ジミーの「妄想回顧」🧐#5 豊橋競輪決勝〜その時、選手は何を思っていたのか〜
押忍!ジミーだ!
妄想回顧シリーズのお時間になりました。
今回で第5回目になる妄想回顧🧐
舞台は、
G3豊橋競輪決勝!
SS3人や、力がある選手、調子いい選手がきっちり勝ち上がった決勝になりました。
早速出走表に行ってみましょう!
まずライン構成からおさらいしていきます!
・4取鳥-9清水-1原田-8中本
中四国ラインに九州の8中本が付ける西日本4車ライン。
まず考えるのがこのラインで、取鳥が逃げて清水の2段駆けが基本線。
また、後ろには11連勝中で絶好調の原田がいることで前が清水とは言え原田の差しが人気に。
中本は中四国との連携もあるし、単騎になるよりはここに付けることになってこのラインの信頼度は上がった。
警戒は郡司ライン。狙ってくる可能性もあるだけに取鳥は上手く仕掛けて4車を活かしたいところ。
・5郡司-3佐藤-7和田
他地区連携ではあるが、今となっては当たり前となった郡司-佐藤のSS連携。
相手は西日本ライン。2段が見えているラインを相手に組み立てをミスれば一瞬で終わってしまうがどうレースを運ぶのか。
・2吉田-6岡本
地元から勝ち上がった2人。
相手は郡司、清水で2車となればかなり不利な展開になりそうな地元決勝戦。
ただ、別線の踏み合い、もしくは中段が取れればチャンスがないわけではない。
予選で力になってくれた先輩、後輩の為にどうにか健闘したいところ。
ジミー予想はこのような感じで
記念決勝で言えば和歌山、大宮と2段駆けがきっちり決まっている中で西日本作戦は決まるのかどうか!
また、妄想回顧シリーズ5連勝なるかどうか。。
それではレーススタートです🚴🏻♂️
9清水「来月、全日本選抜もあるしここは景気良く優勝して終わりたいな。でも後ろには原田さん。恩はあるし自分だけの走りはできん。俺はそう言うん大事にしとる。しかも12連勝かかっとるじゃないですか。まあ見といてくださいよ。」
5郡司「グゥ〜じゃないですよ皆さん。これは目の準備運動しているんです。なんかこの前、吉田拓矢くんも立川記念で真似してた※1けどあれちょっと違うんだよなぁ。。」
※1 立川決勝での吉田選手
5郡司「片手なんだけどなぁ。。まあわざわざ言うことではないか」
2吉田「よしどうにか決勝!郡司のあれどうやるんだっけ?こうやるんだっけ?」
5郡司「あかーん。。吉田さんそっちの方で覚えてるじゃん。。やっぱり吉田拓矢くんには違うって伝えとこ」
3佐藤「おい、なんで俺だけブレとんのや」
号砲「パァァァァァン」
5郡司「ダッシュなら負けない。5番車でも前を取ってやる。西日本は前を取って突っ張るつもりやったんやろ?そうはさせん」
1原田「作戦通りや、前取るだけが競輪やない」
4取鳥「皆さん初めまして取鳥です。鳥取じゃないんです取鳥です。検索候補に出ないんで“とるとり“ って打たないといけないんですよね。。今回僕が前取ってそのまま突っ張るって思ってた人多いんじゃないですか?あのですね、僕のラインがどうにか前を取っても郡司さんはダッシュあるから後方にはならないんですよ。初手中段にいられると厄介でしょ?だからここは一気に行くんです。考えてますよ。俺、背負ってますから」
5郡司「前取れれば有利なんだよ。脚だけだと思ってる人いるみたいだけどそれだけじゃここまで来れないから」
2吉田「まあこうなるんだけどこれ前でれるんかいな。。郡司頼むから動かないでくれよ」
2吉田「とりあえず切りたい。郡司わかっとるよな」
※残り2周
2吉田「こら郡司!それではお前もきついやろ!大人しく引け!」
5郡司「そんなの無理に決まってるでしょ吉田さん!早く引いてください!ここで脚使ってる場合じゃないんですから!」
※残り2周回目、1センター
4取鳥「ここや!!ウォォォォー!!」
残り2周回目、バック
4取鳥「4車背負ってるし、中本さんもついてくれてるんだ!!絶対ライン出し切る!!オラァァァァー」
5郡司「だから吉田さん早く引いてって言ったのに、、合わせられるか?いや、脚使っちゃったしちょっときついかも」
※残り2周回目、3角
5郡司「どうする、、4車ライン結構かかってるし俺も脚がきつい。ここで競って3,4番手か?それとも下げて立て直すか?」
1原田、8中本「郡司やめろ!!引け!引け!来るんじゃねぇ!絶対引いた方が良いから!!絶対!」
※残り1周
5郡司「脚的にもここで競りに行くのは無謀だ。一旦引いて立て直そう」
1原田、8中本「フゥゥゥゥゥゥー助かったぁぁ」
9清水「完璧や!後はタイミングだけ間違えんように」
※最終周回1センター
9清水「まだ来とらんな。でも油断したらあかん。原田さんと絶対決めるんや!」
※最終周回、2角過ぎ
9清水「郡司さんはまだ来とらんが絶対来る人や。ここやで!!」
※最終周回、バック
9清水「取鳥くんごめんな。まだ来とらんけど相手は郡司さんなんや。しかも原田さんつけとるから郡司さんと被らせるわけにもいかんのや。行かしてもらうで!ありがとう、後は任せろ!!」
4取鳥「清水くん謝んないでよ!そう言う作戦じゃないか!いけぇー!!」
1原田「連勝なんてするもんじゃねぇな、、何じゃこの緊張感(泣)」
9清水「なに泣いてんすか原田さん行くっすよ!!」
※最終周回、3角
9清水「絶対郡司さんは絶対出させんし、原田さんも被らせん!!俺だけのレースじゃない。原田さんと直線で勝負するんや!」
5郡司「清水くん原括ってるな!脚も使ってるしこれはきつい!でも諦めないよ!!」
3佐藤「コース、コース、コース、、、」
※最終周回、4角
9清水「原田さん、僕はあなたが調子が悪くて上手くいかんかった時期も知っとるっす。何度も連携しているし、中国と四国でラインが別れることはあっても僕らの絆は深いんっすよ!勝てば12連勝。良いじゃないですかこの直線で僕と勝負っす!!僕が連勝止めますよ!!」
1原田「清水、、そんな早よ仕掛けんでもっと溜めて仕掛ければ確実に優勝できる展開やのに。。ありがとう。なら遠慮なしに本気で行くぞ!清水ぅぅぅぅ、、(泣)」
5郡司「くっっ、、きついか」
9清水、1原田「ウォォォォォォー!!!!」
3佐藤「やっとコースができたで、でもこれは届かんか?前も見えんかったし走りずらいし雨やなかったら、、」
カシャ
カシャ
カシャ
実況「原田ケンタローーー!」
ズキューーーーゥゥゥゥン
脳内「キュイン」
確か頭の中はこんな感じ。
と言うわけで今回は原田選手の完全優勝、12連勝で幕を閉じました!
にしても清水選手のタイミング。
原田選手を勝たせる仕掛けとまでは言わなくても、郡司選手がまだ来ていない中での切り替えで原田選手の優勝もチャンスを作りたかった感じが出ていましたね!
そして、原田選手も12連勝がかかっている中で焦って外に出すこともなくきっちり内を締めて走っていたのも印象的でした。
清水選手のコメントで原田選手が優勝してくれて嬉しいとも言っていましたし、清水選手と原田選手との関係の良さが出ていました。
(握手する2人)
(変に絡み合う2人)
そして何より原田選手。
12連勝で豊橋記念も完全優勝!
調子が良いとはいえこんなに勝ち続けられるものでしょうか。。
だってA級を9連勝で特進の世界ですよ?
それをS級、しかもSS相手にやってのけるのですから調子だけではなく肉体的なところや自分の競争スタイル、技術の面でかなりの努力があったんだと思います。
本人を見ても結構痩せたように見えるので今年に賭ける気持ちは高かったのかもしれないですね!
郡司選手は道中脚を使う展開になってしまい捲りきれず。
ただ、前取りから中段確保まで2段駆けの相手に出来る限りの良い展開に持っていったと思います。
もし吉田選手と踏み合わず、サラ脚で中段の展開の展開ならもしかしたら捲り切るか、もしくは原田選手、中本選手の位置を奪って結果は変わっていたのかもしれないですね。
最後に流石の佐藤選手。
最後はコースを見つけて3着にきっちり絡んでくるところは流石の一言でもう職人技です。
去年の後半あたりは不調な時期もありましたが、今は脚も戻ってもう前がどうであれ外せない選手です。
さて、原田選手はこの先どれだけ連勝を伸ばすのか。
個人的には大好きな選手で、出来ればグランプリで見たい!!
来月の全日本選抜が早くも楽しみです!
結果的にも妄想回顧を始めて5連続的中。
出来るだけこの結果も伸ばしていきたいですね!
それでは妄想回顧#5豊橋競輪はこの辺で終了です。
最後までありがとうございました!
ジミー