ジミーの妄想回顧🧐和歌山競輪決勝〜その時、選手は何を思っていたのか〜
押忍!ジミーだ!
第3弾になった今回の和歌山記念競輪。
結果的には的中となりグランプリ、立川と3連続で的中しているのでこの記事を書くモチベーションがありますが、外した時に果たして書くモチベーションを維持できるのか。。
ひとまず先の事は考えず、和歌山決勝を振り返っていこうと思います!
と、その前に
決勝で風を切りたくて
〜南関の2段駆け〜
ザ・ノンフィクション
今回の主人公は根田空史さん33歳
自力としてまた中堅として南関地区を引っ張っている選手です。
そんな空史さんにも苦い経験がありました。
空史さんにとって約2年前の2020年3月はかなり苦しい1ヶ月でした。
2020年3月15日、G3松山金亀杯12レース決勝
徹底先行で名前を売ってきた空史さんはレース前インタビューでも強気の発言を恐れません。
たとえそれが強敵揃いの記念の決勝でも
「このメンバーなら先行力では負けられません!自分が先行力1番あると自負しています!」
根田に付けるのは他地区の守澤さんでしたが、空史を信じて守澤さんを中心に買っていたファンも多くいました。
また、当然のように私も。。
だが蓋を開けて見れば空史は終始8番手の展開。
いつ?いつ?とハラハラしてみていた私もなかなか仕掛けない空史にだんだんイライラしてきました。
この辺りに来て、あぁもう行けないんだということに気がつきました。
このレースの後Twitterは大荒れ。
冷静に考えればホームでタイミング良く仕掛けた平原さんが良すぎただけなのですが、レース前のインタビューでの発言と全く違って仕掛けるそぶりすらなかった空史さんにかなり厳しいコメントが書かれる事態に。
また、同月のF1決勝でも同じようなコメントを残しながら蓋をされて不発。
Twitterには呆れたようなコメントも見られました。
ただ、空史さんはそもそも強い選手です。
私がいつまでも覚えているだけで、選手だって失敗することはあります。
この出来事は2年前の出来事で、今はあの頃の空史さんではありません。
あのあとも自力でしっかりと力をつけてきました。
「先行なら負けない」
踏み合いにもなる可能性がある今回の決勝戦。
先行できれば郡司さんの2段から優勝が見える番組。もちろん人気を集めています。
果たして結果はどのようになったのでしょうか。
それではレーススタートです。
生きてぇ〜る生きているぅ〜
はい、というわけでレース行きますw
和歌山決勝!
メンバーはこちら
根田からの郡司2段が決まるのか、話し合った上で松浦の前を走ることになった松本の先行から松浦2段が決まるのか。
はたまた、踏み合って古性に展開が向くのか。
ただ、先行で言えば松本よりは根田!
こんな感じでレースを考えていました。
予想はこのような感じで↓
前置きが長くなりすぎました。。
それでは妄想回顧スタートです!
1古性「調子が悪い?ふっw何をぬかしとる。俺はグランプリ王者やで?グランプリ優勝した後どれだけ忙しかったか知らんやろ。それでもきっちり決勝には間に合わせる。地元の9東口さんつけとんのや!負けへんで!」
2松浦「6松本君が頑張るっていうから任せたけど、昨日荒井さん付けても行かなかったし大丈夫かな。でも若い子の気持ちは買いたいね」
3根田「6松本君?知らない知らない。俺がどれだけ経験積んできたと思ってんの。昨日は抑え先行でも残れたし状態はバッチリ。南関2段が決まらないなんてのは昔の話。あと、ジミー君。2年も前の事を蒸し返さないでね」
9東口「俺が地元のエース!!」
号砲「パアァァァン」
2松浦、3根田「ここは前とったらダメなんよ」
1古性、4神山「前出ちゃったし、誰も行かんならまぁしゃあないか」
※残り3周
3根田「まぁいいんじゃないかな。6松本君が切ったらすぐに叩きに行くよ。もし蓋をしにきたら。。」
6松本「えーっと。。後方が取れたからこのまま先行っすよね。いや、違うっすね。3根田さんに蓋をして一気にいくんだった」
※残り3周目3角
6松本「そうそう、早めに動いてこの辺から蓋をするんっすよね」
3根田「(スゥゥゥ-)」
6松本「えっ!?2松浦さん!3根田さん下げましたよ!?え!?どうするんですか?」
※残り3周目2センター
2松浦「6松本君!冷静に!!」
6松本「やばいっす、3根田さんが見えないっす」
(原則レース中の会話は禁止されているので心の会話と思ってください)
3根田「わかるよ6松本君!でもね、まだまだ青い!もう昔の僕じゃないからね!」
残り2周
3根田「おりゃー!ここだー!!」
6松本「くっっ、、」
2松浦「判断が遅い!」
1古性「よしよし」
※残り2周目1センター
3根田「これが南関の漢気先行だ!」
6松本「くぅぅぅ。。」
残り2周目バック(打鐘)
3根田「ウオォぉぉぉー!!じゃない。まだここじゃない。俺には分かる」
1古性「か・ん・ペ・き・★」
2松浦「6松本君。まだ終わっちゃいないよ。君の力を見せてみろ!」
※残り1周
6松本「ここしかない!ラストチャンス!!」
3根田「よし来た。ここだ!うぉぉぉぉぉぉー」
1古性「まだここじゃない」
※最終周回1センター
3根田、6松本「うぉぉぉぉー!」
7郡司「はいはい見えました。6松本君ね。僕も結構2段失敗して勉強したからもう分かるよ。この6松本君の勢いは全然怖くない。2松浦君が切り替えて来ても大丈夫。強いていうなら5佐藤さんと1古性君が怖いかな。ここで6松本君を殺すのも勿体無いし、もう少し引きつけて1古性君に蓋をしといてもらおうか」
※最終周回バック
7郡司「よしここなら大丈夫!3根田さんありがとうございました!オラァァぁー」
3根田「ハァハァ、、いけー7郡司ぃーー」
6松本「くっ、2松浦さんすみません、、自分ここまでっす」
1古性「出られないっ。。7郡司さんにやられた!ここから巻き返せるか!?」
最終周回3角
5佐藤「7郡司君、、か・ん・ぺ・き・★」
1古性「抜け出せたと思ったら次は2松浦さんかいな。なんでやねん。。」
9東口「古性君苦しいか!?でもまだ切り替えるわけにはいかん」
最終周回2センター
1古性「どりゃぁぁぁ!2松浦さんかて俺の横には勝てへんのや!」
9東口「仕方ない。。」
5佐藤「優勝したいしもう踏みたいけど、俺が動いて中割られるわけにもいかんしな」
※最終周回4角
9東口「1古性君すまん、ありがとう。ちょっと早いけど地元やから許してや!突き抜けたるで!」
7郡司、5佐藤、9東口「うぉぉぉぉぉー!」
7郡司「おりゃぁー!完全優勝やー!」
役物「ズッキューーーン」
7郡司「3根田さん、5佐藤さんありがとうございます!!」
3根田「なんてことないよ!俺は俺の仕事をしただけ。お前が強かっただけだ!」
5佐藤「ウルッ」
というわけで、和歌山記念決勝は郡司選手の優勝で幕を閉じました!
決勝は根田選手の頑張りがあったとはいえ、完全優勝とかなり強かったですね。
ただ、SSの4人はきっちり決勝に勝ち上がって来ているのはやっぱり流石。
本調子には見えなかった中での修正能力には脱帽です。
次は15日から始まる大宮記念。
選手も予想師も500バンクを攻略できるのか!
次回もよろしくお願いします!
ジミー