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これからのSEOについて考える(前編)GA4で良質なコンテンツを計測しよう。

D2C ID CX推進室 の新城です。

SEO(検索エンジン最適化)対策は、マーケターにとって欠かせないアクションです。
検索結果で上位に表示されるためには、試行錯誤と最新情報の入手が不可欠
みなさん、そろそろGA4の活用にも慣れてきた頃でしょうか?
それとも、まだ苦手ですか?

GA4は、ユーザーの行動を可視化するツールであり、SEOに有利な良質なコンテンツを計測するために非常に重要です。
良質なコンテンツとは、ユーザーがそれを価値あるものと感じるコンテンツだと考えています。


時代遅れになるSEOテクニック

ネット上には多くのSEOテクニックが紹介されていますが、どの情報が正確で、どれが正解なのか迷うことはありませんか?

検索エンジンのアルゴリズムは日々進化しており、それに追いつくのは非常に困難です。最近では生成AIを活用した「SearchGPT」などのサービスが登場し、SEO自体が時代遅れになる可能性も示唆されています。

生成AIの急速な進化を考慮すると、今後、SEOテクニックの重要性が薄れていくかもしれません。しかし、それでもSEOの基本である「良質なコンテンツ作り」に焦点を当てることが、未来のSEO対策の鍵となるでしょう。

これからのSEOをどう考えるか

SEOの未来は、コンテンツの質にかかっています。様々なテクニックを駆使することも重要ですが、まずはユーザーにとって価値のあるコンテンツ作りに注力すべきです。さらに、データ分析を活用することで、感覚や経験に頼らない効果的なSEO戦略を展開できます。

良質なコンテンツとは何か?

作り手がこだわったページが必ずしも良質なコンテンツとは限りません。ユーザー体験を向上させるコンテンツこそが、真の良質なコンテンツです。ユーザーに評価されないコンテンツは、検索エンジンにも評価されません。したがって、コンテンツ作成時には常にユーザー目線を意識することが重要です。

コンテンツの質を測るためのツール

私が活用しているのは、GA4とサーチコンソールという2つのツールです。これらは、コンテンツの質を測る上で非常に重要です。PV数やセッション数だけではなく、エンゲージメント率や滞在時間などの指標も加味することで、より正確なコンテンツ評価が可能です。

Webサイトの「今」

近年、Webコンテンツはページ遷移を必要とせず、スクロールだけで多くの情報を提供できるようになっています。そのため、ページ遷移を前提とした従来のコンテンツ評価方法は、もはや通用しなくなっています。GA4を活用して、ユーザー行動を詳細に分析し、良質なコンテンツを見極めることが求められます。

質の計測に利用できるデータ(一例)

GA4で良質なコンテンツを計測する

GA4のエンゲージメント率は、良質なコンテンツを計測する上で非常に有用です。私は、本を読む体験をWebコンテンツに置き換えて考えることで、ユーザー体験を重視したコンテンツ作りを心がけています。

エンゲージメント率やユーザー行動データを活用し、ユーザーにとって価値あるコンテンツを提供することで、検索上位に表示される可能性も高まります。

タイトルもコンテンツの一部(見落としがち)

良質なコンテンツには、良質なタイトルが必要です。タイトルは、ユーザー体験の最初のステップであり、コンテンツの一部です。上位表示されたとしても、クリックされなければ意味がありません。ユーザーに選ばれるコンテンツを目指し、タイトル作りにもこだわりましょう。

認知まで「ほんの数秒!」ディスクリプションも忘れずに!

本の帯は、本の販売やプロモーションにおいて重要な役割を果たします。
ディスクリプションは本の帯と同じ役割を果たします。

ウェブサイトの検索インデックスに表示されるディスクリプションは、本の帯と似ている点がいくつかあります。以下はその共通点です。

1. 視覚的訴求力と内容の要約

  • 本の帯: 目にとまるキャッチコピーやデザインで読者を引きつけ、本の内容を簡潔に伝えます。

  • ディスクリプション: 検索結果でユーザーがまず目にするテキストであり、ページの内容を簡潔に要約し、クリックを促します。

2. 短時間での印象形成

  • 本の帯: 数秒から10秒程度で本の魅力を伝え、手に取らせることを目指します。

  • ディスクリプション: 検索結果ページでユーザーが短時間で読むため、すばやく情報を伝え、クリックしてもらうことが求められます。

3. クリック率への影響

  • 本の帯: 魅力的な帯は、購買意欲を高め、本の売上に直接つながります。

  • ディスクリプション: 魅力的なディスクリプションは、クリック率を向上させ、ウェブサイトへのトラフィック増加につながります。

4. 信頼性の強調

  • 本の帯: 著名人やメディアの推薦文を掲載し、本の信頼性や価値を強調します。

  • ディスクリプション: ページの信頼性や権威性を示す情報を含めることで、ユーザーにとっての価値を強調し、クリックを促します。

5. 最適化の重要性

  • 本の帯: より多くの読者に手に取ってもらうためにデザインやキャッチコピーを最適化します。

  • ディスクリプション: 検索エンジンやユーザーのニーズに合わせて最適化し、クリック率を最大化することが求められます。

まとめ

結局、SEO対策の要は、ユーザーにとって価値あるコンテンツを提供することに尽きます。日々進化する検索アルゴリズムに追いつくために、テクニックだけに頼るのではなく、データドリブンなアプローチで、ユーザーが本当に求めている情報を提供し続けることが重要です。そして、良質なコンテンツは、ユーザーの信頼を得ることで検索エンジンからも評価されるようになります。SEO対策の未来は、コンテンツの質を高める努力と、ユーザー目線に立った戦略にかかっているのです。

後編では、実際にタイトル変更とディスクリプション変更で
検索順位が改善したケース(実例)をご紹介します。
公開までお待ちください。

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