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希薄化しないSNS運用企画について考える
みなさん、初めまして。
CXマネジメント本部 プロジェクトマネジメント1部の島田です。
最近は、SNSやキャンペーン施策、LP制作領域だけでなく、
動画施策にも携わる機会を多くいただくようになりましたが、
その中でもSNS運用は長く担当させていただいております。
今回森永乳業さんの「マウントレーニア」のSNSの事例と絡めて、
SNS運用の企画の在り方やSNSの存在意義についても
フラットに踏み込んでいけたらと思っています。
「SNSって投稿するネタ尽きちゃうよね」
「いつも同じようなネタになっちゃう気がする...」
と悩んでいる皆さまの参考に少しでもなれば幸いです。
いかにユーザーに「近い存在」としてコミュニケーションを取っていくのか
![](https://assets.st-note.com/img/1727159855-aHjXpgDnwo0buGy9WQFKqYm2.jpg?width=1200)
下記の記事にもあるように、SNSのマーケティング上での役割は多岐に渡るのですが、
その中でも、「マウントレーニア」SNS運用として特に大事にしていることは
『顧客とのエンゲージメント』です。
▼SNSマーケティングについてもっと知りたい方はこちら
SNSは他のプラットフォームと比べて、
ブランドとお客さまとの距離が比較的近く、
コミュニケーションを取りやすいことから、
単なる商品紹介をする場所だけでなく、
SNS特性を活かし、お客さまの声を活かしたり
またある時は、コミュニケーションの場所としています。
![](https://assets.st-note.com/img/1727159921-p3xNRrodQ9y4zAuTjSw0Ubst.png?width=1200)
そもそもSNSは個人間コミュニケーションの場所
Instagramに限らず、Xも然り、
今あるSNSのほとんどに企業アカウントが存在しています。
ただ、これらのプラットフォームはすべて、
元々ユーザー間コミュニケーションの手段として使われているものです。
コミュニケーションをするためにSNSにいるのであって、
「企業の広告を見るために」その場所にいる訳ではないというのが、
SNSを運用する上で忘れがちですが、大きなポイントになるかな、と思っています。
もちろん、新商品の情報や限定のキャンペーンの情報も
アンテナを張っている人も多くいるので、
情報発信するコンテンツバランスが重要です。
自分がユーザーだったら、ただの新商品情報だけって飽きてしまいませんか?
「はいはい、この商品ね。知ってるよ」みたいな感じで、
サラッと見逃すことも多いのではないでしょうか。
ユーザーの声をどうやって昇華するか
SNSの投稿を考える上で、重要な投稿のネタとなるのが
ユーザー投稿やユーザーの声です。
実際の商品に対する声は、SNS上で転がっていて
少し耳を傾けるといろんなヒントが溢れています。
例えば、マウントレーニアで言いますと、
「ノンシュガーとノンスイートってどんな違いがあるの?」
「似ているからよく分からない!」
といった声が実際に投稿されることがありました。
これは、実際に公式アカウントに寄せられるDMだけでなく
投稿に寄せられるコメントなどにも散見されたものです。
![](https://assets.st-note.com/img/1727160057-uVqZmnUEtS6dgK01lj5sLIvA.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1727160074-n0lV7RGSdC9zTNfhrQOMZIFc.jpg?width=1200)
これが実際に投稿された内容です。
ノンスイートとノンシュガーの違いを伝えるだけでなく、
商品自体の再想起も図ることができ、
「私はノンシュガー派!」「ノンスイートがいい!」など
ユーザーの発話も促すことができたのではないかと思っております。
たまにはチャレンジするアイデアも...!?
いわゆる『Xっぽい投稿』はXのみで実施する、と
プラットフォームごとに棲み分けをしっかりして実施していました。
ただ、「たまにはチャレンジしてみても良いのではないか?」という話にもなり
今年初めてInstagramでエイプリルフール投稿の実施してみました。
ネコであることで、エイプリルフールというネタ投稿を
「かわいい」方向にまとめることで、Instagramでも違和感ないように工夫しました。
そのおかげか、「信じちゃった!笑」「本当に欲しい!」など
多くのリーチを獲得するだけでなく、コメントでも盛り上がりが見られました。
ユーザーに向き合ってコミュニケーションすることが何よりも大事
今回挙げた例は、ほんの一部の投稿ですが、
基本スタンスは、アカウントに遊びに来てくれるユーザーの皆さんが
どんな人か、どんなことを求めているのか、
それを探っていくことや、もしくは実際に聞いてみながら
投稿の企画として作っていきます。
ユーザーとの「対話」が、良質なSNSアカウントを育てる上で大事だと考えます。
なーんだ、当たり前のことじゃん。
と思う方もいるかもしれません。
しかし、こういう当たり前を少しずつ積み重ねることが、
「民度の高い」SNSを作り上げることや、
ロイヤリティの高いユーザーの集まる場所になるということにおいて
重要なポイントになるのかと考えています。
実際に、マウントレーニアでは「マウントレーニア愛」の熱い人たちの
コミュニティサイトも出来上がりました。
マウントレーニアをいつも愛してくれている皆さんが
ふらっと立ち寄り、ほっと一息つけるオンラインコミュニティ →こちら
![](https://assets.st-note.com/img/1727160172-7GT6aid0y5c4CEv3s1XnQUOA.png?width=1200)
SNSの勝ちパターンって、見極めるのは大変ですよね。
そりゃそうです。日々アルゴリズムもユーザーの動向も
激しく変化するのがSNSです。
私たちも日々闘って、そして向き合っています。
SNSの企画だけでなく、SNSを活用したキャンペーン施策まで
広く取り扱っております。
ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
D2C IDでは、企業様やキャンペーンでのSNS運用を行なっています。ぜひお気軽にお問い合わせください。
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