2016年2月主婦看護学生・国試2日前*
今日は苦手な心電図と、計算問題。点滴の滴下数を求めるのはそれほど難しくはないのですが、濃度の問題が苦手。0.5パーセントのメバチリン5gを、1000mlの生理食塩水で希釈して、8パーセントにして、それを毎分4mgで患者に点滴するときの1分間の滴下数っていう問題とかだと、滴下数は求めないといけない上に、薬剤の溶けている量を計算して、それを生理食塩水が何ミリなのかって計算して、最後に滴下数計算してって何段階もあって、たまにえっと、どうやって何から出したら良かったんだっけって思ってしまって混乱することもあるので、何度も繰り返し繰り返し解いて見ました。
学校へ受験票を貰いに行って、帰ろうと思ったら、先生が声かけてくれた。担任。この数日どうしてたん?大丈夫やった?自分で頑張ってた?って。「あ、ごめんなさい、一回も学校こんで」って言ったら「何言ってんの、自分でできる人はやってくれたらいいねん。私らも大変よ」って。先生も大変だったと思う。学校にたくさんギリギリの子達が来て指導するの。「先生不安~。今日と明日となにしよ~。苦手なとこ今からでもやったら間に合うかなあ」とか聞いたら「そんなもんもう、捨て。やらんでいい。もう十分やったんやから、今日明日はゆっくり落ち着いて、最後確認すべき統計の数字とか見たらいいよ」って先生。
それでも私が不安不安って言っていて、私はどれだけやっても多分不安で、クラスの中にいると劣等感感じるって話もしたら、先生が「こんなに頑張ってきたんやで。誰よりも長い時間勉強してきたんやで。大丈夫に決まってるやんか。あなたが解けない問題があったとすれば、それはみんなも解けないって。これだけやったのに、おかしいおかしい。考え方おかしいってそれ」って言われて(笑)。「クラストップクラスやのに、そんなこと言うててどうすんの。明後日みんなを引っ張ってや」って言ってくれました。先生ありがとう、私はいざっていう時に自信をなくします。
いざっていうときに自己効力感が下がります。でもそんな性格もぜーんぶひっくるめて、この人私のことよくわかったはるわって思いました。ありがとう先生。「落ち着くんやで、落ち着いてな。楽しんだらいいねん」って。はい、先生、知らない問題が出てもみんなも知らんやろうって思って気にしません。
大丈夫大丈夫。これだけやったんや。こんだけ頑張ったんや。人一倍国試の勉強始めるのも早かったし、人一倍やってたはず。スタートの学力が低かったから努力しただけですって先生に言ったら「スタートがなんなん。スタートが低かったんかしらんけどやな、結果クラスの上にいるんやからそれは努力の結果やんか。スタートが低かったから頑張ったので、まだわかりませんじゃないやんか。その結果実力ついてるやんか。おかしなこと言うなあ」って笑われた。
どうも安心できひん。でもきっと、安心したらあかんと思うので、試験が終わるまでは安心せず、気を許さず、最後までストイックにやって私にはちょうどいいんだと思います。楽しようなんて考えるからよからぬことが起きるんだ。明日の夜は何食べにいこっかな~って楽しんだらええねんって先生。ですね!明日はホテルにみんなとお泊り。多分みんなそんなテンションちゃうやろけど、ハラが減っては戦はできないですからね。夜ご飯はどっか外で食べるので、どこ行こうかなって楽しもう。ホテルでの時間は、入浴剤も持ったし、リラクゼーショングッズ持ったので、明日の夜はゆっくりテレビでも見ながらくつろぐぞ。
この大変だった3年間が、あと2日で終わる。終わる終わる終わる。タラレバ言わず、今だけを信じていこうって教務主任の先生も言っていたので、やったらよかった、そうしていればよかった、タラレバ言わんぞ。やるだけのことはやった、後悔はない、でいこう。
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