傷寒論(太陽病34~36条)
34条 太陽病、桂枝證、醫反下之、利遂不止、
たいようびょう、けいししょう、
いってかえってこれをくだし
りついにやまず、
脈促(促ー作縦)者、表未解也。
みゃくそくのもの、ひょういまだげせざるなり。
喘而汗出者、葛根黄芩黄連湯主之。方四。
あえぎしかしてあせいずるものは、
かっこんおうごんおうれんとう
これをつかさどる。ほうよん。
35条 太陽病、頭痛、発熱、身疼、腰痛、骨節疼痛、
たいようびょう、ずつうし、ほつねつし、
みうずき、ようつう、こっせつとうつうし
悪風無汗而喘者、麻黄湯主之。方五。
おふうしむかんにしてあえぐもの、
まおうとうこれをつかさどる。ほうご。
36条 太陽與陽明合病、喘而胸満者、不可下、
たいようとようめいのごうびょうのもの、
あえぎしかしてきょうまんするものは、
くだすべからず。
宜麻黄湯。六。
まおうとうよろし。ろく。