です。
また近くでご飯食べたり、温泉行ったり、ガソリン入れたりetc.
バスフィッシングによってその地域の経済に貢献できるんです。
今後バスフィッシングが日本で長く楽しめるようにするには地域にお金を落として、ビジネスとして認められるのが一番早いと思っています。
マイボートを買って、スロープ代や駐艇料etc.というのも同じなのですがちょっと敷居が高い(何度も書きますが拘らなければ安い)と思われがち、
おかっぱりオンリーだと地域にお金が落ちづらい(あと根がかりの回収とか路駐問題、騒音問題etc…きちんとした人がいるのも重々承知していますが…)
そういったところでレンタルボートって本当に丁度良いなと思っています。
大人が本気で一日遊んでも1万円どころか数千円。
レンタルセットや船舶免許もちょっと出費ですが、趣味なんだからそれくらいは頑張ってほしいなと…
それでレンタルボートのガチの試合があったら面白いんじゃないかと思っています。
タックルアイランドさんのトーナメントが一番近いかなぁと思っていて、
年間を通して各地のフィールドをレンタルボートで試合。
それが盛り上がってレンタルボート屋さんが各地でオープンして、各地域でバスアングラーがお金を落として地域活性。
そうなってくれたらなぁ…と思っています。
またタックルや装備の制限がある試合なんてのも、面白いかなぁと思っています。
SNSでよく見かけるセコ釣りがどーたらとか、ライブシューティングがどうたらとか…まぁぶっちゃけそういった感想を持つのは個人の自由なのでどうでもいいのですが、自己が拡大して選手個人に対して失礼な事を書いてる人がいます。
まぁそこまで行くと人としてちょっとどうかと思うんですが…
それは放っておくとして
書かない、言わないけど思うところがある。という方たちに対して何もしないのも違うなと思います。
なのでストロングスタイル限定やエレキや魚探の制限、プラや情報収集の制限なんてのも面白いかなと思っています。
まぁ制限の塩梅とか魚探なしだと危ないとかいろいろ考えなきゃなとは思いますが…
あとは観客としてトーナメントを楽しめる方法を模索しています。
今回優勝ウェイトとビッグフィッシュのウェイト予想を行いました。
それなりに反響があったのでアイデア出した身としては一安心でした。
どうしても無名な選手が多く、優勝予想だと難しいよなーと思い、ウェイトならある程度みんな参加してくれるかな?と
どうしてもあの人数のトーナメントで映像を流し続けるのは無理ですし、
仮に出来たとしても見るかと言われたら…
本当は選手個人にお金を賭けてーとか考えたら利益も出るし、注目度も上がるし今後面白いとは思うんですが…
ここは現代日本なので…難しいですね…
キチンと法律関係もクリーンな運営ですし、今後も絶対にそれは守っていきたいと思っています。
あとブラックバスという魚の正しい知識、生態系や漁業権、経済効果etc.そんな事を学べる場を設けたいなと思っています。
今後バスプロとして生きてくのであればそういった知識が必要になるでしょうし、業界を代表する方々には知っておいて欲しい。
それにバスプロという生き方を選択した場合、今後は個人事業主として社会生活を送る方も多いと思います。そんな方々に社会人としてどう振る舞って生きていくのかも学べる場を作りたいかなと(こっちはマジで専門外なので僕も教わりたい…)
今後ドリームトーナメントを通してバスフィッシング業界が少しでも良い方向に進んでくれたらいいと思っています。
※全て未定であり、私、辛島大の個人の感想。と言うかこうしていきたいという願望です。
一切公式発言ではありません。
ご意見は私個人までご連絡下さい。
辛島大の今後
でこっから先は完璧に超個人的な今後の事です。
あんまり内容はないですが時々聞かれたりするので。
ハッキリ書きますが、僕はバスプロになる気はないですし、バスフィッシングで食べていくつもりも、お金を稼ぐつもりもありません。
こんだけ偉そうに色々書いといてですが、それが本心です。
まぁというか自分の釣りの実力やその他能力がそんなお金をいただけるようなもんだとは思っていませんし。
(こういったロッドやリール、ルアー、フック、アパレルetc.マジでアイデアはいっぱいあるので形にしたいなぁという気持ちはありますが、多分売れない…)
知ってる方もいるとは思いますが、僕は大学卒業後、新卒で釣具メーカーに入りました。(多分ほとんどの人が知ってるメーカー)
で、一年ちょっとで辞めました。
色々理由はありますが、自分がそういった仕事には向いてない事や(マジで仕事できなさすぎてメンタルがボロボロになった)、趣味として釣りに関わった方が自分は幸せ(釣りしてる時に仕事を思い出し憂鬱になったり)だと思ったからです。
あと当たり前ですが、繁忙期がハイシーズン…いや本当に当たり前なんですが…
そんな経験から少なくとも釣りだけで生きていけるほどの能力は僕にはないと判断しまして…
じゃ他に仕事をしながら、
最低限他人様に迷惑をかけないようにちゃんとお金を稼いで慎ましく暮らそう…と
そして…
最低限の暮らしに掛かる金と時間以外を全部釣りに使ってやろう。
という所に落ち着きました。
なので多くの若手アングラーがバスプロになりたい!って言ってるのをがんばれーと眺めてます。
マジで頑張れ若人。
ただ試合になれば全力で勝ちに行きます。
ルールとマナーが許す範囲でなんでもします。
極端な話、自分より釣りが上手い人がいるのが本当に悔しくて許せないんです。
それが年上だろうが年下だろうが、バスプロだろうが一般人だろうが関係ない。
全員倒したいんです。
我ながら気が触れていると思います。
なので今後もトーナメントは出続ける予定です。
本当はTBCを主戦場にと思っていたのですが、自分が納得できるルールでは無くなってしまったため、利根川用に購入した小さ目のバスボートを手放し、霞ヶ浦用に中くらいのボートを新しく購入しました。(本当にもう…)
レンタルボートで長門を楽しみつつ、開催されればトーナメントに出て。
バスボートが仕上がり次第、霞ヶ浦を勉強して、安全に一人で航行できるようになれば何かしら試合に出ていきたいと思います。
それで費用や自分の気持ちが続くようであれば本格的にフルサイズのボートとそれを牽引できる車をローンで買って霞ヶ浦のトーナメントに全力で挑みたいと思っています。
無理そうならレンタルボーターないし、アルミ買って毎週末長門川で釣りしてます。
ドリームトーナメントの運営も千田君から声がかかるようでしたら続けていこうと思います。
自分で協力できることがあれば協力するし、イラネって言われればそれまでです。
(そもそもなんで僕みたいな一般人が呼ばれたのか未だに不思議に思ってる。)
まぁそんな感じで毎週末の釣りを楽しみにしながら今後も釣りを続けて行きたいと思っています。
おわり