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浮かぶ都道府県: 山形県

今回は山形県です。

浮かぶ山形県

山形県の形は人の横顔に似ていると言われます。多分、山形県近隣にお住まいの方や山形県に旅行経験のある人にとっては知っていて当然なお話だと思うのです。でも、山形から離れた地域に住んでいる人にとっては新鮮に思えます。実を言うと、私も今回この画像を作ってみて初めて横顔の存在を知りました。

左側を向いて口を開けた横顔で、鼻が温海町周辺、目が酒田市のある庄内平野、耳が葉山(村山葉山)あたりでしょうか。
個人的な感想で恐縮ですが、見ようによってはクレヨンし〇ちゃんのヒ〇シさんの横顔に見えてきます。(しまった、秋田県だったな~)
でも、もう一つの顔もありますよね。次の画像をご覧ください。


右向きの山形県

山形県の右側を強調してみました。

今度はおかっぱかボブヘアーっぽい人が右下を向いている横顔に見えてきます。私には少しうつむき加減の憂いを帯びた横顔に見えてしまいます。左側を向いた人が大きな口を開けて笑っているように見えるので、少し俯いて口を閉じている形が対照的に見えるのかもしれません。

こちらはは天童や寒河江のある山形盆地がほっぺたで、宮城県との県境にある船形山付近が鼻にあたりそうです。


蔵王連峰

樹氷やスキー場、霊場としても有名な蔵王です。
蔵王山は熊野岳や苅田岳を示す山域の総称で、「蔵王山」という山は無いらしいのですが、地図によっては蔵王山としっかり書いてあったりします。
地図によっては蔵王山(熊野岳)と表記されているものもあります。
ちなみに、蔵王山神社は熊野岳の頂上に祭られているんですよね。

国土地理院の地図にも蔵王山と記述があるのですが、この蔵王山は前述の熊野岳や苅田岳を示しているのかと思ったりします。



御釜

上記画像は御釜付近を表したものです。
御釜は噴火火口に水がたまった湖で、御釜を中心に馬の背カルデラを形成しています。活火山であり現在も馬の背カルデラ内の立ち入りが制限される時があります。御釜は宮城県側にあるのですが、蔵王は山形県のイメージも強いのでここで紹介します。


鳥海山

上の画像は鳥海山です。
画像からもわかるように、頂上から北側に向けて馬蹄形のカルデラが広がり、北側に向けて溶岩が流れた跡が確認できます。もう一つ、頂上から少し西側に下がって南西に広がっているものも確認できます。
約200年前の噴火で現在の新山がつくられ、1974年には小さな噴火が発生している活火山です。


鳥海山山頂

鳥海山山頂の拡大画像です。
山形県と秋田県との県境は鳥海山山頂を微妙に取り込んで山形県側にあります。江戸時代に山形県側と秋田県側の藩が山頂を争った結果、譜代大名の庄内藩が勝利し、頂上が山形県側となったようです。
そういえば、同じ名前の日本酒も有名ですよね。ちなみに酒蔵は秋田県にあります。


浮かぶ月山


浮かぶ月山の画像です。
月山は山岳信仰や春スキー・夏スキーで有名な場所です。前から一度は月山でスキーをやってみたいと思ってはいるのですが、なかなか機会に恵まれません。


今回の画像は国土地理院の数値標高モデルデータを編集・加工して使用しています。




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