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【ゲーム批評】Bus Driving Simulator 22

バスに客を乗せて指定位置まで運転するバス運転シミュレーター。コースはブラジル、英国、米国の3ヶ所。

先ず運転出来るバスは6車種。1台だけスクールバスがあって、スクールバスを運転する際はちゃんと乗客も子供になる。が、別にバスを変更した所でコースは変更されない為、場所に拠ってはスクールバスで山道の頂上まで行くって事も有り得て違和感。更に言えば、スクールバス以外のバスは馬力や最大乗客数などちょっとした違いはあるものの、正直見た目は大して変わらないので変化がない。

しっかり交通規則を守らなければならず、バスが人に当たれば即ゲームオーバーでやり直し。信号無視や一時停止無視、他車や障害物への衝突、センターライン越えなどは減点対象で、逆にしっかり交通規則を守っていれば少しずつ加算される。貯まったポイントで徐々にバスが解禁される仕様ではあるが、6車種しかない以上、全車種が解禁されるともう使い道がない。

制限速度超過や急ブレーキも減点対象なのだが、その割に遅刻には甘く、一応次の停留所までの残り時間が表記されていて、この時間以内に再度停留所から発車出来ればボーナス点が入る仕様だが、例えその時間に間に合わなくとも、ボーナス点が入らなくとも普通に停留所に停まったという通常点が加算されるのみで遅刻の減点は存在しない。

こちらがしっかり交通ルールを守っていても、COM車が全く守っていない事が殆どで、交差点などでどう考えても相手の方からぶつかって来たとしても、こちらの減点対象になる事も多々ある。残念ながらランダム的な交通イベントが起こる事は無いが、COM車の動きが場合に拠っては鬱陶しく感じるかも知れない。

まだ英国と米国は道路が広い所もあって良いのだが、ブラジルは道路が広い所が皆無でバスとして考えればかなり通り道が狭い所が多く、ブラジルはバスからすればかなり不利な地形である事は分かるかと。

フリーライドはその名の通り交通規則とか乗客とか関係なくキャンペーンで使われるコースを自由気ままに走れるドライブモード。意外とマップそのものはそこまで広くない事が分かるので、如何にキャンペーンのコースが広く見せているかが分かる。

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