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サシ飲み日記 vol.27 真ボス

肩書:リストリア グランデアルベロ オーナーシェフ
名前:シェフ 丸尾シェフ 丸さん(兵庫県加古川市)
出身:兵庫県加古川市
口癖:ミシュラン 集中 変態 厚かましい お客さま 嫁さん 娘
性格:努力 感性 天才 器

●サシ飲みツアー 兵庫 2days 急遽開催!
*vol.25 vol.26はちょい待ち!
*シェフとのサシ飲みを先にまとめたかったのだ☆

楽しさと厳しさと。
自由とワクワクと。
料理でここまで自分を表現できる人に会ったことなかったから。
最初は戸惑った。
そして惚れた。
そして付いていけなくなって…離れてからまた惚れた。

一緒に働けただけで嬉しい。
多分だけど、シェフはこれから全国区の料理人になるはず。
ミーハーではなくコアな。
オレ、ファンなんだろうね。
オープン時、変化、進化、現在。
目が離せない!
いろんな料理人知ってるし、みんなそれぞれ好きだけど、心奪われちゃった☆
シェフの料理、人間性に。
26か27歳で自分の店開いた度量と行動力に。
*オレが店を開いたのは32歳。シェフは常に先を行っている。先どころじゃない!

サシ飲みは一緒に働いてる時以来。
『無理を承知でサシ飲みしたいです!時間つくれたらよろしくお願いします。』
「えーよ!噂のヤツやな。やろう!」
ということで13年振り?サシ飲みスタート!

ただ今回のサシ飲み。公にできない内容多すぎて。

■出逢い
出逢いは自転車ユーラシア大陸ひとり旅2004、帰国日。
関空まで料理人の先輩後輩(PLAN DO SEE時代)が大勢で迎えに来てくれたあと。
加古川出身のスーパーフレンチシェフ、Iさんが、
「おい!加古川にうまいイタリアンあるんやけど今夜このまま行くぞ!わかったか!イタリア帰りの料理人がやっとるんや。わいの後輩じゃ。タコが美味いんや。パスタもええんや。おい、行くぞ!わかったか!返事は!!」
『よろしくお願します。』

*自転車ユーラシア大陸横断ひとり旅2004まとめ
https://note.mu/cyu/n/n9d9abfdc0315
詳細は後半。

「タコうまいやろ?やみつきになる味やろ?麺の茹で加減も抜群や。煮含めとるんや。絡めるんやないんや。ここのパスタは。イタリアの味なんや。お前ここで働け!わかったか!おい!返事は?海外知っとるお前みたいなヤツが向いとるんじゃ!」
ということで働くことになった。
両親に会う前、彼女(現嫁)に会う前に就職先、決まった。

■変態
「グランデアルベロ歴代スタッフ、料理人の中で宙樹以上の変態に会ったことがない。」
『シェフ、僕なんて全然普通ですよ。一般市民となんら変わりない。』
「どの口がそんなことを言うんや!厚かましい!」
『例えば、変態選手権なる大会があったとして。日本中から変態が集まるんですよ。僕なんて出場したとしても初戦敗退です。』
「そんなことあるか!図々しい、厚かましいやっちゃなぁ!」
*このやり取り、ランチ食べに行ったときも含め、3回くらいあった。
*宙樹って呼んでくれる人は貴重。
*変態は褒め言葉。

■名前
▼グランデ=大きい
▼アルベロ=木 樹
シェフの名前は大樹(さん)。
個人的な趣味の話だけど、店の名前に名前か苗字を入れてるとこってすごく好きで。
その人がつくる料理で勝負している訳で。
イタリアンとか中華とか色々あるけど、結局人なんだよ。その人がつくった料理を提供するんだから。
だから自分の名前を入れたレストランって良いよね。主観だし好みの問題でしかないんだけど。
潔いというか、堂々としているというか。

■ミシュラン
「オレ、ミシュラン目指してるんだよね。」
今も昔も上を目指す姿勢は感動させられる。
東京の白金。セレブの街にあるフレンチ『アルシミスト』さん。
星付きレストラン。
個人的に大好きで妻もファン。
錬金術師、魔法使い。
なんだけどシェフの料理、負けてないんだよなぁ。
「宙樹、お前はあんま星とか興味ないやろ?」
『そうですね。興味ないです。ただ、カレーってジャンルで星取ってる店もあるから、目指すか!ってなるタイミングあったら目指してみたい。って欲はあります。』
「スパイス使わなかったら宙樹の料理じゃないからな!」
*この話はこれ以上書けないね。

■夫婦
「宙樹、お前良い奥さんと結婚したなぁ。大事にしろよ!」
『シェフもですよね!』
*この話はこれ以上語れない方向へ展開(お互い)していったのでここまで!公開できない!
*時間足りないくらいこの話が盛り上がった。
*続きはまた!

■女房役
『女房じゃないけど、女房役で合ってるかな?表現。徳永さん(アルベロのサービススタッフ)ってシェフと別のアルベロの顔というか。彼女なしでこの店は語れないというか。』
「はっちゃんね。その通りかも?彼女なしでアルベロは語れない。」
*この話はここまで!公開できる内容なんだけど、そのうちシェフの口から徳永さんへ直接言うと思ったから。
*性別を超えた仕事のパートナーいる人、結構いるもんね。
*性別を越えた友達とかそんな次元じゃない。このふたりのやり取り、面白いんだよ。

■進化
『さつまいものコンポート、タコの焦がしアンチョビオイル、栗ブリュレ。僕がいた頃もやってた料理ですけどそれぞれ進化してますよね!パンチェッタの感じとか、茗荷の使い方とか、栗感の強さとか。』
「そんな昔からやってたっけ?」
『やってました。覚えてます。そして進化している。あの時すでに完成していたのに。感動しました。』
*未だにシェフのタコは大発明だと思ってる。ほんまにうまい。
*自分の料理を知り尽くしているからこその進化。
*下呂の料理人の方々に食べてもらいたい。加古川は遠いけど、ツアー組んじゃう?加古川というか播州ツアー!山田錦の産地巡ったり、神戸牛の畜産家に会ったり。

■オーナーシェフ
「オーナーシェフってさ、料理だけじゃなく食器とか家具とか音楽とか。時間も空間も演出しなければならない。世界で一番かっこいい仕事と思わない?オーナーシェフ。」
*13年前に聞いたことば。本当にそう思う。オーナーシェフは世界で一番かっこいい仕事。
*オーナーじゃない、シェフでもない。オーナーシェフ。

■総括
投稿できない内容、多すぎ!
シェフに会ってなかったら、今のオレは存在しない。
料理人としての厳しさだけじゃなく、楽しさと自由さとワクワクさと。自分の出し方とか。その辺を、いちばん大切な部分を横で学ばせてもらった。
天才なんて安っぽいことばで表現したくないんだけど、一回転した上で敢えて。
丸尾シェフは天才だ◎
*ひとつ前の投稿がシェフの料理(2018冬ランチ、ディナーじゃない)

サシ飲み場はシェフの同級生、さくらさんがやってるお店「ダイニング39」。東加古川駅近く。
ポテサラと鳥皮餃子が激ウマで、モルツの入れ方も最高で。
うまかったです。ごちそうさまでした☆
とシェフ、いつもいつもごちそうさまです!
ありがとうございました。

サシ飲みやったみんな!
facebookで副音声アップしてね☆
それで完成する。という妄想。
タグ付け必須。
オレの主音声、グダグダやから◎

時代は『サシ飲み』だね☆
ということでvol.25、26、28へ。
to be continued

*参考資料*
『サシ飲み』
https://note.mu/cyu/m/m77de18d4b3db

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脚色はご愛嬌☆

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