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【ミッドナイトスカイ】

今回のおすすめ映画は、ジョージクルーニー監督・主演のミッドナイトスカイは、リリー・ブルックス=ダルトン原作のSF小説『世界の終わりの天文台』を映画化したNetflixオリジナル映画。すでにTVCMで予告編を観た!という人もいると思いますが、であれば思い切って年末のおやすみ中に是非ご覧ください^ ^
人類とか未来とかSF映画にある、「どちらかを選択せよ!」と言った未来の選択シーンよりも、どんな生き方も間違いではなく、地球や人類の未来はこの様にして紡いで来たのかと、過去と未来と現在を行き来する様な感覚は、今の私たちに必要な考え方なのかもしれません。

1.主演のジョージクルーニー

さてオススメの映画のひとつにこの作品をご紹介させて頂いた理由はズバリ!ジョージクルーニーの演技力。ホント自分の目を何度も疑ったほどに、見事な末期癌患者の権威有る科学者で不器用な男を完璧に演じている彼の映画に対する意気込みを感じます。

2.宇宙と未来への期待感

これは、彼が監督故に伝えたかった1つに過ぎないと思いますが、ブレのない宇宙と未来の描き方のおかげて物語に集中できましたし、彼が今までに出演した映画、「ゼログラビティ」「ネバーランド」2作品が伏線として今回の作品に強く影響していたのでは?と思うと、もう一度彼の過去作も鑑賞の価値有りです^ ^

3.22世紀に向けたメッセージ

我々人類・地球人が考えるテーマは、SDGs的な「持続可能」な仕組み作りが思い当たる訳ですが、科学の進歩と共に問題可決の糸口を見出して来た先人たちの残してくれたメッセージやプレゼントをしっかり受け止める事がとても大切だよと、この映画では教えてくれます。
もしかすると、科学の扉はまだ開いていないのかも? 扉の前に立っているわけでもなく、扉の形さえちゃんと確認出来ていない。ただただ扉がきっと有ると信じて我々が未来に向かって歩んでいる。
今はまだ、科学の音が聞こえたくらいの所に人類がいて、望遠鏡で必死にその歩むべき未来を模索している。そんな直向きな人の営みと、未来に向けたメッセージを我々にプレゼントしてくれた、ジョージクルーニー渾身の作品「ミッドナイトスカイ」でした。

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