SG-1000版「オセロ」 ちょっとだけ研究本 note公開版

はじめに

 個人サークル「ゲームよろずや うたたね」です。
 今回は、ゲームアンティーク2024 Ver.2.0の新刊を出していきます。
 あとがき以外は内容は同一ですので、当日購入できなかった方はこちらの記事を購入いただければと思います。

前書き

誰もが知っているであろうオセロ。ゲーム内容はいたってシンプル。そんなゲームは、当然テレビゲームとしてもいくつも出ています。
 
 今回はSG-1000版の紹介と、実際の強さについて検証していきたいと思います。

SG-1000版オセロについて

 1985年にセガからリリースされた、ツクダオリジナル公式ソフト。制作もセガ。
 このゲームの元は1983年に発売されたオセロマルチビジョンに内蔵されているオセロ。
 選択できるコンピューターのレベルはオセロマルチビジョン内蔵のものは8段階、今回検証するものは5段階。2人対戦も可能なので、オセロそのものの機能としては完結しています。
 Wiki調べによると、オセロマルチビジョンのレベル8は二段相当らしい。それを踏まえて、この後の検証結果を読んでいただければと思います。

検証について

・検証ソフト(アプリ):入門リバーシ(Android版)
 同アプリは、レベルが13段階。検証時の各レベル表記は、こちらで以下のような形で段級を設定しました。
 ※日本オセロ連盟から認定される段級とは違うため、参考程度としてください。
 ・レベル1~7(初級):10~4級
 ・レベル8~9(中級):3~2級
 ・レベル10~11(上級):1級~初段
 ・レベル12~13(有段):二~三段
 
 先後5番ずつ行っていきます(ランダム性を考慮して多めに行う)。
 勝敗とプレイ評価値の内容によって相手の強さを変えてまた検証し、最終的な強さを測ります。
 
 プレイ評価値について
 対局に勝った時に対局内容について評価される値。ごく稀に出ない。
 ~59 :初級
 ~99 :中級
 ~149 :上級
 150~ :有段

検証結果

レベル1寸評:
 
4級は勝率、プレイレベルともに妥当な値ですが、3級は手番による勝ち星が大きく違うので評価に悩むところ。内容的にも大勝というものがないのがプレイレベルに表れているので、ここは4級で評価とします。

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