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Apple沼より深いキーボード沼Ⅰ

Appleが大好きで、購入することで所有欲も満たされれば、仕事の効率も上がって言うことない。

ずっと触っていることができて、何かしようと思った時にも細かいストレスが少ない。

そんな万人におすすめしたいApple製品だが、無条件でおすすめできないのは、やはりその価格の高さにある。

一度所有してしまえば、何年も使っていけるものなので、コスパは優れていると断言できるものの、

そもそもの入り口のハードルが高い。お値段が高い。

特にMacはWindows機と比べると、使い勝手も違うし、ハイエンドの部類に入るものが購入できるお値段になっているので、手放しでおすすめができない。

ただ頻繁に買い換えるものではないので、一度購入してしまえば長いお付き合いにはなる。

使い方によっては、周辺機器なども揃える必要はあるものの、純正のアクセサリーやカスタムパーツなんか少ないので、全て買い揃えたとしてもApple沼とは呼べず、違う沼というか、そこまで沼な要素は含まれていない(と思っている。)

なので、Apple製品に関して言えば、一度購入してしまえば、瞬間的にそんも所有欲は満たされ、使っている沼にはハマっていくのかもしれないが、

いっとき所有欲は満たされるが、すぐに次の所有欲が湧き出てくる、あれも良さそう、これも試したい、これも手元においておきたいという無差別的所有欲な意味での沼には当てはまらない。

(もちろん沼の感じ方には個人差があるので、決してApple沼を否定するわけではない。)

今自分がまさに泳ぎ出したといえるズブズブなキーボード沼を紹介して、誰かを道連れにしたい、そして一緒に楽しみたい。

そしてもうすでに泳ぐことすらをやめてしまい、その沼で上下に浮き沈みして抜けられない先住民の方からすれば、まだまだ大したことはないかもしれないが、遠い目で見守って頂きつつ、おすすめのものがあれば沼から投げつけてきてほしい。できれば綺麗にして。

(綺麗に、というのは、これがおすすめでQMKでコンパイルしてfactory lubeされてるけどKBDfansで40%のPCBを買ってソケット実装、みたいなそんな羅列をされてもキャッチができない。)

※あくまで一例で個人的な偏見を含んでいます。知識量がそこまでまだ多くないのでごめんなさいということです。

キーボード沼だが、なぜここまでハマっているのか分からない。

最初のきっかけは、今使っているキーボードがKeychronK6というクラウドファンディングで手に入れたもので、茶軸という少し音が鳴るものを使っていて、もう少し音を抑えたいなって思って色々調べていたところから始まった気がする。

NiZも使ってて打鍵感はNiZが好みないんだけど、Keychronのデザインと価格の安さがいいなと思って、どうしようか、NiZを買い足すか悩んで悩んで、色々なサイトを巡っているうちに、自分で好みのものを作ればいいのでは…となり、

Youtubeで色々な人の自作キーボードやカスタムの動画を見漁るようになって、そこでXDAという形状のキーキャップが好みすぎるとなって、可愛い欲しいと思って、今に至る。

すでに自作キーボードkitなるものは注文しているが、まだ手元には来ておらず、配送されてくるのを心待ちにしている状態。

ただその待っている間にも、色々なサイトを巡って知識だけ増えていき、どんどん欲しいものが出てきて、まだ肝心の本体も来ていないのに、アクセサリー類のみが揃ってきているという状態。

(探せば似たようなものはいくらでもありそうだったが、どうしても海外でしか販売されていないマクロパッドも欲しくなり、販売元に何とか日本まで配送してくれないかと交渉までしてOKも貰って発注もしたが、それもいつ届くのかは分からない。忘れた頃に来るのだろう。)

全部を一気に紹介するとかなり長くなるので、それぞれに分けていくが、まずはみんなも手を出しやすいであろうキーキャップから。

キーキャップといっても、そもそもメカニカルキーボードじゃないと買っても付け替えられないかもしれない、という点は注意が必要。

素材の種類から形状まで色んなものが存在していて、値段もピンきり。入っている個数も異なるので、一概に全部を比較できないし、相場も分からないけど、Aliexpressとかで探せば安いものはいくらでもありそうだけど、体感的には品質もそこそこに失敗しないのは大体5000円から8000円くらい。あとはデザイン次第だけど、最初は国内で手に入るもの(後述)がやっぱり安心感はあると思う。

素材:大体2種類くらい。

・ABS(ABS樹脂)

安価で加工しやすいらしい。その反面耐久性は△。壊れるとかじゃなくて、摩耗してくる。表面が。表面は基本つるつる。裏から見ると薄い。

・PBT

ABSよりは高いけど、摩耗とかしないので耐久性は◎。表面はサラサラザラザラしていて、裏から見ると厚い。

個人的にはPBTの触り心地と打ち心地が好き。PBTの方が後述の形状の種類が多いイメージなので、必然的にPBTが多くなる気がする。

形状:プロファイルと呼ばれる。たくさんある。

・SA

キーキャップの1つ1つの背が高い。全部揃えると横から見ると【を横にした感じでカーブしてる。意外と打ちやすい。アーティザンキーキャップと呼ばれるデザイン性の高い素敵キーキャップたちは構造上この形が多い。いっぱい詰め込めるからね。

・OEM

市販のメカニカルキーボードに最初からついているキーキャップはこのプロファイルが多いらしい。横から見ると、それぞれの高さや傾きが違っているがオーソドックスで打ちやすく馴染み深い。

・XDA

個人的なイチオシプロファイル。横から見てもそれぞれに傾きや高さに違いはなくて平坦。Macに慣れている人は特に抵抗なく打てる。指が触れるところは微妙に凹んでいてフィット感も素晴らしい。可愛い。

・DSA

XDAと似てる。XDAが似てるのかもしれないけど。指が触れるところの凹みがXDAより小さめ。これも可愛い。

・Cherry

キースイッチでもCherryMXというものがあるが、それとは別でプロファイルにも存在している。OEMと似ているが、背が低い。

他にも種類はたくさんあって、ここにデザインや色味などが組み合わさってくるので、まー迷う。

しかもいくつあってもいい(?)ので、すぐ買ってしまう。


ちなみに一目惚れしたのはこれ。

その後買い足してるのがこれ。

そのうち買い足してそうなのがこれ。

と、これ。(買い足してしまいました…)

お試ししたかったらこれがおすすめ。


キーキャップから探すとかわいいーーーーーほしいーーーーってなって買ってると、そもそもキーボード本体が足りなくなって、キーボード本体を探すことになって、本体一つとっても、ケースがどういうものがいいとか、キースイッチはどうするとか、こだわり出した結果、いとも簡単に沼にinしてしまった訳です。

使うキーボードも家と職場の2つで十分なのと、飾る場所もないのにどうするのだという自問自答を繰り返しながらポチポチを繰り返しています。

つづく。

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