はじめての妊娠発覚はベトナムにて
はじめての感情を味わった。
毎年受けている、健康診断。
今回も、ベトナムにある某病院にて行われる婦人科検診へ。
その数日前から、ちょっとした食の変化を感じていて、月のものも遅れていて。
でもまさかね。と思っていた。
数日後、検診があるので、愛用している(?)GrabBike(タクシーのバイク版)に乗って病院まで向かった。
例年と違うことといえば、人生初のマンモグラフィを受けようとしていた日だったので、ちょっとそわそわしていた。
血圧を測り、身体測定を終え、よし!次はマンモグラフィです。と。
人生初やー!と心の中で思っていたら
「ちょっと痛いからね。頑張ってくださいね」って送り出された。
マンモグラフィがスタートする前に「I'm not pregnant」とサインをしてください、と言われ、ふと「いや待てよ」と勘が働いた。
今の私は簡単にサインしていいのか?
そうではないかも…
このまま、ちょっとした違和感を無視していたら大変なことになっていた。
ということがあり、今のわたしの状態を先生に説明して、先にエコーをすることになった。
これがまた、スムーズに進むはずがないのよ。
忘れられているんじゃないか?ってほどに待合室で待機。
時計の長い針が180度くらい動いたかな…って頃に、ようやくエコーのお部屋に移動。
そこから色々と質問をされたりなんなりを終えて、エコーがスタート。
そしたら、
笑顔の医師の口から伝えられたのは、さらっと「có thai」って。
なんとなく、これは….?と。
có?….có?…
cóってことは….?とはっきり意味が理解できなくても、cóってことは、何かがあるというのは察しがついた。
そしたら、「Congratulations, 5 weeks」
って。
最初は理解ができずにいたけれど、人生で初めての感情になった。
なぜ、涙が溢れているのかもわからない。
けど、なんだか言葉にならない感情で、嬉しいと思っている自分がいた。
おーーーー!
お腹に命を授かったのか!と。
本当は一番最初に、夫に伝えたかったけど、色々特殊な環境だったので、私の次に知ったのは夫ではなく、一緒に居た知り合いたち。
知り合いたちより先に、夫に知って欲しかった〜〜(本音はね)
全然いいのだけどね。
そんな私のちょっとした希望のことはさておき、ベトナムの看護師や医師はみんな笑顔で「Congratulations!」ってお祝いしてくれた。
夫ではない他の知り合いがいる中で、「Congratulations!」って。
いいのだけどね。
ちょっとした私のこだわりもあるのよ〜と思いながら通じるわけもなく、言うわけでもなく(笑)
ここでも、私は根本が本当に日本人だな〜って思った(笑)
そして、他の検診をすることはなく、最後に診察を受けて、今後についてお話をして、婦人科検診を終えた。
これが、私の最初の妊娠が発覚した時の一連のエピソード。
にしても、看護師さんやスタッフが家族のように温かかった。
涙する気持ち、私もウェンウェン泣いたからわかるよ〜って。
私の時はね、こうだったのよ〜って。
何にも聞いてないけれど、、話してくれて安心させてくれて。私はそんなベトナム人の温かいところがとても大好きだな〜と思った。
家族思いでファミリーをとっても大切にしている国民性がとても好き。
最初の妊娠発覚が海外で、しかもベトナムという場所で。
なんだかベトナムとは縁を切っても切れない、第二の故郷なんだな〜。
私はこれから母になるのか〜〜
この日は一日中そわそわして、仕事の返信も遅くなってしまった。そんな1日を過ごしました。
と、この気持ちを忘れたくない思いがあって、その日のうちにnoteに記録しております。
きっとこのnoteを公開するのは、安定期に入ってからなのだろうな〜とその未来も楽しみにしながら、このnoteを書いています。
2024.3.22に追記:それ以降、愛用していたGrabBikeに乗る機会がなくなりました。(妊婦だからね、流石に妊婦が乗るには危険な乗り物…🛵)
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最後まで読んでいただきありがとうございました!
また、次回のnoteでお会いしましょう!
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