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D1のこと
自己紹介を兼ねて、私たちのストーリーを書きだしておこうと思います。
私たちは、「ごちそうソース」を夫婦で手作りしています。
夫が家庭用にとドレッシングを手作りしたのが始まりでした。
はじめは正直あまり好みではなくて(汗)、でも夫の研鑽魂に火がついて、何度も何度も作り直し、アップデートが続きました。
数ヶ月つけり続けたのち、今のごちそうソースにかなり近い形のドレッシングが出来上がりました。
家ではほとんど野菜を食べてくれなかった娘たちが(しかし、保育園では野菜は食べていたらしいという謎)ごちそうソースがあると、生野菜でも食べてくれる。むしろ、勝手に食べ始める、ということが起こりました。
「これは、やっぱり美味しいよね!」
と、家族みんながハッピーになるドレッシングになったんです。
それを、我が家だけで使うのはもったいない。
空き瓶に詰めたものをホームパーティーやお礼に持っていくようになりました。
そうすると、
「またちょうだい♫」と空き瓶が返ってくる。
「もっかいちょうだい!」
とおかわりがくる。
ということが、何人かから言われるようになっていきました。
そして最後には、
「買いたいから、売って欲しい」
とまで言ってくれる友人も現れたんです。
夫が作ったドレッシングが、家族以外の胃袋もつかんでいったのでした。
しかし、元料理人の夫は、食品を販売することの大変さも責任もわかっていて、簡単には踏み切れずにいました。
そんなある日、友人が出店するイベントで出会った方に
「シェアキッチンを始めるので、ドレッシング作って売りましょう。」
と突然言われたんです。
それが、今では浅草でオランジェット専門店を持つ の菊地くんでした。
ちょっとずつ、私たちの自己紹介を兼ねて、D1の背後にあるストーリーを書いていこうと思います。
お読みくださりありがとうございます。