どうしても
マイナスの感情って何処からともなくやってきますよね。
私は、あ〜〜なんで今日はこんなに神経がトゲついているんだ〜ってなることがよくあります。
胸がざらざらするというか、胸の中にささくれがたくさんできているような気分に。
(私は神聖かまってちゃんのロックンロールは鳴り止まないを聴くと、このささくれに似た感情が生まれます)
それは前触れもなくやってくるし、そういう時は必ず過去の嫌なことを思い出します。
特に過去を思い出してしまった時、「あの時は辛かったな」という、完了した過去への感情が湧き出てくるのではなくて、「あの時」が、まるで「今」そうであるかのように、あの時の状況に自分が舞い戻ったかのような感覚になります。
これがすごく厄介。
あの時の状況を現在の出来事かのように反芻してしまいます。
苦しくなりすぎて収拾つかなくなるので、これをどうしても辞めたくて色々調べた時期がありました。
すると、これは一種の自傷行為ともいえるそう。
確かに、私はあの時の辛かった自分を忘れてあげたくないって気持ちが強いです。
今は何があっても滅多に落ち込んだり傷つくことはありませんが、だからこそ、あの時の弱い自分を捨てられません。
じゃないと、あの時の自分があまりにも可哀想で不憫だと思ってしまう。
あんなに情けなくて汚くて一生懸命だった私を、この世で誰も覚えていないなんてそんなこと私にはできないんです。
今は前向きで、昔からの友達にも明るくなったね強くなったねとよく言われます。
明るくて強いなんてその頃の私には考えられなかった「私」です。
だからこそ、今の私があの時の私を覚えてあげて、思い出す度に慰めていきたい。