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最近感動した、どうでも良い話

僕は、偏頭痛持ちです。偏頭痛って、しんどいよ!だって、その日の活力削がれるし、ひどい時は、吐き気をもよおすし。目の奥が痛いねん!なんやねんこれ!

って、思ってたんだけど、よくよく考えたら、原因ってなん??と思ったんだ。

血管が拡張していた

調べたらすぐ出たよ。主な理由として、「血管が拡張することで、三叉神経を圧迫」しているらしいね!!!

寝過ぎによる頭痛

寝過ぎって本当にゴミクズの所業だよね!せっかく生きているのに、意識ない状態を長く味わう理由ないよね!まぁ、これはいいんですけど、問題は、起きたら最後、偏頭痛地獄なんだ!

これも結局、副交感神経が優位になりすぎて、血管がだらーっと拡張してるかららしいぜ!

まじかっ!

天気による頭痛

雨が降りそうだったり、降っている時って、偏頭痛になりがちだね!周りに絶対そういうやついる。天気予報みなくても、勝手に予知始めて、「あ、もう少しで空が泣くよ」って言ってくる奴!

これも結局、気圧の低下によって、血管の圧が弱まって、拡張されるかららしいです。

まじかっ!!

サウナでの感動話し

で!!!これが、しょうもない感動なんだが、サウナっていつも、入った後、偏頭痛起きてたんだよ!これがいやで、僕はサウナが少し嫌いだった!あんなん入ったら、また憂鬱になるやん、と。

僕には無類の温泉好きが知人にいて、会うたびに温泉に誘ってくるんだ。それだけならまだしも、そいつが誘う家族温泉は大抵失敗する!

まぁ、それはいいが、そいつと一緒に温泉入っている際、「吉幾三」と言ってきて、どこに?と聞いたら「サウナ」と言ってきたわけだ。

困った。まだお昼どき。これから、まだまだ時間があるのに、偏頭痛になりたくないのだ。でも、こいつは引かない。やむ無し、入ることにした。

サウナの中では、ドクターコトーが放送されていた。コトーの「人間、誰しも最後は死ぬんですから。」の一言が妙に心に沁みた。

まぁ、それはいいのだが、5分を経過したタイミングで、限界が来たのだ。でも、やつは俺に「まだ我慢しろ。あと5分。」と血眼で叱ってきた。

ここで言いたいことが二つある。

・ひとつは、肉の厚みによる
そいつは、体重が73㌔。僕は、身長差なく、体重63㌔。つまり、肉の厚みが違うために、体感で感じる温度が違うのだ。

そのハンディキャップを理解せず、さらに5分の追加を要求してきた。控えめに言って、人間の所業じゃない。

・もうひとつは、それまでの過ごし方による
僕は湯船に最初からずっと浸かっていたのだが、やつは、少し入っただけで、しばらく外気に触れていた。冬に突入しつつあり、奴の体は冷え切っていた。

その状況で、5分の追加だ。ここまでくるとヤツの提案は愚の骨頂ともいえる。

さて、話に戻る。

あと、5分の追加をされたが、控えめに言って、僕は限界だった。だから、やむ無し出ることにしたのだ。入口と出口が分かれており、焦りからだろう、誤って入り口から出ようとした。当然開かなかったのだが、後ろからヤツが「おい!あっち!」と出口を顎で教えてきた。その時の僕を小馬鹿にした般若のお面のような顔が脳裏に焼きついた。

出口からようやく出た僕は、シャワーでぬるま湯に当たっていたのだが、やつも5分後にでてきた。そして言った「吉幾三」。どこに?と聞くと、「水風呂」と言ってきた。上述した通り、肉の厚みのない僕は、水風呂が嫌だったが、入ってみると不思議と気持ちよかった。

ヤツはまたサウナに誘導してきたのだが、今回は同じ水風呂からのスタートであり、ある程度フェアな状況だった。やつは10分目標と言ってきたが、気づけば10分が経過した。でも、僕はなぜか大丈夫だった。「あれ??さっき、5分で限界がきたのに、なんならまだいけそうだぞ?」と。ふと、僕はヤツに目をやった。すると、我慢の限界からか、顔を激しく赤らませ、鬼の形相をしていたのだ。

ヤツは、地獄を見たような顔をしながら、悔しさいっぱいに、出口に向かい始める。僕は勝利を確実にするため、後ろについて、あとから出口をでた。ヤツの背中には完敗の2文字がミミズ腫れのように浮き上がっているような気がした。

結局のところ、サウナ勝負は、僕の勝ちに終わった。

とはいえ、感動した話しはこの部分ではない。

実は、僕が水風呂に頑張って入ったのには、理由があり、サウナで拡張した血管が「収縮」されると思ったからなのだ。今までは、サウナ後水を浴びることなく、あがっていた。でも、今回は頭痛の原因の知識を仕入れていたため、しっかり、頭まで冷やして、上がってみた。

すると、頭痛が起きなかったのだ。念のために、答え合わせをネット上でしてみた。やはり、予想は的中。圧迫されていた神経は、水風呂によって、解放されていたのだ。

ひとつの知識が、日常で応用することに成功したため、変に感動を覚えた。そんな話しでした。

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