見出し画像

함께 가자

2026年の北中米サッカーワールドカップのアジア最終予選が5日に始まった。
グループBの韓国とパレスチナがソウルで対戦。

フィラデルフィ回廊に軍部隊を残留させる、と国際法違反イスラエルが盗っ人猛々しい不埒な追加要求をしてきて停戦交渉は足踏み状態。また、ガザ地区ではなく、今度はヨルダン川西岸ジェニンなどでイスラエルが空爆=民族浄化や虐殺を始めたが、イスラエルに武器を提供し続ける米国はじめ虐殺共犯者らがそれを止める気配もない現実に絶望しつつ...

韓国人有志がかなり前からパレスチナ・チームを応援しよう!とサポーターを募り準備していたのを知っているので、キックオフ前、観客席にパレスチナ旗が大きく広がったのを視て(少しはパレスチナ代表選手の力になっただろうか)と思っていた。
「팔레스타인, 화이팅!」の横断幕なども掲げられていた。

パレスチナ代表選手たちは現在の状況では、チーム練習もほとんど出来なかった状態で強豪韓国との試合に緊張して臨んだが、結果は韓国とは0-0の引き分け。ダイジェストで視聴しただけだが、パレスチナのゴールキーパーRami Hamada選手がよく防いでいた。

パレスチナ代表監督らの試合前インタビューと試合後インタビュー、まるで雰囲気が違っていた。アウェイで善戦したことにより、チームの緊張もほぐれ、笑顔で次の目的地へ向かう姿が印象的だった。

Hamada選手はこの試合のMVPも獲得。おめでとうございます!

試合終了後には韓国サポーターがパレスチナの選手たちを讃え大きな拍手を送り、パレスチナ選手も手でハートを作って応え、韓国のサポーターが「Free Palestine」と声を上げ、FIFAのルールから外れない範囲でいっしょうけんめいパレスチナ選手たちに声援も送っていたもよう。ニュース映像にもパレスチナ選手の健闘を称えるコメント多数。海外のジャーナリストらが「美しい」と感動を表していたが、韓国の有志たちがパレスチナに連帯する姿が本当にすばらしかった。

前回のワールドカップでは「サリーダ・ラボルピアーナ Salida Lavolpiana」、ビルドアップ・システムも見せていた韓国だが、前監督、金の亡者で戦略なきドイツ人監督が更迭され新監督もイマイチ...?
パレスチナに連帯する韓国人サポーターが「함께 가자 북중미 월드컵(いっしょに行こう、ワールドカップ)」とアラビア語でも書いたプラカード/ボードを掲げていた通り、本当にいっしょに北中米ワールドカップに行きたいですね。

「AFC Giants」と呼ばれているのだから...

試合終了後、ゴールキーパーのHamada選手がフンミン選手のところに声をかけに、挨拶に行っていた...ユニフォームを交換していたもよう。

約10年前、2014年7月にワールドカップを観戦したり、サッカーなどで遊んでいたパレスチナの子どもたちがイスラエルのミサイルや軍艦の砲撃で殺された事件もあらためて思い出される。一日も早く、選手たちもサポーターたちも安全に平和に、侵略や違法な入植なく、アパルトヘイトや虐殺なく、自分たちの土地で自由に暮らせますように。

Two Kids a Day

坡州の空の先にガザの空があり...

薔薇と雀、ガザの鳥

Copyright 2003-2025 아포방포. All rights reserved.

本note(ブログ)、サイトの全部或いは一部を引用、言及する際は
著作権法に基づき出典(ブログ名とURL)を明記してください
無断で本ブログ、サイトの全部あるいは一部、
表現
情報、意見、
解釈、考察、解説
ロジックや発想(アイデア)
視点(着眼点)
写真・画像等も
コピー・利用・流用・盗用することは禁止します。
剽窃厳禁
悪質なキュレーション Curation 型剽窃、
つまみ食い剽窃もお断り。
複製のみならず、
ベース下敷きにし、語尾や文体などを変えた剽窃、
リライト

切り刻んで翻案等も著作権侵害です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?