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渋谷サクラハーモニーが開催されました!

こんにちは、D1-Labの松澤です。

2025年1月14日(火)から1月26日(日)の期間、渋谷サクラステージで「渋谷サクラハーモニー」と題した受験生応援イベントが開催されました。オープニングイベントでは、柔道の阿部一二三選手と阿部詩選手が登場し、多くの報道陣が取材に訪れました。すでにニュースやSNSで目にした方もいらっしゃるかもしれません。

実はこのイベントの総合プロデュースと体験型コンテンツ開発をD1-Labが担当しました。本記事では、私も開発に携わった体験型コンテンツを中心にご紹介します。


3つの体験型コンテンツ

今回のイベントでは、以下の3つのコンテンツを展開しました。

1. サクラサク神社AR

WebAR技術を活用した体験型コンテンツです。鳥居越しのマーカーをスマホでスキャンすると、ARで神社が出現し、開運おみくじを引ける仕組みになっています。

※サクラサク神社ARのおみくじ

2. サクラサク合格きっぷ

専用サイトで学校名やフリーワードを入力すると、「サクラサク合格きっぷ」を作成可能です。作成したQRコードを会場受付で読み取れば、シールに印刷して桜の木に貼ることができます。

※合格きっぷのデザイン

3. サクラサクARアート

屋外の「にぎわいSTAGE」では、足元のQRコードを読み取ると、スマホ上で満開の桜をAR体験できます。

※サクラサクARアートの満開の桜

デジタル×フィジカルの融合

デジタル施策を中心にしながらも、フィジカルな体験も大切にしています。会場で実際の神主さまによる合格祈願を行ったほか、合格きっぷのシールを桜の木に貼ることで、参加者の思いが視覚的に「満開の桜」として表現される仕掛けになっています。

合格祈願済み用紙を使用した合格きっぷやノベルティーが配布されました。

※イベント終了時の合格きっぷの様子、桜の木が満開になりました。

技術的な工夫と課題解決

AR技術の選定

当初はマーカーレスのロケーションベースAR(VPS)を検討しましたが、会場環境(反射素材や白い壁が多い)が原因で検出が難しいという課題がありました。そのため、安定性を重視し、「サクラサク神社AR」では画像マーカー検知を、「サクラサクARアート」では平面検知の方式を採用しました。

シール印刷システムの工夫

シール印刷では2種類の異なるサイズの用紙設定を自動で切り替える必要があり、一見簡単そうな部分にも工夫が求められました。D1-Labの技術と知見を活かし、効率的な仕組みを実現しています。


D1-Labの強み

本イベントではAR、ハードウェア連携、CG作成といったD1-Labの得意技術を駆使し、最先端のシステム開発を実現しました。また総合プロデュース力との掛け合わせにより、迅速にプロジェクトを成功に導くことができました。


イベントは無事終了しました!

渋谷サクラステージで、D1-Labが手掛けた体験型コンテンツを多くの方にお楽しみいただきました。ご来場いただいた皆さま、本当にありがとうございました!


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