【DX MIRAI KAIGI vol.22】DX推進人材とはどういう人材か? / DX推進人材をどのように採用していくか戦略を考える
8/19(木)に開催した「DX MIRAI KAIGI vol.22」の模様をお届けします!
DX MIRAI KAIGIとは
株式会社デジタルビジネスシェアリング主催の「DXやシステム開発について語り、その中で新たな何かを世に生み出しちゃおう」という企画です。
メインスピーカーは常に何か面白いことがしたい、作ることを話したい、何か新しいサービスを生み出したいという新しいことに好奇心旺盛な株式会社デジタルビジネスシェアリング役員3名です。
企画内容や飛び込み参加などについては以下の記事に詳しく書いてあるので、こちらも是非、読んでみてください✨
DX MIRAI KAIGI vol.22
8/19(木)21〜23時にDX MIRAI KAIGI vol.22を開催しました!
主なトークテーマは以下でした😆
1. DX推進人材とはどういう人材か?(IPAのレポートを読み解く編)
2. DX推進人材をどのように採用していくか戦略を考える
ここからはトーク内容を一部抜粋してお届けします!!
1. DX推進人材とはどういう人材か?(IPAのレポートを読み解く編)
IPAが出している「デジタル・トランスフォーメーション推進人材の
機能と役割のあり方に関する調査」のレポート(以降、IPA調査レポート)を観ていきました!
経済産業省の発信しているDXとはまたちょっと違った定義でIPAさんは調査をしているようです。
IPAのDX定義
デジタル技術の活用によって企業のビジネスを変革し、デジタル時代に勝ち残れるよう自社の競争力を強化すること
DXだと感じたお店「Blue Star Burger」
ひさじゅさんより「Blue Star BurgerはOMOでありDXだと思うので、中目黒に行った際にはぜひ体験しに行ってみてください」とお話がありました!
Blue Star Burgerはスマホで注文・決済、持ち帰り用のハンバーガーショップだそうです。
オペレーションコストを下げた分、原価をあげることに成功しており、まさに「安くて美味しいハンバーガー」とのことでした。
こういったサービスを設計できる人はまさにDX推進人材ですよね。
「業務の効率化による生産性の向上」はDXなのか?!
IPA調査レポートより
DXに取り組んでいる企業に対して具体的な取り組み内容を尋ねたところ、最も多い取り組みは「業務の効率化による生産性の向上」であり、DXの本来の目標に近い「新規製品・サービスの創出」は半数程度であることが明らかになった。
スピーカーのみなさんからは「業務の効率化による生産性の向上」はDXではないという意見が出ていました。
そもそもCDOやCIOはいらない?!
CDO(デジタル担当役員)の設置に関しては、最初から新しいデジタルの会社を作ってしまえばCIOやCDOの設置はいらないのではないかという話題があがりました。
レガシーな企業をデジタル企業に変えようとするとCIOやCDOが必要になります。
スピーカーの皆さんは企業の新陳代謝を促進していくことに賛成で、無理にデジタル企業にするのではなくデジタルを基本とした新しい企業を作ってしまう方が良いというお話をしていました。
DX推進人材の定義
IPA調査レポートより
・プロデューサー(プロダクトマネージャー)
DXやデジタルビジネスの実現を主導するリーダー格の人材(CDO含む)
・ビジネスデザイナー
DXやデジタルビジネスの企画・立案・推進等を担う人材
・アーキテクト
DXやデジタルビジネスに関するシステムを設計できる人材
・データサイエンティスト/AIエンジニア
DXに関するデジタル技術(AI・IoT等)やデータ解析に精通した人材
・UXデザイナー
DXやデジタルビジネスに関するシステムのユーザー向けデザインを担当する人材
・エンジニア/プログラマ
上記以外にデジタルシステムの実装やインフラ構築等を担う人材
IPAの調査レポートを観ていくとDX推進人材についてほとんどの企業は不足していると感じていると記載がありました。
では、そういった人材をどうやって採用していくのか、次の議題です。
2. DX推進人材をどのように採用していくか戦略を考える
どうやったらDX推進人材を採用できるか
こうやんさんより「ITコンサルに倍額を支払って役員になってもらう」という意見が出ました。
ビジネス的なことを考えながらDXを推進してリーダーシップを取れる人はなかなかいない、そういった人材がいる可能性があるのはコンサルティングの会社と考えたとのことです。
そのため、DX推進人材を確保するためには現在の年収の倍額支払うという結論に至ったようです。
ひさじゅさんからは「DXする」というのではなく、「何をする」を明らかにしてそれを遂行するために必要な人やポジションを準備することが重要と話があがりました。
確かに採用戦略を考える上で何を実現したくてそのためにどういった人材が必要かを明らかにするのが大事ですよね。
漠然とDX推進人材ではなく自社が欲しい人材を明らかにすることがそういった人材を確保することに繋がると思いました。
DX推進人材の教育
教育というよりはオペレーションを決めてそのために必要なスキルやツールのトレーニングがいいと思います。
教育っていうよりは訓練に近いです。
人間性は変わらないかもしれないけど、積み重ねによってスキルが生まれる可能性だってあります。
実務トレーニングを反復させることを勧めします。
🎉DX MIRAI KAIGI vol.23のお知らせ🎉
DX MIRAI KAIGI vol.23は引き続き採用関連とDXについてお話していきます。ラジオ感覚で聞いてもらえると嬉しいです。
vol.23は8/26(木) 21時〜23時にTwitterスペースにて開催となります。
飛び入り参加、大歓迎です!
【Twitterスペースへの参加方法】
DBS役員3名をフォローするとタイムライン上にスペースが表示されるので、そちらからご参加ください
【DBS役員3名のTwitterアカウント】
あれっくす@一番下手っぴでいい
ひさじゅ@Webエンジニア就職特化のプログラミングスクールRUNTEQ
こうやん@プログラミング勉強コミュニティ運営中【2792人】
配信内容はテキストにしてnoteで公開していきます。
公開してほしくない内容がありましたら、事前に教えてください。
✨DX MIRAI KAIGIリスナーアンケート実施中✨
「DXのxxが知りたい!教えてほしい!」「今不便な〇〇を便利にできないか」など、リスナーさんのご意見・ご要望をアンケートでお教えください!
アンケートでいただいたリスナーさんからの声はDX MIRAI KAIGIで扱わせていただきます。
生放送のため不手際もあるかと思いますが、そういった「リアル」を楽しんでいただけたら嬉しいです!!
みなさま、次回のDX MIRAI KAIGIもお楽しみに🙌
過去開催したDX MIRAI KAIGI
以下のマガジンに記事をまとめておりますので、こちらをご覧ください。