【さすがに】イチバンガラスの作詞①【そろそろ】
はいこんにちは。
痩せると言いながら、気づいたら夕食を二回食べていた作詞家の藤橋です。
意志ヨワと耄碌のハイブリッドです。
一部の人には内緒です。
さて、
そろそろ避けて通れないお話をします。
イチバンガラスについて。
1年後に解散するロックバンド『イチバンガラス』"Ichiban crow"【Official Music Video】 (youtube.com)
アーティスト 1年後に解散するロックバンド(イチバン)
作曲 林啓介
作詞 藤橋悠
mix&mastering 松田貴嗣
MV撮影 Naoto Takahashi
とにかく、このイチバンガラスについては
語りたいことが100億個ありますが
今回は「作詞の経緯」に絞って書いてみます。
あれはたしかイチバン結成から数ヶ月後。
しまい忘れた冬服が所在なげに寝そべっている床から
電気カーペットをズルズルと剥がそうとしていた頃でした。
「明るくて誰でも演奏できる」がコンセプトだよ、
と言ってこの曲が送られてきました。
簡単なコードと分かりやすい展開、
馴染みやすい歌メロ。
クセもほんの少し香る程度で、
高校生バンドがその日のうちにカバーできそうな、
なんだか青春くさくて懐かしい感じがしました。
そしてそれは、
ぼくにとってほぼ生まれて初めて(か、二回目くらいか)
「作詞をする」というミッションが発生した瞬間でもありました。
当時の心中は
「は?おれが作詞?むりむり!はっず!素人だし!」でした。
なので当然のごとく及び腰で、
いい作品にしよう!なんていう前向きな気持ちは長髪の枝毛ほどもなかった
ということだけは明確に覚えています。
そんな事より
もう季節が変わったというのに(太ったせいで)服がない!
とかの方に意識が行っていました。
着れなくなったシャツを誰かにあげた気がします。
そんなだらしない日常の中、ふと立ち止まって
自分が日ごろから
「素人が挑戦することは、いくつになっても尊い」ということを標榜していることを思い出しました。
ここでの敵前逃亡は、男の子として完全な名折れとなります。
自衛隊なら7年以下の懲役か禁錮です。自衛隊じゃないけど。
なので、
ここはいっちょ開き直って!
素人ならではの爪痕を残してやろう!
と、気を持ち直したのであります。さすが大人。
心なしか、その日の服の迷彩柄も鮮やかに映えていました。自衛隊じゃないけど。
あと迷彩柄も着てなかったです。
さて。
そんなこんなで、
いざ取り掛かろうとしていた時でした。
急転直下
ぼくの心に暗い影を落とす事件が起きたのです。
結果として、その時の心境が歌詞へと繋がっていくのですが
それはまた次の機会にお話しします。
長くなりましたので、まずはここまで。
ではでは。