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最後の更新から気づいたら3ヶ月も経っていて自分の飽き性具合にいい加減腹が立つ。そんな私が久々に重い腰をあげてnoteを更新したのは11/2、3と早稲田大学の学祭があったからだ。私は予定があって2日目しか行けなかったけれど、それはそれは充実した1日だったのでここに書き記しておこうと思う。今回のお目当てはもちろん早稲田大学お笑い工房LUDOの公演。応援しているコンビが所属しているのもあってLUDOの公演にはできるだけ足を運ぶようにしているが、とにかくレベルが高い。以前このnoteにも書いた大隈講堂でのライブや、大学内の会場で行われる定期公演、そして23期のユニット池袋LUDOの単独ライブでも大学お笑いの下ネタや固有名詞を詰め込んだ荒削りかつクオリティの高いネタが見られるのが本当に楽しい。しかも演者スタッフ全員が大学生。同じ学生の手でこれらのライブが作り上げられている事実だけでワクワクするし興味をそそられる。
この日はずっと15号館にいた。理工展ライブにも行きたかったがどうしてもバッキバキ祭を前列で見届けたいという欲が勝ってしまい301教室の住人になっていた。朝イチで別の団体に顔を出して昼前に急いで会場に向かうとちょうどvol.2の開場時間に間に合った。早稲祭は普段のライブで見ているユニットとは違う初見のコンビやユニットのネタが見られるのが最大のメリットだと思う。私は普段23期の4年生をメインで見ているので、他の学年と一緒にネタをしているところを見られるのが本当に助かる。今年23期は1番上の学年なので、後輩を引っ張ってネタをしている姿を見られるのがとても嬉しかった。vol.2で好きだったのはキャラメルリボン。私は五十川さんのネタも挙動も大好きなので彼が舞台上でなにかしているだけでもツボに入ってしまう。普段のランパオーンとしての五十川さんとはまた違うキモさがあって面白かった。vol.3は全体を通して宮田さんが絶好調だった。宮田さんはヤマネコで堀越さんとコンビを組んで外部のライブや定期ライブにも出ているので目にする機会は多い。もちろん普段から宮田さんのあの雰囲気はめちゃくちゃ面白いのだけれど、vol.3の宮田さんがとにかくツボだった。ゴメス蘭丸では漫才で素のヤバさが際立っていたし俺たちin da buildingではひとりだけただ者ではない雰囲気を放っていて涙が出るくらい爆笑してしまった。他にもミュージカルや雨も滴るいい男が個人的に好きだった。またvol.3は1年生のクオリティの高さにも驚いた。日本男児、ポラリス、ニシンスウ3組とも初見だったが1年生とは思えない堂々とした出で立ちで声もはっきり通っていてよかった。
そしてラストがvol.4。2日目の早稲祭ラストの公演。
教室の後ろの方まで人が入っていてとにかく大盛況だった。この日ずっとバッキバキ祭にいた私は未だに堀越さんを目視できていなかったのでこの公演で初めて堀越さんを見ることになった。ナユタの堀越さん、小野原さん。ヤマネコの堀越さん。カルビジョンの小野原さん。ロンシャルドの小野原さん。基本的に見ることが多いユニットは上記のものだと思う。このvol.4では小野原さんが小太郎とロンシャルド、堀越さんがアディダスでの出演だった。上記のユニット以外のふたりを見ることがほぼ池単くらいしかないので楽しみにしているとMCが出てきて公演が始まる。塚本幹事長と小野原さんのコンビはコント。ロンシャルドは漫才。アディダスも漫才。小野原さんはコントや漫才のツッコミと普段ナユタでやっている立ち回りとは違うことをするユニットが多いように感じたので新鮮で面白かった。堀越さんはやはりツッコミの安定感が凄い。堀越さんが組むユニットは漫才が多いような気がしていて、それでいて堀越さんがツッコミに回ることが多いと思う。どのユニットでも共通してツッコミが安定しているのでこちらもフラットな気持ちで見られる。vol.4にしてナユタをコンプすることに成功し、4年生最後の早稲祭を見届けられたことの達成感でホカホカした気持ちのまま帰路についた。大学生じゃなくなってしまうのは本当に寂しいけれど残り半年、大学生の彼らを応援できる期間を有意義なものにしていきたいと強く思った。

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