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DX MIRAI KAIGI vol.6

デジタルビジネスシェアリング_編集者紹介@3x

4/1(木)に開催したClubhouse企画「DX MIRAI KAIGI vol.6」の模様をお届けします!

DX MIRAI KAIGIとは

株式会社デジタルビジネスシェアリング主催の「ClubhouseでDXやシステム開発について語り、その中で新たな何かを世に生み出しちゃおう」という企画です。

メインスピーカーは常に何か面白いことがしたい、作ることを話したい、何か新しいサービスを生み出したいという新しいことに好奇心旺盛な株式会社デジタルビジネスシェアリング役員3名です。

デジタルビジネスシェアリング_インタビュー_代表者情報@3x

企画内容や飛び込み参加などについては以下の記事に詳しく書いてあるので、こちらも是非、読んでみてください✨


DX MIRAI KAIGI vol.6

4/1(木)20〜22時にDX MIRAI KAIGI vol.6を開催しました!
主なトークテーマは以下2点でした😆

1. toBマーケティングのためのDXや時事ネタトーク
 身近なところで起こっているDX、DXを小さく始めるには
2. 前回からの続き「DXをテーマとしたプロジェクトの進捗」


ここからはトーク内容を一部抜粋してお届けします!!

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1. toBマーケティングのためのDXや時事ネタトーク

👉身近なところで起こっているDX

ファミリーマートが人手不足の解決に向けてレジを無人化した店舗を3月31日にオープンしましたね。

【店舗システムの紹介】
・天井に設置した48のカメラと商品棚のセンサーで入店した客の動きを把握し、誰がどの商品を手に取ったかを識別する
・客が出口付近にあるタッチパネルに近づくと商品の一覧と代金を表示し、現金やICカードなどで決済する
・バックヤードにいる従業員がタッチパネルにあるカメラで客の年齢確認を行い、酒類も販売する

セルフのガソリンスタンドみたいなシステムですね。

セブンイレブンは大型自動販売機みたいなイメージで店舗に入って大型サイネージで欲しい商品を選択・購入し、2階から商品が降りてくるといった店舗を作ろうとしているようです。

社会の流れがDXになっていってますね。
身近なところからDXが起こっていっているので、みなさんも注目していってください。


👉DXを小さく始めるには

より身近なDX事例でいうと、(株)スタートアップテクノロジーが運営するWebエンジニア養成プログラミングスクール「RUNTEQ」の受講生でありeditch vol.2の最優秀賞を受賞者した笠井 一輝さんが取り組んだDX事例があります。

笠井 一輝さんのDX事例】
とある地方自動車部品メーカーで働く非エンジニア(私)が、社内初のIoT化プロジェクトの一環で開発した「通知システム」を使って社内業務の改善を行った話です。
今回開発した「通知システム」は、センサーを活用して機械の稼働状況をリアルタイムで把握し、予期せぬ事態や意図したタイミングで機械が停止した場合にLINEへ通知されるシステムです。
ちなみに今回の通知システムは、UIFlowを使用して『ノーコード』で開発しております。
※本文一部抜粋

詳細は以下の記事を参照してください。


規模が小さくて効果的というのはDXの事例として良いお話だと思い、今回、取り上げさせていただきました。

0から1を作るのではなく、既存のものにオプションパーツをつけてより業務の効率化を図ることもDXですよね。
既にあるものと既にあるものを掛け合わせるのはイノベーションの方法でもあります。

また、笠井さんはシステムを導入するにあたり、部長や取締役などを巻き込んで実施したそうです。
現場の人がボトムアップで提案し、その会社が小さなDXを手に入れるというストーリーは素敵ですね。

「DXをしたい」「社内文化を変えたい」という時にシステム開発の言語やツールを変えて小さく始めるというのもありです。
DXは小さく始めて全社で話し合う、いっぱい失敗を繰り返すというのが重要です。

続いて、文化に着目してお話していきたいと思います。

アメリカにデトロイト、シリコンバレーという都市があります。
デトロイトは車の街、日本でいうトヨタの愛知県みたいなイメージですね。
シリコンバレーは半導体を作っていた街です。
どちらも産業による街づくりを行っており、一度、衰退を迎えています。

デトロイトは衰退を迎えてから廃墟状態が続いていますが、一方、シリコンバレーは今ではIT企業が多い活性した都市です。

なぜこんなにも差がついたかというと、シリコンバレーは元々、大都市へのアクセスが良く、衰退後に土地が安くなったため、IT系の企業が拠点を構えるようになりました。
そういった企業が近隣の大学と研究開発を一緒にやることで地域が活性化していきます。
今では土地の値段が高くなりすぎて、住む場所がないとまで言われる都市になりました。

ここでわかることは企業が学校と繋がり、文化を育てていくことで地域が活性していくということです。

日本でも似たような事例があります。
夕張市、岡山県、北九州市の事例を紹介します。

【夕張市】
元々、夕張市は炭鉱が盛んな町で「掘れば掘るだけ売れる」と街が発展していきました。ところが、天然資源が枯渇し、それに伴って仕事もなくなっていきました。
財政状況の立て直しを図りましたが、町に大学がなく何が流行っているか若者たちの情報が集まらない環境のため、立て直しが困難となり、地域性再計画を出して破綻しました。
【岡山県】
40億円以上を負担してパナソニックの工場を誘致しました。ところが、地デジ対応のテレビ買い替えラッシュが起こり、各家庭にテレビが行き渡ったため、テレビが売れない時代が訪れました。
その結果、パナソニックが工場誘致から1年で撤退し、その煽りを受けてアパートや飲食店が倒産していきました。

企業の誘致だけで地域を活性化させるのは難しいというのがこの2つの事例でわかりますね。
一方、企業の誘致で成功したのが福岡県の北九州市です。
上記2つの事例との違いは「誘致した企業を自治体が学校と繋げる」という取り組みを行った点です。

【北九州市】
6年でIT企業50社を誘致しました。自治体が学校と企業を結びつけ、新卒採用で学校紹介をした結果、企業が定着し、町が発展していきました。

企業が学校に連絡をすると学校側が「怪しい」などと構えることが多いので、企業が学校と繋がるのは難しいです。
そこを自治体が支援し、企業が町に定着していったというのが企業誘致・地域活性の成功の道ですね。

前回のDX MIRAI KAIGI vol.5で「顧客との距離が離れた」とお話しましたが、街中で学生や地域住民と企業が触れ合える仕組みを作ることが企業の成長に必要ですし、ひいては地域活性化にも繋がります。

DXは「お客さんのために、一緒に働く人のために」が重要です。
学校・自治体・企業が協力して社会が盛り上がっていく環境が一般化したらいいなと思います。

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2. 前回からの続き「DXをテーマとしたプロジェクトの進捗」

✨今までの流れ✨
詳細は本記事最下部にある過去開催したDX MIRAI KAIGIの記事をお読みください。

【企画内容】
自治体が使用することを想定した「LINE BOTを使った生活の動画」を1ヶ月間で制作する
【過去回の内容抜粋】
vol.1:企画決定
vol.2:役割分担、次回vol.3までにLINE Bot、ダイアログフローでチャットボットを作ることが決定
vol.3:プロジェクトネームの決定
Vol.4:動画の絵コンテの途中経過発表、開発途中のLINE BOT紹介、企画アイディア出し
vol.5:撮影機材の購入、動画の撮影日は4月以降に実施する


👉vol.6で話し合われたこと

年度末ということもありバタバタして何も進んでいないです。
次回vol.7までに実施することは以下の内容を実施します。

1. 絵コンテ見ながらどこで撮影するか、誰に出演してもらうかを決める
2. 4月xx日に1回目の撮影を行う
3. FacebookメッセンジャーでもBotができるか調査する
4. のぶひろさんに広報されている情報をもらってBotにレスポンスするキーワードを設定する

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以上でDX MIRAI KAIGI vol.6は終了となります✨
当日、DX MIRAI KAIGIをご視聴してくださった皆様、ありがとうございました!

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🎉DX MIRAI KAIGI vol.7のお知らせ🎉

DX MIRAI KAIGIは毎週木曜日20〜22時にclubhouseにて開催します。
toB向けにDXのことを発信していこうと思いますので、ラジオ感覚で聞いてもらえると嬉しいです。

vol.7は4/8(木) 20時〜22時は下記のルームにて開催となります。
スピーカーへの飛び入り参加、大歓迎です!

ルーム名 :第7回 DX MIRAI KAIGI
ルームURL:https://www.joinclubhouse.com/event/Md8Ekl0l

配信内容はテキストにしてnoteで公開していきます。
公開してほしくない内容がありましたら、事前に教えてください。

生放送のため不手際もあるかと思いますが、そういった「リアル」を楽しんでいただけたら嬉しいです!!
みなさま、vol.7もお楽しみに🙌

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過去開催したDX MIRAI KAIGI


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