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今日は友人を誘って大隈記念講堂にて行われたライブに行ってきた。『早稲田大学お笑い工房LUDO』これは私が応援している大学お笑いのインカレサークルだ。早稲田大学のインカレサークルであり、早稲田生と他大学生の割合は4:6程度と他大学から入部する人も多く今の大学お笑い界を牽引するサークルと言っても過言ではない。卒業生にはひょっこりはんやハナコの岡部さん、Gパンパンダ、まんぷくユナイテッドなどがおりお笑い好きの中では慶應義塾大学のO-keisと並んで有名なサークルである。そんなLUDOには年に一度早稲田大学の講堂で開催される大隈記念講堂ライブと呼ばれるライブがあり、これはサークル内でいちばん規模が大きなイベントだ。1年生から4年生まで多数のユニットが存在する中、審査を勝ち上がり選ばれた組だけが出演できる一大イベントであり、今年も厳選された21組が出演した。私が応援しているナユタはLUDO23期で現在大学4年生なのでこのイベントに出
られるのは今年が最後だ。今年の香盤表を見ると4年生が全体の半分以上を占めていて昨日のUNDER25同様23期の強さを感じる。

そして開場時間を迎えスタッフさんの誘導で前の方に詰めながら座っていく。大隈講堂のような広い会場に一人ぼっちは心細かったので特別お笑いに興味がある訳でもない友人に頼み込んでついてきてもらった。以前もナルゲキのライブに着いてきてもらったことがあるのでナユタの事はもちろん知っているし、何より大学お笑いに興味を持ってくれていたので気兼ねなく誘うことができた。

講堂の入口には出演する組のポスター（？）が貼られていてこの時点でもう楽しい。前述の通り自分が応援している23期にとっては最後の大隈。選ばれた組しか出られないという大切で大事なイベントだと思って見ると涙腺がおかしい私は既に訳も分からず泣きそうになった。同じ学生の括りからも外れてしまうことに寂しくなりながらも席に戻る。そしてやっと開演。暗転してOPVが流れ始めた時にはテンションが最高潮だった。今回のOPV、とにかくよかった。明転して塚本さんが話し出すまでずっとそわそわしていた。早く何かしらの媒体で見られるようにしてほしい。切実に。

ネタの内容については触れないがさすが選抜された21組だった。どの組も大学お笑いの枠に留めておいていいのか？と思うくらい面白かったが、大学お笑いだからこそこの粗さ、どぎつい下ネタ、固有名詞乱発が許されるのかなとも思う。トップバッターの2年フィルダースチョイスは2年生とは思えない堂々とした出で立ちでずっと爆笑をかっさらっていてすごかった。昨日ぶりのチャーシューくんもさすがとしか言いようがないくらい会場を自分のものにしていたしヤマネコもホリコシさんのスーツ姿が見られる貴重なコンビであり、宮田さんの独特の雰囲気が存分に活かされている大好きなコンビなのだがやっぱり大爆笑だった。ヘビモニも舞台を広く使って初大隈とは思えない落ち着きで良かった。交通事故で顔面が凄いことになっていた宮永さんも不謹慎ながらおもしろかったし、5時の鯨は付き添いで来てくれた友達にも大刺さりだったようでめちゃくちゃおもしろかった。バーズも荻野さんの良さ全開のコントで、そのまま同期のフルメタの漫才を続けて見られたあの香盤とてつもなくよかった。塚本さんすごい。

中MCでは髙沢さんとチャーシューくん(伊澤さん)の大暴走で爆笑したし本当に不謹慎なのはわかっているがやっぱり宮永さんのいじられ方が好きだった。

後半はランパオーンこと五十川さんが本当に大隈でやっていいの？というようなえぐい下ネタをぶっこんできて会場は本気で引いている人と大爆笑している人で綺麗に二極化していた。五十川さんには今後もこのスタイルを貫いてほしいし私は死ぬほど笑ってしまった。直後がナユタ。五十川さんの代わりに客席に謝罪していたけれど袖にいちばん人が集まっていたのはランパオーンらしい。ナユタは大好きなクイ研のネタ。途中で出てくるお姉さんおのはらさんと綺麗すぎるオチが大好きなので単独ぶりに見られて嬉しかった。ギュインギュインはこれぞ大学お笑い、といったネタ。終盤には石ちゃんの写真が出ただけで笑える謎のゾーンに突入してしまい終始爆笑していた。煉炭貴族のドラマ仕立てのネタも好きだったし大トリのストブルは4年生の貫禄があったし今日もキレキレで天才だった。

エンディングで21組全員集合。グレイモヤに行かなくてはいけないナユタ、ストブルは飛び出しなので帰り支度してそのまま登場、挨拶だけして先にはけていった。残されたメンバーの中ではまたもや伊澤さんが大暴走。急遽伊澤さんとヘビモニの対決が始まったりと最後までわちゃわちゃしていてとにかく楽しかった。もう23期のファンとしてこの大ライブに来ることはないけれど来年の大ライブもとっても楽しみだ。

自己満概念ナユタ