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【DX MIRAI KAIGI vol.30】 DX白書2021の第1部 総論を読み解く(第2章)
本日の記事は10/28(木)に開催した「DX MIRAI KAIGI vol.30」の様子です。
DX MIRAI KAIGIとは
株式会社デジタルビジネスシェアリング主催の「DXやシステム開発について語り、その中で新たな何かを世に生み出しちゃおう」という企画です。
メインスピーカーは常に何か面白いことがしたい、作ることを話したい、何か新しいサービスを生み出したいという新しいことに好奇心旺盛な株式会社デジタルビジネスシェアリング役員3名です。
企画内容や飛び込み参加などについては以下の記事に詳しく書いてあるので、こちらも是非、読んでみてください✨
✨DX MIRAI KAIGIリスナーアンケート実施中✨
「DXのxxが知りたい!教えてほしい!」「今不便な〇〇を便利にできないか」など、リスナーさんのご意見・ご要望をアンケートでお教えください!
アンケートでいただいたリスナーさんからの声はDX MIRAI KAIGIで扱わせていただきます。
DX MIRAI KAIGI vol.30
10/28(木)21〜23時にDX MIRAI KAIGI vol.30を開催しました!
主なトークテーマは以下でした😆
・DX白書2021の第1部 総論を読み解く(第2章〜)
ここからはトーク内容を一部抜粋してお届けします!!
DX白書2021の第1部 総論を読み解く
前回から引き続き、スピーカー陣で「DX白書2021の第1部 総論」を読み解いていきます。
第2章:DX戦略の策定と推進
外部環境変化のビジネスへの影響評価
外部の環境変化はビジネスチャンスとして捉えられます。
例:パンデミック、ディスラプターの出現、技術の発展、SDGsなど
Tips:「ディスラプター」とは?
破壊的企業のこと。新しいビジネスモデルなどで既存の概念を更新してしまう企業などを言います。
成功例:イモトのWi-Fi
コロナもパンデミックといえます。この外部環境の変化をうまく使ってビジネスにつなげたのが「イモトのWi-Fi」かもしれません。Wi-Fiレンタルのモデルを活かしPCR検査ができるサービスをリリースしました。これにより、コロナ前の売り上げが87億円だったのに対し、コロナ後はほぼ同じビジネスモデルでその1.8倍にあたる160億円の売り上げをあげているようです。
DX推進プロセス
日本と米国では、デジタイゼーション(アナログ・物理データのデジタルデータ化)の実施成果で大きな差がついているようです。
なんでもかんでもデータ化すればよいのでしょうか?
日本ではよく「FAX」がディスられている様子をよく聞きます。
しかし「FAXが業務プロセスに合っているから生き残っている」のではないでしょうか?
そこを無理にデジタイゼーションすることで、業務を楽にするどころか負担・コストが増えることもあります。デジタイゼーションだけが正義というわけではないはずです。
日本はバイブル主義?
業務にはマニュアルがつきものですが、マニュアル通りにやれば何事もうまくいくというわけではありません。
PDCAを回し、マニュアルを更新していくことで業務が改善されていきます。
マニュアルを変えないで続けるということは、マニュアルというよりバイブルのような扱いになってしまっているのかもしれません。
DXを推進したいのであれば「今のルールを変える」ということも必要なのかもしれません。
アジャイルはどのくらい取り入れられている?
DX白書の中では、アジャイルはDXに必要不可欠な仕組みとして取り上げられています。
資料の中では日本とアメリカのアジャイルの取り入れ率についてのデータが載っています。
そもそも日本と米国で「アジャイル」の認識に違いがあるのでは?
システム開発だと「日本だとxx払うから、完璧に納品しろ」ということを求められることがあります。しかし、本来のアジャイル的なやり方というのは研究開発に近いです。
作ってみなきゃ成果が出るかわからないものなので、プロジェクトに対するものの見方が違うのかもしれません。
そこの認識の違いが、データにも現れているのではないでしょうか?
例:アメリカ軍の開発の仕方
(戦闘システムについて)最初は何もない状態でリリースして、毎週毎週なんらかの機能がアップデートされていく。それを積み重ねることによってかなり戦闘力がアップしたという結果が出ている。
アジャイルかウォーターフォールか?というやり方よりも、「物を作る」だけではなく「物を作るプロセス」を言語化し、PDCAをまわしていくことが本来は重要です。
組織的なDX推進
他の部門と協業できているか?という調査で「十分に出来ている」と回答したのが日米比較で8倍の差がありました。
しかし、ここでスピーカーから疑問の声があがりました。
協業の必要性は何?
無理に協調とか推奨するよりも、トップや責任者が動いて物事を進めた方が一緒に働く人が混乱しないで済むのではないか?という意見があがりました。今年の8月に出てた経産省のDXレポート2.1では”ベンダーが動いてください”みたいな雰囲気がありましたが、これでは現場が動きづらくなるだけかもしれません。
次回予告:DXの人材採用から人材育成に変わってきている?
DX白書の話題が盛り上がり、予定していた「DXの人材採用から人材育成に変わってきている?」という話題が話せませんでした😭
DX MIRAI KAIGIの終盤で少しだけこちらの話題に触れ「育成から行っていると他国に遅れをとってしまうのは当たり前ではないか?」という問題提起な投げかけられました。
次週のvol.30では、引き続き「DX白書2021の第1部 総論を読み解く(3章以降)」「DXの人材採用から人材育成に変わってきてる?」をお送りいたします。
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12月5日に「Webエンジニアと企業を繋げるポートフォリオコンテスト editch vol.4 アイデアソン第1部」を開催します!
第1部はアイデアソンで、議題に沿ってプロダクトのアイデアをブレストしていきます!
vol.3まではプログラミングスクール生のみ参加可能だったeditchですが、今回からは一般参加も可能になりました。
詳しくは下記公式サイトからご確認ください。
https://editch.org/
🎉DX MIRAI KAIGI vol.31のお知らせ🎉
次回DX MIRAI KAIGI vol.31は11/4(木) 21時〜23時にTwitterスペースにて開催となります。
飛び入り参加、大歓迎です!
【Twitterスペースへの参加方法】
DBS役員3名をフォローするとタイムライン上にスペースが表示されるので、そちらからご参加ください
【DBS役員3名のTwitterアカウント】
あれっくす@一番下手っぴでいい
ひさじゅ@Webエンジニア就職特化のプログラミングスクールRUNTEQ
こうやん@プログラミング勉強コミュニティ運営中【3032人】
配信内容はテキストにしてnoteで公開していきます。
公開してほしくない内容がありましたら、事前に教えてください。
生放送のため不手際もあるかと思いますが、そういった「リアル」を楽しんでいただけたら嬉しいです!!
みなさま、次回のDX MIRAI KAIGIもお楽しみに🙌
過去開催したDX MIRAI KAIGI
以下のマガジンに記事をまとめておりますので、こちらをご覧ください。