【Liveoak企画】タイアップ公演【Heroine Music】
はいこんにちは。
最近、LINEを都度確認することを辞めた作詞家、藤橋です。
おかげさまでひっきりなしに連絡が来るので、通知が来たそばから対応していたら精神がもたないことに気付きました。
まとめてPCで返信するようにしてから、心のバランスが良くなった気がします。もっと早く気付けばよかった。
恒例の自己紹介はこちら。
さて、今回は
我々Heroine Musicが他所様の舞台公演とタイアップしてテーマソング・劇中歌を提供する!という話です。
映画に舞台に番組に、色んなところで曲を使っていただいているHeroine Musicですが、
これまた嬉しい話となりました。
その舞台、こちらです。
2025.1.16~1.19
劇的スペース・オメガ東京で上演される
ぼくらは生れ変わった木の葉のようにという作品。
戦後のアングラ演劇界をけん引した劇作家、清水邦夫さんの戯曲です。
演出は今「嗤う伊右衛門2024」が好評上演中の菊池敏弘さん。
若手演出家コンクール2024の一次審査を通過しておられるそうです。
高名な方々の由緒ある作品に関わらせていただくということで
背筋が伸び千切れる思いでおります。
概要は以上のとおりですが
実は提供させていいただく曲、既に完成しています。
タイトル:Dear アイリス
作曲:松田貴嗣
作詞:藤橋悠
そしてボーカルが、この作品にも出演される浦田有さん。
歌に関して、素晴らしい能力をお持ちの方でした。
舞台のストーリーや登場人物に思いを馳せながら苦悩して作ったため
とても思い入れのある曲となりました。
めちゃくちゃ手応えある仕上がりとなっています!!
と言うわけで。
ここからはちょっと自分のことをお話させてください。
今回の「Dearアイリス」の作詞のやり方、自分としては新しい試みでした。
ストーリーやキャラクターについてざっくりヒアリングさせていただいた上で、
曲の中に架空の人物「アイリス」を登場させ、彼女を遠巻きに見ているような、彼女に必死で語り掛けるような。
音と意味のどちらも満たす良い名前を探すのに、結構な時間を費やしました。
結局、欧米系の名前で尚且つイメージにとても近い花言葉を持つ「アイリス」に落ち着いたのですが、
改めて詞を書き始めた時、歌詞は既に九割方完成している気がしました。
ぼくはブランキージェットシティの浅井健一さんが大好きです。
浅井さんの書く曲には、魅力的な人物の名前が多数登場します。
その全てが音的にもカッコよく、どこか悲しげで、悪くて、狂っていて、そして愛らしいのです。
ぼくもいつかそんな絵本を読んでいるような詞を書けるといいな、と思っていました。
そして今回、挑戦しました。
この曲はぼくを一つ成長させてくれた曲とも言えます。
こんな機会をいただき感謝の気持ちでいっぱいです。
舞台の成功を心より願い、また、一緒に成功させたいと心から思っています。
みなさま、ぜひ劇場に足をお運びくださいますようお願いいたします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ではでは。
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