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サシ飲み日記 vol.2 逆指名

ほうれん草農家
慎太郎さん(独身)

『サシ飲み』初日、ダブルヘッダー第2試合は…
真面目で熱い人情家、ほうれん草に情熱を注ぎ込み、どんな環境でもほぼ同じ状態でほうれん草を出荷する見極めセンスピカイチ!
上原に来て、こんなに素晴らしい生産者さんが居るんだって感動☆
ってな感じで紹介しても全くおもしろくないんだよなぁ。
ってことでフランクに。

不器用で自分のことより他人のことを優先するあまり、自分のことが疎かになっちゃって。
心優しいというか、もう少し自分にも他人にも本当の意味での優しさ(=厳しさ)を身につけなきゃ、自分だけでなく他人まで崩壊させちゃうよ!
今の優しさは自己満足でしかなく、長い目で見たら思考停止の人間を育てることに加担し、結果誰のためにもならなかった。
なんてこと、会社でも組織でも良くあるからね。
もちろん地域でも。
崩壊の序曲を奏でる指揮者にならないで〜★
このお人好しぃ♪

ちなみに不器用で優しすぎる慎太郎さんが大好物♡

《サシ飲みインタビュー》

◯印象◯

①なんだろ?つかみどころがない!
10回くらい「なんだろ」って言ってから、絞り出してくれたことばが「つかみどころがない」。
ちょっとちょっと、つかみどころがないの、慎太郎さんの方だよ〜!
②良く考えている
今日、こうやって初めて『サシ飲み』やって、4時間くらい本音トークしたんだから、ひとつくらい掴めたところあるでしょ?
って聞いたらやっとひとこと。
「良く考えている。」
良く考えてるってどういうことかなぁ?
「常に先手を打ってる。」
常に先手って?
「起業が最優先の意味、よそ者視点の大切さ、初めて知った。」
「正直驚いた、オレのオレたちの1歩2歩、10歩20歩先まで考え、地域おこしとはなにか?について考え行動している。」
長くなりそうだから続きはラスト!

◯セッション◯

①商品化(農協などに出荷できないB品以下の野菜利用)
移住した理由のひとつに生産者たちと深く繋がりたい、ってのがあって。
こういう課題と向き合うのは凄く楽しい。
だからこそだね。
最優先はオレの起業!
そのために来ている。
店さえ構えたらいろんな食材、今まで捨ててた野菜や部位、全部買って料理しよう。
お客さんたちが喜んでくれるよう美味しい商品として売ってお金を創ろう。
要するにみんなで同時に稼ごう。
みんなで同時にハッピーになろう☆
だからだね。
店の立ち上げ準備、手伝って!
②リスペクト
生産者あっての料理人。
個人的な考えだけどこれは絶対。
慎太郎さんは謙虚だから、料理あっての生産者って考えみたい。
凄くいい。
たったこれだけの気持ちをお互い持ち続けることができたら、リスペクトし合えるもんね。
気持ちのセッション。
一番大切。

◯アイデア◯

①生産者をテーマにしたお料理教室
特定の食材や料理をテーマにしたお料理教室はよくあるけど、生産者をメインテーマにしたお料理教室ってあんまりやってないんじゃないかな?多分。
生産者と育てた野菜、同時に直に触れ合い、野菜への想いや、こうやって食べたら美味しいとか、生産者目線のお話を聞きながら…
旅人と料理人の経験を活かしたミクスチャーエッセンス加えることで、今まで知らなかった食べ方とかね。
提案だ。
生産者もお料理教室参加者も同時にハッピー☆
そういうのが料理を通して紹介できたら超いいな!って思ってる。
ちなみに慎太郎さんは、ほうれん草、里芋、白菜、キャベツ、胡瓜、茄子も育ててる独身イケメン農業ボーイ☆
お料理教室はだいたい女性が来るから、運が良かったら嫁さんゲットできちゃうかもよ?
できなくても、お母さんたちや参加者が女友達紹介してくれるかもよ?
生産者お料理教室の未来は明るい☆

◯派生◯
ということで、下呂市在住の独身生産者たち、セッションしない?
生産者お料理教室!
ついでに嫁さんもゲットだ☆の巻。

だいたいこんな感じ。
慎太郎さんってやっぱ素敵ボーイやった☆
彼とサシ飲みしたい方は、下呂市門和佐まで!
「ほうれん草農家の慎太郎さんに会いたい!」って言えば、村の人全員知ってます。
嫁さんも募集しているよー☆

『サシ飲み』って超楽しい!
サシ飲み相手の考えも聞けるし、自分の考えもまとまるし。
群れるとこれが。

みんな!
時代は『サシ飲み』だ☆
ということでvol.3へつづく…

to be continued

*参考資料*
『サシ飲み』
https://www.facebook.com/100000893409580/posts/1966629706710124/

△印象②つづき△

③就職より起業
3年の任期中に起業しなきゃ意味ないんだよね。
特に地域おこし協力隊は。
定住と起業がメインテーマなんだから。
なぜ就職ではなく起業推しなのか?
理由は簡単。
人口が減ってる地域限定の制度なのに、就職しちゃったら地域の雇用1人減るよね?
地域に残るはずだった地元の1人が遠くへ行っちゃうかもしれないよね?
本末転倒だよね?
だから起業。
結果、雇用まで創れたら最高。
簡単にいえばそれだけの制度。
地域の長所を活かしたなにかを使って起業するための支援制度。
この考えはすごく共感してくれた。
「せっかく税金で呼んだんだから、こき使わな損。」
こういう考え方があるのも理解できるけど、3年後、就職先の面倒を見てくれるわけでもなく、起業準備期間も与えられなかったら…
定住することなんてできないよね。
その考え方が結果的にいちばん税金の無駄遣いになる。
だからこそ起業。
だからこそ副業オッケー。
だからこそ定住 起業支援制度。
目先のことに捉われず、先の先まで読む。
というか、ゴールを決めてからの逆算だね☆

④継続 存続
会社やスポーツチームの例えが良かった。
トレードなど他所の血を入れることで視野が広がり、組織として強化される。
柔軟性が増す。
継続、存続する組織が創れる。
生物もそう。
強い種は環境の変化に耐える適応力を身に付けている。
地域も一緒。
継続 存続する地域であり続けるためにも地域おこし協力隊はよそ者で居続けるべき。
もちろん地域へのリスペクトは大切だけど、地域内に染まり過ぎたらそれこそ本末転倒。
制度として破綻する。
よそ者の血を混ぜることが目的なんだから。
だからこそ、地域が大切、地域だけでやりたい!ってことはよそ者に頼らず地域だけでやれば良い。
その方が感動するし学べることもたくさんある。
ちなみに歌舞伎メンバーは最高だから、超深く関わっていくよ☆
白雲座歌舞伎は間違いなく、いちばん地域おこしに繋がってる伝統文化だから。
単純にかっこいい!ってのが強いんだけど。
ちなみに今年、歌舞伎のこと全くわからんけど、歌舞伎が好きかどうかもよくわからんけど、歌舞伎メンバーたちと一緒に飲んで喋るの好きだから、今年ちょい役でデビューします。

#地域おこし協力隊 #サシ飲み
#料理人 #旅人 #宙
#岐阜 #下呂

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