新任教師へ〜部活指導を始める心意気〜
部活動の指導は中学教員にはある意味義務だと思ってます。
給料も出ない、教育課程にものっていないことから
部活反対派が盛り上がるのはもっともですが、
昔から部活動はあるものなので、最初から文句を言うのはどうかと思ってます。
というか、慣れてしまえば、部活の子の方が人間的に育てやすいと思っています。(そこはまたどこかで解説する)部活反対派の人は、「いや、授業でいい子を育てるべきでしょ」といいますが、別に育つ舞台は複数あってもいいし、他学年に顔が利きやすいのも利点だと思います。
とはいえ、新任教師が部活動顧問になることは負担が大きいです。実際初年度は部活指導が苦でたまらなかったし、苦労しました。そんな方々のために少しアドバイスしたいです。
色々パターンが考えられますが、自分と同じ境遇、
「元々陸上をやったことがなく、主顧問になった」
パターンで考えていきます。ちなみに自分も失敗しているので正解かどうかはわかりませんが、こうした方が良かったかなと考えながら書いていきます。
まず、「3年生と仲良くなること」です。
3年生は短距離は4ヶ月で引退する存在であり、彼らを気持ちよく引退させることが必要です。3年生は以前の顧問のやり方を尊重してやりきって引退してもらうのがいいです。陸上のことは全くわからないけど、一生懸命勉強するから、どうか4ヶ月一緒に頑張ろうという気持ちで接してほしいです。3年生はある程度大人だし、頼ると頑張ってくれます。3年生とは仲良くやりましょう。
次に、「全部部員に聞くこと」です。
どういう練習してきたの?どんな意味があるの?
どの大会に出るの?となるべく気になること全部聞きましょう。新チームになるとかなーり聞きづらくなるので、早めに聞いた方がいいです。
あと、できる人はでいいですが、「自分でプレーしてみる」ことです。
これはグッと心が縮まってやりやすくなります。
是非やった方がいいです!
これでしばらくは過ごし、なるべく早く練習メニューを組めるレベルまで勉強することが必要です。
ほんとに早ければ5月ごろに、「雑誌とか今までのメニューを参考にメニューを組んでみた」といって、
メニューを組んであげると一番いいです。
どちらにせよ、新チームになってからは顧問として存在感を出していかなければなりません。
最初は授業準備もあり、クタクタだと思いますが、あとが楽になると思って一生懸命陸上の勉強をしてほしいです。
以上ですが、もっと詳しく知りたい方は質問ください!