胃痛だと思ったら胆石性急性膵炎だった その①長年の胃痛

思い返せば大学生の時に最初のサインを体が発していました
胃に重い食事をとった後でもたれて苦しくなるようになりました
当然胃痛だと思い市販の胃腸薬を服用し始めました。

時は進み胃痛と付き合いながらも特にこれといった症状も無く、
たまに激しい胃痛があるぐらいでした
しかし2016、17年辺りから胃痛の一段階上の痛みが襲うようになりました

胃痙攣です(当時はそう思ってました)

胃薬を飲んでも効かず、刺すような激しい痛みがみぞおちを襲いました
しかし病院には行かずブスコパンという錠剤を買って服用したらこれがよく効いて遅くても30分程で痛みが落ち着くようになりました
今年まではブスコパンを服用すれば大丈夫だったのでまさに命の薬

胃痙攣になったらブスコパン これが合言葉でした

しかしブスコパンで応急処置は出来てもこの胃痙攣そのものは1か月~2か月に1回の割合で定期的に起きていました
これはどうにかしたいと2018年6月に近くの医院で胃カメラ検査とピロリ菌除去を行いました
そこから1年以上胃痙攣は起きず調子に乗って油っこいもの、炭酸飲料を摂取しまくりました

そのしっぺ返しが起きたのは2019年の夏
富士登山から帰った数日後に直後に激しい胃痙攣が襲いました
今回はブスコパンも効かずに嘔吐し一睡もできずのたうち回りました
早朝に急患の電話をするも対応できないとの事で朝一でクリニックへ
先生からは急性胃腸炎との診断、私もやっぱそうかと思いました
しかしこの時血液検査等は無くただお腹を触られただけでした

もしここまで見てくださった方がいましたら…
必ず「血液検査」をしてもらいましょう!
もしここで血液検査をしていたら2年早く膵炎と分かっていたはずだと思います…

処方された薬を服用して数日間スポーツドリンクやゼリーで凌いでいたら症状は落ち着いたのでやっぱり胃腸炎だったかと当時は思っていました
そこからまたしばらくはたまに胃痙攣になったりならなかったり
日常生活に影響が出るほどではありませんでした

時はまた流れて2021年の3月 執筆時から2か月前になります
4月に引っ越しを控えていてその準備をしていた最中に2年前と同じ
ブスコパンも効かない程の激しい胃痙攣を襲いました
前回と違い、嘔吐したら一気に痛みが引いたのでこの時はそれでお終い
しかしこれが体から発したラストコールでした…
そこから引っ越しの前後でかなり外食やコンビニ食の頻度が上がり更に脂ものを食べた結果、遂に体が限界を迎えることになります

その②に続く

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