競輪グランプリ2021🚴🏻♂️ その時、選手は何を思っていたのか〜妄想回顧〜
押忍!ジミーだ!
古性選手の優勝で幕を閉じた競輪グランプリ。
個人的にも租界に予想師として加入させて頂いてから初めての的中となってめちゃくちゃホッとしています。
レース終了後はめちゃくちゃ感動して震えが止まらなかったし、友達と電話で叫び合いましたw
TwitterのTLにもグランプリのことがかなり流れていて、3連単が50億くらい売り上げがあったのを見ても多くの方が競輪を目にする機会になったように思います。
ただ、みんながみんな競輪を知っているわけないしグランプリだから買ってみようって思ってる人も多いはず。
僕がよくわかってないまま有馬記念を買うみたいに人気から、知ってる選手から、誕生日車券とかの人も多いと思います!
もしかしたらそんな人の方が多いのかもしれないですね!
でも、せっかく見てくれたグランプリ。
わからないまま終わらせるのは勿体無い!
難しい言葉は使わずにわかりやすく、また、私ジミーの独断と偏見で選手はこう思っていただろうなぁ〜ってことを“セリフ風“に書いていきます!
名付けて、
〜妄想回顧〜
これを新企画としてやってみます!
好評なら続けてみようと思っていますので、ぜひご感想を頂けると嬉しいです!
注)自分が想像する選手の地区の方言で砕いて書きますが、あくまで選手をリスペクトした上ですのでご了承ください。
それでは選手入場
1松浦「よっしゃぁ!!1億円持っていくで!わいが松浦や!競輪界のエース“松浦悠士や!」
。。。
はい、というわけで全員が同じことを叫んで9人全員揃いました。
1松浦「みんなが構に入るのをしっかり見とるで。せっかく1番車取れたんや、俺がしっかり1番前を取って有利な展開にするんや」
2郡司「フッ、、」
7吉田、8宿口「俺たちは3平原さんの為に!」
号砲「パァァァン」
1松浦「いかん、郡司さん早いやんけ」
2郡司「おつかれ」
2郡司「ダッシュなら負けないぜ。毎朝5時半から朝練した成果を見せてやる」
2郡司「よし、作戦通り前が取れた。あとは誘導を車間を開けて7吉田の仕掛けに合わせて中段確保だ」
9清水「くっ、1松浦さん前取れんかったか。仕方ない、ここは7吉田より先に俺が動いて中段取りにいくで」
(この1松浦が前を取れなかったのか、もしくは前を取らなかったのかは定かではないです)
7吉田「2郡司さんが前をとったんだ。まあ俺には関係ない。俺は先輩2人のために先行するだけだ!」
4古性「2郡司さんが前取ってるやん。かまへんかまへん、俺は3平原さんの後ろに付けて一発狙うって決めたんや!この位置は譲らへん。横で勝てるもんなら競ってみいや!」
※残り2周と少し
9清水「7吉田より先に動く。そう、ここで動いて待避線にばっちり合わせる。そうすれば2郡司さんを越えれるはずや」
2郡司「フッ、、」
※残り2周
2郡司「おつかれ。そうはさせない!」
5佐藤・6守澤「ええやん、ええやん!!」
9清水「完璧なはずなのに。。くそっ!」
7吉田「俺には関係ないね!俺はただ踏むだけだ!ウオォぉぉ!」
7吉田「ウオォぉぉぉ!!」
2郡司「ちっ、4古性は3平原さんの後ろか。中段は取れるけど4古性までは出したくないな。4番手譲るか譲らないかどうする。。」
※残り2周半
2郡司「これは仕方ない。引こう。古性にはさすがに横では敵わない。それでも5番手だ、まだまだ勝負できる」
4古性「これが俺の存在感や!数々見せてきた俺の自在がこの4番手を産んどるんや!(ふぅー焦ったぁー、2郡司さん余裕あったから勝負しに来るんかおもたわ、あら、これはいけるんちゃう?)」
7吉田「ウオォぉぉ!死んでも平原さんを優勝させるんだ!!」
※残り1周
7吉田「残り1周だ!でもまだまだ!動け!動くんだ俺の脚!!」
8宿口「そろそろ俺の出番か!?でも吉田のかかり良いぞ。どうする、どこで切り替える」
2郡司「行くならここか?いや、位置は良いんだ。まだ我慢だ」
9清水「あと1周っ、、苦しい展開になってしもうた。もう行くしかない!行けるところまで行って1松浦さんに道を作るんや!」
※最終周回2角過ぎ
7吉田「ぐあぁぁ、自分ここまでっす!先輩たち後はお願いします!」
8宿口「よし、7吉田、気持ちは受け取った!!俺が3平原さんをゴールまで連れて行くよ!」
3平原「。。。」
9清水「ハァハァ、どうにかここまできた!もう少し、もう少し1松浦さんを引っ張るで!」
2郡司「9清水くんここまできたか!くそっ、もう少し早めに出るべきだったか、コースがない。でも冷静に。まだチャンスはあるはず」
4古性「。。。見えた!ここや!!」
4古性「よし、しっかりかかっとる!行けるで!」
3平原「7吉田、8宿口が頑張ってくれている。俺は見捨てない」
4古性「ウオォぉぉぉぉ!!!」
8宿口「4古性なんてスピードだ!関東作戦は完璧だったはず。。」
3平原「9清水は俺がきっちり止める。どうせ内からも5慎太郎さんが来てるんだろ?わかってる。内も外も俺が全部止める。だから8宿口、頑張って粘るんだ!」
5佐藤「隙の糸が見えた。3平原は外に出すから俺は内を突いていく。これがベテランの力よ」
2郡司「どうにか外に出せたけど1松浦と競ってしまった。。後は直線にかけるしかない!」
※最終周回4角
4古性「見える、見えるで、俺のゴールデンロードが!見ててください脇本さん!」
8宿口「くそぅ、くそぅ。。すみません平原さん」
3平原「8宿口ありがとう。お前はよくやった!俺は行くよ。でも最後の仕事は果たすからな!」
5佐藤「隙のいt、、、!?あれ、まさかこいつ(3平原)。。」
5佐藤「締められた!こいつ(3平原)やっぱり分かってたのか。。ここまで来ても8宿口を残そうとしてるのか!」
3平原「競輪はライン、でも8宿口、俺も守れてここまでだ」
2郡司「やっとコースが出来た。いけぇぇぇー!」
実況「4古性優作だ!!古性優作ゴーールインッ!!」
4古性「よっしゃー!!」
3平原「みんな頑張ってくれてありがとう。価値のある2着だ。いいグランプリだった」
2郡司「届けぇーー!!」
5佐藤「平原めーー」
実況「2021年の競輪界のスーパーヒーローはこの人!古性優作!」
観客、ジミー「うおぉぉぉぉ!!!(泣)」
。。。
選手はこんな気持ちだったのか、ちょっと違うのか、それとも全く違ったのかはわかりませんが、おそらくこんな感じだったんではないかと書いてみました。
競輪は難しいところも多いし、ラインもあって気持ちと気持ちのぶつかり合いもあってレースで起きたことが全部わかるわけではないです。
それがとっつきにくいところでもあると思うし、逆にハマる一因にもなっていると思います。
書くことでそうだったんだと思って競輪を知る、興味を持つきっかけになれればと思います!
一年間競輪界を引っ張ってくれた9名の選手に心から感謝すると共に、落車のないグランプリにホッとしています。
改めて古性優作選手おめでとうございました!
明日からは選手も僕らも2022年のグランプリに向けての戦い。
またよろしくお願いします。
ジミー