「綴化」という個性に新たな植物“沼”を見る
自分にとっての2021年は「植物の年」だったなぁと、急に年の瀬っぽい切り口でスタートしてしまうんですが、でもホント今年は植物にお金を使いました。
いろいろ手を出しすぎて、もはや2、3年のキャリアを積んだ気でいますが実はまだ半年そこらの超ビギナー。
夏には実生のアガベの発芽率に「これ全部育ったら置くところ無いよ〜」なんて嬉しい悲鳴をあげておきながら、室内管理にしてから結構枯れてく様をみて実生の育成の難しさを痛感していたり、アガベ達の水やりのタイミングがわからなくて、ドキドキしながら少しあげてみたり…。
初めての冬越しでどれだけの植物を活かすことができるのか…。
きっと昨今の植物ブームで僕みたいな人が全国各地にいらっしゃるのでは?
この冬越しの結果によって、今後も植物を続けるのか否かふるいにかけられて、このブームにも多少落ち着きがでるんじゃないかと勝手に予想しています。
正直、今持っている植物達のポテンシャルが発揮されるのは早くて来年・再来年とかなので、僕としてはこのまま続けていきたいですね。
そんな感じで植物にハマり散らかしていながら、アガベ以外の多肉植物にはまったく手を出していませんでした。
ホームセンターの多肉植物コーナーとかにいくと分かるんですが、個体識別できない多肉植物が有象無象にあってもうわけわかんないですし、特にユーフォルビア系は形に統一感がなさすぎて、コレもユーフォルビアだったの? というのが多すぎ問題。
サボテンとユーフォルビアの区別がつかないうちは買う資格ない、というか買う気にもなかなかならないですよね。
(ちょっと前までアガベとアロエの区別も付けられなかったけど…。)
そんな最中に、東京は経堂(きょうどう)にある「デザートプランツ」という今年出来たばかりのお店へ訪れる機会があって、そこで「綴化」した多肉植物に出会ってしまったんですね。
「綴化」は簡単に言うと、成長する部分がなんか変なことになって元とは違う姿になること。個性的な多肉植物をより個性的に、魅力ある姿にしてくれるんですね。
綴化した多肉植物はこれまでも散々目にしてきて面白いなとは思っていたんですけど、ビザールプランツさんの雰囲気が良すぎて背中を押された感じでした。
ユーフォルビア ラクテア クリスタータ ミントクリームという品種です。すごい名前。
たしかに、ミントクリームって感じ。気持ちおいしそう。
こんな得体のしれない形が成長していくとどうなるのかワクワクしますよね。
綴化にロマンを感じながら、これからハマっていく沼を見つけた気がしました。
あまり深みにはまらないようにデザートプランツさんにはあまり足を運ばないようにしないと(笑)。
綴化じゃなくてデザートプランツさんに沼を見たといっても過言ではないかもしれない。
それぐらい良いお店なので、ぜひ一度足を運んでみてください。
HPはないみたいなので、Instagramがオススメです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?