【潜在意識】へそ曲がりの作詞術④【顕在意識】
はいこんにちは。
骨盤歪んでる系作詞家、藤橋です。
ギターを弾く人はだいたい骨がグニャってて
無理に直すとギターが下手になる
なんて恐ろしい話を聞きました。
諸説あるようですが、ぼくはもうアシンメトリー人間として生きていきます。
恒例の自己紹介はこちら。
さて今回は
作詞活動における潜在意識の重要性についてお話させてください。
作詞に限らず、全ての創作活動に共通して言えることです。
まず、ぼくたち人間の意識は
「顕在意識」と「潜在意識」に分かれています。
一説によると「集合意識」なんてのもあるみたいです。
(集合意識についてはまた別の機会に取り上げてみます)
顕在意識は、自覚できる意識。
潜在意識は、無自覚の意識。
顕在意識は全体の3~10%であり、氷山の一角である。
潜在意識は氷山の海に沈んだ部分。意識の90~97%を占める。
ここまでは有名な話で、
どこのサイトを見ても同じようなことが載っています。
どうやら世界の常識のようです。
ですが、この先を調べようとすると
やれ引き寄せだ、ハイヤーセルフだ、と
スピリチュアルな話がたくさん出てくるのです。
あっちの世界に抵抗がある人は、だいたいここで心が折れ、
「なんかそんなのがあるらしい」くらいの認識で過ごすようになるという
勿体ない現実があったりします。
余談ですが
ぼくは、神も仏も閻魔大王も、
いったん全てを信じてみることから始めるようにしています。
興味本位です。
さて、話を戻しましょう。
潜在意識について真面目に考えてみます。
分かりやすく言うと
お腹がすく(潜在意識)→食べるものを決める(顕在意識)
みたいなことです。
体の血糖値が下がりエネルギーが必要となった時、
ぼくたちの潜在意識は脳から信号を出し、
顕在意識に対して空腹に気づくよう働きかけます。
本能ですね。
つまり、
ぼくたち人間の意識のベースには潜在意識という本能の一部があり、
その上に思い込みや習慣が乗っかり、
顕在意識で意思決定をする
という流れに乗っかって社会生活を営んでいるわけです。
ちょっとややこしくなってきましたので、
話をシンプルにします。
顕在意識には、思い込みや習慣が乗っかる分、個性が出ます。
潜在意識はどうでしょう?
人間の本能って、隣の人と全く同じなんじゃないですかね?
そして、そこにこそ、共感を呼ぶポイントがあるのです。
潜在意識は24時間365日、一秒も休まず営業してくれています。
呼吸をしたり夢を見たり、意図せずとも全て潜在意識がやってくれているのです。
更に、潜在意識は顕在意識の9倍以上大きい。
どうですか?
利用しない手はないでしょう。
よく
「アイデアが降りてくる」とか
「ある日突然ピンときた」とか
言いますよね。
これって、無自覚のうちに潜在意識で考えていたということです。
そしてそれは、頭で考えたことよりよほど優れていたりします。
創作のお題が目の前に来た時、
ぼくの場合はまず思いっきり考えます。
メモも取らず既存のフォーマットも使わずに考えるだけ考えて、
熱が出そうになるまで考えたら、そのあとは一定期間放置します。
潜在意識に仕事させるということです。
そうすると、
駅のパン屋を出た瞬間に頭の中で聞こえてきたのが
「イッサイガッサイ振り切れ~」だったりしました。
何かに行き詰まるのって気分良くないですよね。
ぜひ、そうなる前にこの方法を試してみてください。
特徴的なのは、
必然的に、サビなどの特に大事な部分からパーツが埋まっていくという点です。
なので、
「まだ完成しない?」という心無い煽りには、こう言い返してやりましょう。
「大事なところは多分もう完成してる」と。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ではでは。