ChatGPTのプロンプト作成と問題の深掘りについて
ChatGPTとの対話は楽しく便利ですが、自分が欲しい結果を一回で出力してくれるわけではない場合がほとんどです。
何度もやり取りをして修正していく作業が必要になります。
以下は、プロンプト作成の際の雛形の1つです。
前提:
「#」で定数を定義
「[]」で用語を定義
何度も繰り返す作業をできるだけ自動化する。
論文を書くときもプログラムを書くときも、論理的な文章を書くときには、最初に定義をする、ことが重要であるということですね。
プロンプトの具体的な入力例
このプロンプトで実験してみると、何度も記述していても、表形式で出力されなかったり、200字の宣伝文が満たされなかったりします。
うーん。漠然としていていまいちピンときません。
其々のビジネスモデルの深掘りを依頼した回答がこちら。
それでも漠然としているけれど、これを繰り返していくと、自分自身の興味関心が深掘りされていきます。
こうして関心を焦点化して深掘りしていくと、気づかない点等を提示してくれることもあるので役立ちます。
その他、プロンプトエンジニアリングに関しては、これらのページなどを参考に、目的に応じて試行錯誤かな。
両方に記載されている、「深田式プロンプトエンジニアリング」というのが、一般的に出回っているようです。
(下記動画参照)
上のリンクでまとめてくださっている深田式プロンプトの要点は以下のとおりです。
#役割
#命令
#インプット
#アウトプット
の4項目を「文章で」書く、のがコツかなと思います。
出来ていない(表になっていない、字数が足りない)などは、再度聞く、
途中で止まる(最近改善されてきた)と「続き」と打ち込む、
なども必要になってきます。
以上、備忘録です。
でもまあ、深田式が提案されたのはもう半年以上前ですし、ChatGPTやLLMの進化のスピードを勘案すると、プロンプトを議論する(ChatGPTを単体で利用する方法)ことよりも、いかに他のサービス(Google ColabやGAS)と連携して、業務を効率化出来るのか、を議論する時期に来ているのだということは分かりました。
そこがしんどいところであり、今後暫くの間の差別化の源泉となりうる点でもあるでしょう。
では、プロンプトを通じた深掘りスキルは何に役立つかというと、自分の関心を深掘りしていくプロセスに便利だと思います。
現段階(2023年10月)では、ChatGPT4.0を用いても、アドオンを使っても、最新の情報について聞くとうまく情報を引き出せません。
それも早晩変わっていくと思いますので、まずは親しむことかな。
そしてデジタル修行は続く。。。