【真夏の夢よ】舞台イチバンガラス2を終えて【ありがとう】

はいこんにちは。
舞台の公演が終わって心身の回復を待つばかりの作詞家、藤橋です。
終わったら終わったで、待ってましたとばかりに押し寄せてくる仕事の大波。
果たして乗りこなせるでしょうか。
明日を創るのが今日の自分なら、今日を創ったのは昨日の自分です。仕方ない。

恒例の自己紹介はこちら。


さて。

冒頭にも書いたとおり、舞台が終わりました。

Heroine Music x 士言堂 プロデュース公演
イチバンガラス2 @萬劇場


まずは、関わっていただいた皆様へ感謝申し上げます。
また、たくさんの方にご来場・ご支援いただきなんとか最後まで辿り着くことができました。併せて感謝いたします。ありがとうございました。

こちら、アーカイブの販売も開始しておりますので
興味ある方はこちらからご購入くださいませ。
9/1からYouTubeにて視聴可能となります。
Heroine Music x 士言堂 プロデュース公演 イチバンガラス2 予約フォーム (quartet-online.net)



いやぁ。
感じたことや言いたいことが山盛りですが、
ここではちょっと自分なりの視点から所感を書かせていただきます。


と言いつつ
ぼーっとマウスをコロコロしていたら一時間が経過しました。
どこかに時間泥棒がいます。危ない。返せ。


あ、忘れそうなので先に。
何か、「ここのこれについて振り返ってほしい」みたいなリクエストがありましたら
お好きな方法でご連絡ください。
いったんメールアドレス載せておきますが、ご連絡はここでのコメントでもSNSのDMでも何でも結構です。

dogenzakacherrys@gmail.com


では、本題。


本来ぼくがやりたいことって
プレイヤーとファンが初めて接触する場を作る ということなんです。

ファンは新しい魅力的なプレイヤーを発見できる。
プレイヤーは新しいファン層にリーチできる。
これは全体にとって意義のあることだと思っています。

だから、
音楽ライブにお笑いの時間を入れてみたり
色んな演者が出演するイベントを積極的にやったり
数多くのエンタメに首を突っ込んでいます。

舞台もその一つで。

Aさんのファンが「Bさんもいいよね!」と感じてくれるのが理想です。

今回の舞台は、大きく分けると

出演したキャスト(演劇)
1年後に解散するロックバンド(音楽)
スレンダーパンダ(お笑い)

の3つを同時にお届けしました。
とても親和性のある3職種だと考えています。

その中で、
純粋に舞台を楽しみに来たお客様がスレンダーパンダのファンになったり(逆もまた然り)
お笑いのファンの方がサントラCDを購入くださったり
音楽関係者が脚本に興味を持つきっかけになったり
そんなことが多く見受けられました。

これはもう、してやったりありがたい限りです。

関わった人たちの将来にプラスの影響をもたらすことが
ぼくの仕事の本質ですから、
SNSで「あの人良かった」なんて意見を見かけると
心の中で小踊りしています。

もちろん、うまくいかなかったこともありますが
大事なのは大局観。
人生は前にしか進めることができませんので、
その道すがらで出会う「目線の高さが合う人」たちを
これからも大切にしていきたいと思います。


あと、個人的な喜びを一つだけ。

イチバンガラスというタイトル、
曲の詞を書き終えたあとに苦労して決めたんです。
とても苦労して決めました。

最初はバンドメンバーが曲名を口にするのを聞くたび
むず痒さと言うか、得も言われぬ気恥ずかしさがありました。

その気恥ずかしさの理由は
「自分が作った固有名詞を他人が口にしている」
だったのだと思います。
正直、どこかに「自分の」という強い意識があったのだと思うのです。

ところが昨今。

イチバンガラスという曲が好き、舞台が好き、プレイヤーが好き
という感想に触れるたび
いつからか「みんなのイチバンガラス」という意識が頭をもたげてきました。

舞台の最終日に、舞台上から挨拶させていただいた際
「サードやろうと思います」と言ってしまいました。
その時のお客様のリアクションで
あぁ、これはもうみんなのものになったんだな
という感覚に触れたのを鮮明に覚えています。

あまり大きなことも言えませんが
良い作品のタイトルというのは、もしかしたらこのように育っていくのかも知れません。そうだったらいいな。

おれのものはおまえのもの。です。

というわけで、
これからもよろしくお願いします。

サードの前に色々仕掛けを考えていたりいなかったり。
発表を楽しみにお待ちください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
ではでは。

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