【2022シーズン】9/23 中日3-9巨人 福留孝介引退試合
長らく間が空いてしまい申し訳ない。
福留孝介、引退。
厳しい言い方をすればマリンでのあの三振は今シーズンのドラゴンズを終わらせた打席だった。実際あの試合からマリン～札幌と6連敗をしてしまったし。
ただ、本人は二軍での再調整を志願していたのにそれを断り、一軍での代打の切り札起用に固執する使い方にも問題はあるのは周知の事実。
仮に今年万全の状態で着実な数字を残していたとしても、同じゴールになっていたのかもしれないけど、福留孝介の最終年が.042で終わってしまったのは非常に残念。
ドラゴンズが日本一になった2007年、福留自身はシーズン途中から怪我で離脱していたにもかかわらずFA宣言。巨人との交渉を終えて「すごくうれしい」の発言ははっきり言って汚い言葉が出てしまった。
それでも2006年リーグ優勝決定タイムリーやWBC韓国戦の代打決勝弾など今でも思い出せば目頭が熱くなるシーンを数えれば枚挙にいとまがない。
阪神時代は敵として戦い、配球を読まれる怖さをまざまざと見せつけられた。ウラをかいて見逃し三振をとったとしても、表情一つ変えず堂々とベンチへ帰る姿も、また、怖かった。
引退セレモニーは（正直もっとドラゴンズ関係者からメッセージ集めろよ）と思ったけどまぁ彼らはYouTubeで散々語れるからいいか。
福留のスピーチは、上述の2007年の日本一を怪我で貢献できなかった悔しさを人前で堂々と話していて男らしかった。恩師佐々木恭介さんの名前を出して、自身の具体例を「今のドラゴンズにいる楽しみな選手たち」に伝える語り継がれるスピーチだった。
これからは、井端とともにドラゴンズファン最後の希望として、入閣時期を見誤らないように、慎重に、仕える監督・タイミングを選んで欲しい。
試合内容は福留の引退試合を抜きにして、冗談も抜きにして、今季の現地観戦では上位に入る楽しい試合だった。だって9本もヒット打ったし、3点も取ったんだもん。
今季観戦成績3勝20敗。