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小中学校特別教室にエアコン設置を求めて2

さて、エアコン設置を求めた一般質問の続きです。
かみ合わないやりとりが続きます。ちなみに先日のnoteで書きましたが令和5年度に長門市は子育て世帯への経済的支援策として「入学エール給付金」事業で小学校入学に5万円、中学校入学に10万円総額3300万円を支出します。これができて、なぜ学校のエアコン設置ができないのか。

・・・ここから議事録引用・・・
(田村)受電設備に問題がある学校ってその全てなんでしょうか。できるところからでも進めて頂ければいいのかなと思いますけれども。予算が問題ということですので市長にお尋ねします。
 冒頭に全国の小中学校の特別教室のエアコン設置率を55.5%と申し上げました。では、それ北日本も含んでおりますので、近畿・中国・四国・九州の西日本に絞れば、沖縄を含んでも61.7%、暑い沖縄を除いて60.8%であります。今、本市は24.6%。
 今から申し上げる発言についてお聞きください。学校にエアコンをつけても夏休み中は使わない。二十数日ぐらいは我慢すればいい。子どもは汗をかくほうが健康によい。正直なところ、エアコン設置に多額のお金がかかるのが嫌。お心当たりはないと思います。これは、関東某市の市長の発言であります。この自治体では、2015年に選挙によって交代した新市長が、既に決まっていたエアコン設置方針を撤回したために、それを不服とする住民投票が行われ、賛成多数で方針を転換、小中学校へのエアコン設置へと向かうことになりました。
 当時、このようなことがメディアでも話題となった、現在2期目となるその市長のいらっしゃる自治体でありますが、それでも小中学校のエアコン設置率は普通教室100%、特別教室が40.7%であります。
 さて、現在市長は子育て世代を対象とした市民と協働のまちづくりミーティングを行っておられますね。その方々の顔を思い浮かべてお答えを頂きたいと思います。小中学校での子どもの学習環境のうち、エアコン設置について子どもは我慢すればいいとお考えでしょうか。現在の立場をお尋ね致します。

(市長)今、市長と協働のまちづくりミーティングの話が出たところでございますが、私の記憶では、今、小中学校のほうで父兄とやっている中ではこのエアコンの問題は出ていないかというふうに認識しているところですが、いずれにしましても長門市の特別教室の設置率が低いというのは十分認識しているところでございますので、市教育委員会から要求があればしっかりと事業の効果等見極めながら予算措置をしていきたいなというふうに思っているところでございます。
・・・引用ここまで・・・

 このやりとりから、教育委員会から市長への予算要求がないことが分かります。一方では子育て支援が大切だと言いながら、当事者である子どもたちには我慢を強いてお金をかけないようにする。しっかり訴えていきます。

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