見出し画像

なんのために成長したいのか考えてみた

先日聴いたVoicyで「もっとお金を稼ぎたい」とか「もっと成長したい」ってみんな言うけど、なんのためにそう思うのか尋ねるとちゃんと答えられる人は少ない、という話がありました。

たしかにそう言われてみると今まで「もっと稼げるようになりたい」「もっと成長したい」と聞いてもそれを社会の通念のように解釈して「まあそうだよね」としか思わなかったのですよね。

自分も常に成長したいとは思っていて、これまで何度か環境を変えてきました。

じゃあなんのために?と訊かれるとちゃんと答えられる自信がなかったので、自分はなんのために成長したいのかを考えてみました。


1つ目は応援したい人をしっかり支援できる力をつけたいからだと思いました。
自分は先頭に立って引っ張っていくタイプではなく、それを支えるのが好きなタイプ。
学生時代にサッカーに打ち込んでいたときも自分がゴールを決めるよりも味方のゴールをアシストする方が好きだったし、社会人になって受託業務を行う会社で働いてきたのもクライアントの支援をするのが好きだったからだと思います。

でも、支援をしたいと思っても相応の実力がなければそれは叶わないんですよね。
なんとかしたいのに実力が足りなくて結果が出せず、何度も悔しい思いをしてきました。
しっかり応援したいのであれば想いだけではなくそれを実現できる力がないと。
だから成長し続けたいし、そうありたいと思っています。


2つ目はこれからの社会の変化に対応できるか不安だからです。
VUCA時代と言われて久しいですが、将来の予測が難しくなってきたときに現状維持のままで時代の変化に対応するのは難しいと思うのです。

社会人になって十数年経ちますが、社会人になったばかりの頃はスマホやAIなんてまだそれほど普及していなかったし、社会の雰囲気だってだいぶ変わってきたと感じます。
十年くらいでこれだけの変化があるのだから、今後も大きな変化があると思うし、「アンラーニング」や「リスキング」といった現象もそうした時代の流れに応じたものでしょう。

そんな状況で成長せずに今のままで70代、80代まで働く自信がない。
福沢諭吉は「進まざる者は必ず退き、退かざる者は必ず進む」と言ったそうだけどまさにそんな感覚です。


……ともっともらしいことを書きましたが、たぶん本当のところは成長することで今までできなかったことができるようになるのが純粋に楽しいからなんだろうと思います。
これは厳密にいうと成長したい理由ではないですが、成長すること自体が好きというのが本音だと思います。
うん、そっちのほうがしっくりくる。


言語化しようと張り切った割には凡庸な結論に至ってしまいました…
まあでも考えるのって自分の思考の整理になりますし、気づくこともありますし良いですよね(笑)

今日はそんな感じです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?